採用代行(RPO)企業10社を比較!企業選定のポイントをご紹介
現在、RPOの導入を検討している企業も増えてきていますが、RPOを提供している会社も数多いことから、どういう判断基準で依頼しようか決めかねているという企業も少なくありません。
もし、契約した会社と自社の方針が合わず、上手く業務が進められなかったりすると、途中で契約を終了せざるを得なくなってしまい、二度手間になってしまっては時間が非常にもったいないですよね。
そこで今回は、RPOを提供している会社に依頼するにあたってのポイントやオススメのRPO企業についてご紹介していきます。
RPOを検討している企業や採用担当者にとっては必見の内容となっておりますので、最後まで是非お読みください。
目次
1.RPOを依頼するメリット
そもそもRPOとはRecruitment Process Outsourcingの略で「採用アウトソーシングサービス」や「採用代行」とも呼ばれます。
一般的な採用業務はメインとなるコア業務とサポートのオペレーション業務にあたるノンコア業務の2つに分かれていますが、RPOでは「ノンコア業務」を中心に委託することができます。
RPO企業に依頼することによって、採用担当者がノンコア業務に当てていた時間を、候補者との向き合いや採用計画業務といった担当者の意思決定や判断を強く有する「コア業務の時間」へ割り当てることができます。
また、業務量を減らすことができるので、従業員の負担が緩和されて残業代などのコストカットや採用体制の構築、採用のプロが業務を遂行するので採用クオリティを高めることも可能なのです。
まさにRPOは採用担当者にとって頼りとなるサービスといえるでしょう。
2.RPOを依頼するときの判断基準
RPOを提供している会社によってそれぞれの特徴や強みがあり、「総合支援型」「コンサルティング特化型」「代行業務特化型」の主に3つに分類することができます。
そのため、自社がまずどのような目的でRPOを活用したいかを事前に情報整理した上で、RPO企業を検討するのが望ましいです。
その中でもRPOを実際に依頼する場合、どういった会社に頼めばいいのでしょうか。
企業を選ぶ際の判断基準の参考を3つご紹介します。
2-1.予算と見合っているか
RPOを依頼する場合にはもちろん費用がかかります。
大体の相場は各社で大きな差異はありませんが、各社が得意とする業務、対応可能範囲やオプション料金での対応になるかなどは、各企業で大きく異なる場合があります。
アウトソーシングサービスは、料金の高い・安いだけではサービスの質を判断しにくい部分があります。自社の予算をふまえ、解決したい課題感を事前に精査した上で、各企業へ相談してみましょう。
2-2.どこまで依頼することができるのか
ノンコア業務であっても、企業によっては依頼することができないという業務もあります。
契約後に依頼することができない業務が発覚してしまう場合には、トラブルの原因にもなりかねません。
あらかじめどこまでの業務範囲の対応が可能か、こうした場合にはどういう対応をとるのか、など事前に綿密なコミュニケーションをとれる企業かどうか、問い合わせの際に確認してみましょう。
2-3.自社の特性に合っているか
企業ごとに採用活動をする上での独自のルールや注力するポイントなどがあるかと思います。自社のルールを理解した上で支援をしてくれる企業を選ぶようにしましょう。
自社とマッチしない会社に依頼してしまうと、スムーズに業務を遂行することができない他、本来のRPOのメリットである工数削減やコア業務への注力ができずにかえって負担がでる可能性もあるので、依頼しようと考えている企業の強みや特徴をしっかりと確認した上で慎重に検討することが重要です。
3.オススメのRPO企業比較10選
今回はRPOを提供している具体的な企業10選をご紹介します。
株式会社ニューズベース
株式会社ニューズベースはオペレーション業務の代行を得意としながらも、セミナーや研修などの運営実績の知見も活かした、「運営とオペレーション」に強みを持ったRPOを提供しています。
全国の企業イベントを制作している「株式会社ニューズベース」が母体となっており、専任のプロジェクトマネージャーを中心に業務を遂行することで、緻密な業務設計と確かなオペレーション実行力に定評があります。
ただの業務代行では終わらず、ワンチームとなってお客様に寄り添ったサービスを提供することを心がけており、年間400案件におよぶ迅速な対応と質の高い業務で、初めて利用される方にとっても満足のいくクオリティを実現させています。
