完全版!セミナーアンケートに使えるテンプレ全て紹介
セミナーでは、終了後のアンケートに寄せられた回答が大きな意味を持っています。できるだけ多くの良質な回答を引き出し、今後へつなげていきたいところです。
とはいえ、アンケートは簡単に作れるものでもありません。
しかし、無料で良質のアンケートテンプレートを頒布しているサイトがいくつかあります。今すぐに必要である、という場面でも活用できるものばかりです。ぜひ、アンケートテンプレートを利用してみてください。
目次
1.セミナーアンケートテンプレ1.BOXILのアンケートテンプレート
「BOXIL」では、チェック式、記入式、もしくはその混合型といった多彩な形式でセミナー用のアンケートテンプレートが用意されています。目的に応じて、もっともフィットするテンプレートを利用するとよいでしょう。
いずれもアンケートテンプレートとしての完成度は非常に高く、多少カスタマイズするだけで使用できます。形式はWordおよびExcelのいずれかであるため、カスタマイズも容易です。
アンケートで必須となるような質問事項は、デフォルトの状態でほぼ網羅されています。追加でアンケートを取りたい部分があれば、適宜追加するとよいでしょう。
また、アンケート内容におけるバリエーションだけではなく、カラーもさまざま用意されています。テンプレートにおける多様性が高く、利用しやすいです。
BOXILのアンケートテンプレートを利用する際には、カラーにも配慮するとよいでしょう。
2.セミナーアンケートテンプレ2.QUESTANTのテンプレート
「QUESTANT」は、ダウンロード型ではなくWebアンケートという形式のテンプレートです。
用意されている設問が「なぜ必要なのか」ひとつひとつ解説されています。項目ごとだけでなく、そのアンケート自体の必要性についても説かれているのが特徴です。
アンケート結果を今後に活用する際、解説は非常に役立つでしょう。
Webアンケートなので、参加者はセミナー会場ではなく帰宅後に記入するといった運用も可能です。
また、QUESTANTには、セミナー用以外にもさまざまな場面に対応したアンケートテンプレートが用意されており、「従業員満足度アンケート」や「会社説明会アンケート」など、全部で24種類あります。
セミナー以外のアンケートテンプレートも完成度は高く、いずれも企業活動を続ける上で、必要性のあるものです。この機会に併せてダウンロードしておくのもよいでしょう。
3.セミナーアンケートテンプレ3.Formlab
「Formlab」は、下記のことを参加者に問いかけるアンケートテンプレートです。
- セミナーを知った経緯
- セミナーに対する満足度
- 次回開催時に学びたいこと
年齢や性別、氏名やメールアドレスを記入する項目も用意されているほか、記述形式のものもあります。氏名とメールアドレスを辿れば、次回セミナーへの案内がおこなえる作りになっていることも特徴です。
また、Formlabのアンケートテンプレートには、「個人情報保護」に関する記述もあり、個人情報流出を懸念している記入者の心理的抵抗も回避できます。記入者のより本音に近い意見も聞き出しやすくなるでしょう。
また、Formlabではセミナー用のアンケートテンプレート以外にも、さまざまな状況で使えるテンプレートが用意されています。これらもセミナー用のテンプレートと骨組みはほぼ同一です。また、個人情報保護に関する記述も加えられています。
4.セミナーアンケートに入れておくべき質問項目とは
まず、次回セミナーを開催する際に案内ができるようにする必要があります。氏名や電話番号、メールアドレスの記入項目は必ず用意しておきましょう。
その他、セミナーアンケートで必須となる質問項目は、おおむね以下の通りです。
【職業・性別・年齢】
セミナー参加者をセグメント化する際、必要となる項目です。今後のマーケティングにも活かされます。
【セミナーを知ったきっかけ】
何を経由してセミナーの存在に気づいたかを問う項目です。チェックボックス式にしておくと、より回答が得やすくなります。
セミナー告知サイト・ホームページ・DM、口コミ・雑誌・キュレーションサイトなど、複数の項目を用意しておきましょう。想定していない経緯を把握するため、その他という項目があるとなおよいでしょう。
【セミナーに参加した理由】
なぜセミナーに参加したのか、どのような悩みがあって参加したのかを問う項目です。
【セミナーを受講した後の変化】
セミナーを受講した結果、心境や考え方がどのように変化したか問う項目です。
【セミナーの満足度】
セミナーに対し、どれほど満足感を得ているかを問う重要な項目です。段階評価や点数制を用いると、回答が得られやすいでしょう。
【セミナーで他に知りたいこと】
次回開催へ向けた改善点を導き出す項目です。今回で解決できなかった問題を知り、次回セミナーに反映できます。
外国人の参加が想定される場合、英語での記述を加えておいてもよいでしょう。
5.セミナーアンケート質問項目例をご紹介
上記内容を踏まえれば、セミナーアンケートの質問項目は、おおむね以下のようになります。
【メールアドレス】( )
【セミナーを知ったきっかけを教えてください】
□セミナー告知サイト・□DM・□口コミ・□会社ホームページ・その他( )
【セミナーに参加した理由を教えてください】
( )
【今回のセミナーはいかがでしたか?】
非常に良かった ・良かった ・普通 ・あまり良くなかった ・良くなかった
【よろしければその理由を教えてください】
( )
【セミナーを受講し、何か変化はありましたか?】
( )
【今後他にセミナーで知りたいテーマ・題材はありますか?】
( )
【その他セミナーの感想などご自由にお書きください。】
( )
その他にも回収したい回答があれば、適宜追加するとよいでしょう。
ただし、あまりにも項目が多いと、アンケートへの回答を避けられてしまう可能性もあります。項目の総量には、十分注意しましょう。
6.必ずチェック!セミナーアンケートを印刷する前に
セミナーアンケートは、いかに多くの回答を得られるかが重要です。
以下のような、回答を回収しやすいコツが実践されているか、印刷する前に注意して確認しましょう。
まず、「優先順位の高い項目を上のほうに書く」ことが大切なコツです。上のほうにあれば、下にある項目よりも回答されやすくなります。
また、A4サイズでプリントアウトすることが理想的です。参加者が記入しやすくなるため、より多くの情報を回収できるようになります。
最低でも以上2点はおさえた状態で、プリントアウトしましょう。
そのほか、あえて「アンケート」という表題を定めない、という方法もあります。アンケートに回答するという行為に対して、一定の抵抗を示す参加者もいるためです。
たとえば「セミナー品質向上のため、ご意見をお聞かせください」というような文言に変えるなどの方法があります。このように表記すれば、より多くの回答を回収できるはずです。
7.まとめ
セミナーで必要となるアンケートは、すでに良質なものが多数テンプレートとして頒布されています。
自社で用意できない場合は、積極的に利用していきましょう。
必要に応じて、テンプレートはカスタマイズするとなおよいでしょう。
ちなみに、セミナーの計画立案、開催については、外部からアドバイスを得る方法もあります。
アドバイスを受ければ、セミナー運営の全体像が掴め、また事務局運営の効率化も期待できるでしょう。
以下の記事などもぜひ参考にしてみてください。
⇒【セミナー事業もアウトソーシング化できる!事務局代行のメリット】