社内コミュニケーション活性化の重要性とは?メリットや社内キャンペーン・事例を紹介
なんだか最近、社内がどんよりしている。チームに目標達成に向けた意欲が感じられない・・。そんな風に感じたことはないでしょうか。チームを活性化させ、モチベーションを上げて目標達成を実現するにはさまざまな仕掛けが必要です。
そこで有効なのが社内キャンペーンです。社内キャンペーンは、社内コミュニケーションの活性化に最適であり、その他にさまざまな目的で行われます。
今回は、社内コミュニケーション活性化の重要性やメリット、社内キャンペーンのアイデアを5つご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
1.社内コミュニケーション活性化の重要性とは?
社内コミュニケーションを活性化することで、社内で働く従業員の業務に対する意欲や従業員同士のつながりに大きな影響を与えられます。なぜなら、社内コミュニケーション活性化は、社内でのコミュニケーションを最適化する施策であるからです。
例えば、社内コミュニケーションに対する施策を行わない企業の場合、社内でのコミュニケーションの機会が減少する可能性が高まり、従業員に取って働きやすい環境でなくなってしまいます。しかし、社内コミュニケーションに対する施策を取ることで、従業員同士のコミュニケーションが行いやすくなり、モチベーションや結束力などさまざまな部分に良い影響を与えます。
そのため、社内コミュニケーション活性化の施策を取ることが企業にとってとても重要なことです。また、社内コミュニケーション活性化の施策を取ることで働きやすい環境の構築につながり、生産性の向上や離職率の低下など業務の効率化にもつながります。
このようなことから、社内コミュニケーションについて今一度見直し、必要に応じて活性化の施策を行うことで従来よりも良い企業を目指せるようになります。社内コミュニケーション活性化の施策についてはこの後の「3.社内コミュニケーションを活性化するには?」で解説しています。
2.社内コミュニケーションを活性化させるメリットとは?
現在、新型コロナウイルスなどの影響により働き方が大きく変わってきています。そこで、社内コミュニケーション活性化を行うことがとても重要です。ここでは、社内コミュニケーションを活性化させるメリットについて解説します。
社内コミュニケーションを活性化させるメリットは以下の3つです。
・従業員のモチベーションの向上が目指せる
・業務の効率化につながる
・従業員の離職率の低下が見込める
従業員のモチベーションの向上が目指せる
社内コミュニケーションを活性化させることの1つ目のメリットは、従業員のモチベーション向上が目指せることです。
社内コミュニケーションを活性化させることで、必然的に従業員同士のコミュニケーションが増えます。そこで、さまざまな情報を共有することで、従業員同士で成長しあえる関係を築けます。そして、働きやすい環境を従業員が作りあげることにより、働くモチベーションを向上させられます。
業務の効率化につながる
社内コミュニケーションを活性化させることの2つ目のメリットは、業務の効率化につながることです。
社内コミュニケーションを活性化させると、業務の情報を従業員同士が迅速に共有できるようになります。そのため、生産性が向上し、結果的に業務の効率化につながります。また、従業員同士の些細なコミュニケーションから良い施策が思い浮かぶ可能性もあります。
従業員の離職率の低下が見込める
社内コミュニケーションを活性化させることの3つ目のメリットは、従業員の離職率の低下が見込めることです。社内コミュニケーションが取れていない企業では、従業員の不満がたまっていく可能性が高いため、結果的に従業員が離職してしまうことがあります。
しかし、社内コミュニケーションを活性化させておくことで、働きやすい環境の構築や悩みを打ち明けられる同僚などが作りやすくなります。そして、結果的に従業員の不満がたまりすぎることを防止できるようになり、離職率を低下させることが可能です。
このように、企業と従業員それぞれにさまざまなメリットがあるため、社内コミュニケーションを活性化を行うことはとても重要です。
3.社内コミュニケーションを活性化するには?