マニュアルの作成・活用による内製化もサポートしているので最終的に自社で業務を完結したい企業にとってもオススメです。
予算に合った対応も柔軟に行っております。サービスページの詳細ページはこちら。
株式会社ネオキャリア
参照:neo career GROUP|https://www.neo-career.co.jp/service/rpo
株式会社ネオキャリアは年間500件以上の利用実績があり、累計で10,000社以上にもなります。依頼企業によって独自のサービスプランを提案しており、コンサルティング業務なども承っているので、採用計画段階から依頼をすることができます。
また、目標の設定に応じて代行コストの調整や土日も受付可能なコールセンター業務なども魅力の一つです。
HELP YOU
参照:HELP YOU|https://help-you.me/service/hr/
HELP YOUは採用率1%の採用アシスタントが依頼に沿ったチームを編成して、スピーディーな対応が特徴的です。
SNSでのリクルートリストの作成や2020年の3月には株式会社シンカと業務提携を結んだことによって採用業務の設計から対応できるようになりました。
進捗状況の確認などについてはLINEやチャットワークなど普段から使い慣れているツールでの連絡も可能です。
株式会社エール
株式会社エールは主要都市だけではなく、全国にも拠点を持っているので、地方での採用ノウハウも豊富です。
全国規模でRPOの中では知名度がある企業なので、地方でRPOを依頼するのであれば株式会社エールに依頼するという企業も少なくありません。
丁寧なサポートはもちろんですが、求人広告を掲載した後のアフターフォローも的確です。
株式会社ONE
株式会社ONEはこれまでに3,000件以上の採用代行としての実績があります。
パッケージプランとオーダーメイドプランの2つがあり、新卒、中途、派遣など様々な雇用形態や業種・職種などの要望を考慮した上で金額が決まります。
柔軟な対応が可能なので、費用をなるべく抑えたい企業にとってもオススメです。
株式会社パソナ
株式会社パソナは転職エージェントとしても有名ですが、RPOもおこなっております。
コンサルティングとオペレーション業務に区別して担当に任せることや、アセスメントツールを用いることによって、自社に適した人材なのかなどの判別もすることができます。
株式会社マイナビ
様々なサービスを展開している株式会社マイナビですが、RPOもおこなっています。
株式会社パソナ同様に転職エージェントとしての実績もあるので、求人サイトの運営で培ったデータを基に、効率的で効果のある採用代行が可能です。
株式会社HRアソシエ
株式会社HRアソシエはリピート率90%以上を誇り、丁寧なサポートで継続的な付き合いが可能です。
企業の採用状況に合わせた柔軟な対応をおこなっており、ほぼ全ての業務を代行することができます。
長期的にRPOを利用していきたい企業にとってはオススメです。
レジェンダ・コーポレーション株式会社
レジェンダ・コーポレーション株式会社はこれまでに550社以上の採用をサポートしてきました。
スケジュールがブッキングしたときのイレギュラー対応なども可能で、実際にスタッフが常駐して採用活動をサポートするなど、手厚いサービが特徴的です。
マンパワーグループ株式会社
マンパワーグループ株式会社は派遣事業が50年以上も続く歴史ある企業で、豊富な知識を兼ね備えています。
RPOだけではなく、人材派遣や人材紹介の提案に変更も可能で、臨機応変に対応してくれる点が魅力の一つです。
また、レジェンダ・コーポレーション株式会社同様、スタッフが常駐するプランなどもあるので、採用体制の構築から依頼したい企業にはオススメです。
4.まとめ
今回はRPOに依頼するポイントやオススメのRPO企業についてご紹介しました。
RPOの需要が高まっていることで、RPOを提供している会社も続々と増えてきています。そのため、自社に合った会社を選ぶことが何よりも重要になってくるのです。
RPOの導入を検討している場合には、今回の記事を踏まえた上で自社に合った会社を選んでみてはいかがでしょうか。
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参考資料:
転職ベスト|【費用比較】採用代行・採用アウトソーシング(RPO)会社5選!
HELP YOU|採用代行(RPO)アウトソーシングサービス比較|依頼できる業務から実例まで紹介
HR NOTE|採用代行<RPO>比較29サービス|採用アウトソーシング各社特徴まとめ