【展示会ポスター】作り方や効果的にするためのコツ・注意点などを紹介!
展示会では、1人でも多くの来場者が自分たちのブースに来てもらうためにも、ポスターを作成してアピールをするのが一般的です。
しかし、どのような手順でポスターを作成すればいいのかわからないという担当者も少なくありません。また、効果的なポスターを作成するコツについて知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、展示会ポスターの作り方や作成するためのコツ・注意点などについて解説します。
目次
展示会ポスターを作成することで期待できる効果
展示会では、自分たちのほかにもさまざまな企業がブースを設置します。その中で一人でも多くの来場者から興味を持ってもらうためには、自社の特徴を適切に訴求する必要があります。
そこで活用されるのがポスターです。
展示会ポスターを作成することによって、自分たちがどのようなブースを設置しているのかを多くの来場者に知らせることが可能です。
興味を持たせることができれば、出展しているブースへと来場者を誘導することができ、集客へとつながります。
展示会ポスターのサイズ一覧
展示会ポスターは大きく分けて「A判」と「B判」があります。
サイズごとの特徴は以下の通りです。
- B0(1030mm × 1456mm):展示会ポスターのなかで最も大きいサイズであり、遠くにいる来場者にも伝わりやすい。
- A0(841mm × 1189mm):B0よりも少し小さめのサイズであり、写真用のポスターとして使われるケースが多い。
- B1(728mm × 1030mm):駅や店頭看板でよく使われるサイズであり、比較的規模の大きい展示会でも活用される。「B全」と呼ばれることもある。
- A1(594mm × 841mm):大規模な展示会だけでなく、小規模な展示会でも活用される。「A全」と呼ばれることもある。
- B2(515mm × 728mm):展示会ポスターのなかでは一般的なサイズであり、汎用性が高い。
- A2(420mm × 594mm):展示会ポスターのなかで最も小さいサイズであり、スペースが確保できない場合におすすめ。
展示会の規模や掲示場所に応じて展示会ポスターのサイズを選びましょう。
展示会ポスターの作り方
展示会ポスターの作り方は以下の5ステップです。
- コンセプトを決める
- サイズを選ぶ
- どのような情報を掲載するか精査する
- 画像や文字の配置を決める
- カラーやフォントを選ぶ
順番に解説します。
1.コンセプトを決める
まずはどのような展示会ポスターにしたいのか、コンセプトを決めます。
展示会に出展する商品やサービスには、あらかじめペルソナが設定されているはずなので、そのペルソナをもとにコンセプトを決めるのがおすすめです。
2.サイズを選ぶ
コンセプトが決まったら、展示会ポスターのサイズを選びます。
前項でも紹介したように、会場や掲示場所によって展示会ポスターの適切なサイズが異なります。そのため、あらかじめ会場がどれくらいの広さなのか、どのような場所にポスターを掲示できるのかを確認しておきましょう。
3.どのような情報を掲載するか精査する
次に、どのような情報を展示会ポスターに掲載するのか、精査していきます。
掲載する情報によって来場者の反応も大きく変わってくるので、展示会ポスターを作成する上で最も重要なステップです。
ペルソナをもとに伝えたい情報を選定したり、印象的なキャッチコピーを入れたりと、興味を持ってもらえるような内容になるよう工夫しましょう。
このとき、掲載する情報量が多すぎると、伝えたいことがわかりにくい展示会ポスターとなってしまいます。掲載する内容は、来場者に対して本当に伝えたい情報だけに絞るようにしましょう。
4.画像や文字の配置を決める
情報の精査が完了したら、画像・写真や文字の配置を決めていきます。
目を引く情報がしっかりと強調されているか気を配り、読んでもらいやすいよう情報の配置にも注意しましょう。
5.カラーやフォントを選ぶ
最後にカラーやフォントを選びます。