先ほど解説で、社内コミュニケーションを活性化することで企業と従業員それぞれにさまざまなメリットがあるため、とても重要なことだと理解できたと思います。しかし、具体的にどのような施策を行えば社内コミュニケーション活性化を行えるか悩むことでしょう。
そこでここでは、社内コミュニケーションを活性化させる方法を解説します。
まず、社内コミュニケーションを活性化させる目的を明確にする必要があります。目的が明確でなければ、適切な施策が取れずかえって逆効果になってしまう可能性もあります。そのため、一番初めに社内コミュニケーションを活性化させる目的を明確に決定しましょう。
続いて、社内コミュニケーションを活性化させるための施策について考えます。施策は企業の社風に合っているものを選ぶとよいのですが、おすすめは「社内キャンペーン」や「社内イベント」になります。それぞれ、社内で簡単に始められる施策であるため、一度試してみてください。
施策が決定したら、実行し、社内コミュニケーションが活性化されたのか計測を行います。計測では、従業員に対してアンケートを実施することが手間がなく効率的であるため、おすすめです。また、計測結果によって施策が良いものであったと判断できたら、定期的に施策を行うようにしましょう。
このような手順で社内コミュニケーションを活性化させていくのですが、効果的なアプローチを考えるのはとても大変です。そのため、社内キャンペーンや社内イベントの開催の代行会社に依頼することで効果的なアプローチが取りやすくなります。ぜひ試してみてください。
4.社内コミュニケーションのアイデア
先ほど、社内コミュニケーションを活性化させるためには「社内キャンペーン」や「社内イベント」がおすすめと解説しました。ここでは、社内キャンペーンや社内イベントで行うアイデアを紹介します。
社内キャンペーンのアイデア
そもそも社内キャンペーンとは、ある目標や目的を達成するために短期間のイベントや呼びかけを行う方法の一つです。多くの企業で様々な目的で社内キャンペーンが行われています。社内キャンペーンのアイデアは以下の通りです。
①グッドジョブカード
別名、サンキューカードともいわれます。感謝したい相手や、いい仕事をした相手に対してメッセージカードをおくる方法です。従業員同士の仲間意識が高まり、会社へのエンゲージメント向上にもつながります。
②製品・サービス感想文コンテスト
会社に所属していながら自社製品を詳しく知らないという従業員は意外と多いものです。そこで実際に自社製品・サービスに触れて感想文を提出してもらうことで、自社への理解を深めることができます。コンテスト形式で実施し、優秀者には賞品を授与するのも効果的です。
③駄菓子プレゼント
心理学の実験で、人は大きなインセンティブを1回もらうよりも、小さなインセンティブを数回にわけてもらえる方がやる気があがることが証明されているそうです。そこで目標やマイルストーン達成ごとに、100円以内の駄菓子を従業員にプレゼントすることでやる気向上につながります。
④社員インタビュー
コストをかけず簡単にエンゲージメントを向上させる方法として社員同士でインタビューする方法があります。2人1組またはチーム単位でお互いにインタビューを行い、冊子やイントラネットにまとめることで互いについて深く知りあうことができます。
⑤Good&New
毎朝の朝礼などで、一人ずつ最近の良かったことや近況などを報告してもらう方法です。お互いにコミュニケーションをとるきっかけをつくることができます。週明けの月曜など、休み明けに実施するとよいでしょう。
社内イベントのアイデア
そもそも社内イベントとは、社内のコミュニケーションの活性化や業務に対するモチベーション向上を目的に行われる施策です。社内イベントのアイデアは以下の通りです。
①誕生日会
誕生日会は、月ごとに開催するイベントであり、行う月の誕生日の従業員にお祝いの言葉や軽いプレゼントを渡します。誕生日会を行ってもらうことで企業は、親近感を持ってもらいやすくなり、従業員も働くモチベーションが高まります。
②社員旅行
企業に勤める従業員で旅行に行くことで、いつもと違う一面を見ることができたり、業務の息抜きができるようになります。参加を強制するのではなく、参加できる従業員で行うことで効果を最大限に高められます。
③パーティー
パーティーは比較的簡単に開催できるイベントであり、従業員同士がコミュニケーションを取りやすいです。また、日々行っている業務の息抜きにもなるため、社内コミュニケーションを活性化しながら、モチベーション向上も狙えます。
5.まとめ
社内コミュニケーション活性化を行うために社内イベントを行った企業の事例を「イベント事例集(オフライン・オンライン)」にてまとめていますので、ぜひご参考ください。
社内コミュニケーションを活性化することで、企業と従業員それぞれにさまざまなメリットがあります。今回ご紹介したアイデアも活用しながら、自社が目指す目的を達成しましょう。