多くの色を使いすぎてしまうと、まとまりがないように見えてしまいます。また、あまりに個性的なフォントを選んでしまうと、文字が読みにくくなり逆効果となる恐れもあります。
色は使いすぎないようにして、フォントは読みやすさに気を配って、選定しましょう。
効果的な展示会ポスターを作成するための4つのコツ
効果的な展示会ポスターを作成したいのであれば、以下4つのコツを意識しましょう。
- 遠くから見てもわかるようなデザインにする
- 文字を入れすぎない
- 印象に残るキャッチコピーを入れる
- 自社の強みをアピールする
一つずつ解説します。
遠くから見てもわかるようなデザインにする
いくら展示会ポスターのサイズが大きくても、デザインが地味だとあまり目立ちません。
そのため、遠くから見てもわかるようにカラーやフォント・画像などを工夫してインパクトのあるデザインを心がけましょう。
文字を入れすぎない
展示会ポスターに文字を入れすぎてしまうと、来場者は何を伝えたいのかが理解できず、興味を惹く前に離脱する要因となります。
そのため、展示会ポスターには伝えたい内容だけをシンプルにまとめて記載するようにしましょう。
印象に残るキャッチコピーを入れる
展示会ポスターを作成しても、来場者から見てもらえるのはほんの一瞬です。そのため、ありふれた内容を記載しただけでは意味がありません。
見てもらった瞬間に来場者の興味を惹くためにも、印象に残るキャッチコピーを考えましょう。
自社の強みをアピールする
展示会ポスターを作成する上で、競合他社との差別化が重要になります。差別化を成功させるためにも、自社の強みを最大限アピールしましょう。
なお、これらの内容はポスターだけでなくチラシにも当てはまります。
展示会チラシについて詳しく知りたいのであれば、以下の記事をご覧ください。
展示会ポスターを作成する上での3つの注意点
展示会ポスターを作成する上での注意点は以下の3つです。
- 著作権には十分に気をつける
- 多くのカラーを使いすぎない
- 来場者の目線で作成する
順番に解説します。
著作権には十分に気をつける
展示会ポスターを作成する際に、写真やイラストを用いることが多々あります。
このときインターネットからダウンロードした写真やイラストを無断でそのまま使用してしまうと著作権侵害に該当し、罰せられる可能性があります。
商用利用が可能な素材かどうか、ひとつひとつ確認しておきましょう。
多くのカラーを使いすぎない
展示会ポスターを目立たせるために、多くの色を使いたくなってしまうところですが、前述の通り色の使いすぎは読みづらくなるため逆効果です。
具体的には、装飾に使用する色は4色程度に抑えるようにしましょう。
来場者の目線で作成する
展示会ポスターを作成する目的は、来場者に読んでもらって自分たちのブースに集客することです。
そのため、専門的な用語を使わないようにしたり、テキストだけでなく写真やイラストを用いてわかりやすくしたりするなど、来場者の目線で作成することを心がけましょう。
ブースに訪問するとどのようなことが分かるのかなど、ブース来場のメリットを伝えることも重要です。
まとめ
本記事では、展示会ポスターの作り方や作成するためのコツ・注意点などについて解説しました。
展示会ポスターを作成することで、自分たちがどのようなブースを設置しているのかを多くの来場者に知らせて、集客効果が期待できます。
展示会ポスターを作成する際には、文字を入れすぎないようにしたり自社の強みをアピールしたりすることを心がけましょう。
「自分たちで効果的な展示会ポスターを作成できるか不安」「展示会ポスターを作成するためのリソースが割けない」などの悩みをお持ちの担当者は、株式会社ニューズベースにお任せください。
株式会社ニューズベースでは、展示会主催者・出展者サポートを提供しており、展示会ポスターの作成を委託できます。
そのほかにも、ブースデザインの作成や備品準備・来場者対応など、さまざまな業務に対応しています。
これまで数多くの実績があり、お客様の状況によって展示会に精通したプロの担当者をアサインしますので、まずはお気軽にご相談ください。