オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するメリットとは?デメリットやポイントも解説
セミナー(ウェビナー)を開催するにあたって、オンデマンド配信を検討している企業も多いのではないでしょうか。
しかし、オンデマンド配信を行うことによって、具体的にどのような効果に期待ができるのか、あまり把握していないという方もいるはずです。
そこで本記事では、オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するメリットやデメリット、配信のポイントなどについて解説します。
目次
オンデマンド配信とは?
オンデマンド配信とは、すでに編集が完了している状態の動画をサーバーにアップロードすることで、ユーザーが自分の好きなタイミングで動画を視聴できる配信形式のことです。
オンデマンド配信をセミナー(ウェビナー)に活用することで、企業側は納得がいくまで撮り直しが行えたり、ユーザー側は場所や時間に関係なく視聴できたりするといったメリットに期待ができます。
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するメリット
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するメリットは、以下の3つです。
- クオリティを高められる
- 繰り返し利用できる
- 視聴してもらいやすい
ライブ配信と比較しながら、順番に解説します。
クオリティを高められる
ライブ配信の場合、リアルタイムで撮影した映像をそのまま流しますが、オンデマンド配信の場合、撮影した映像を編集・加工することが可能です。
必要のない部分はカットしたり、わかりづらい部分にはテロップを挿入したりできるので、配信する動画のクオリティを高められます。
そのため、より分かりやすく、学習効果の高いセミナー(ウェビナー)を実現することが可能です。
繰り返し利用できる
ライブ配信の場合、セミナー(ウェビナー)を開催するたびに撮影する必要がありますが、オンデマンド配信であれば、一度動画を制作すれば何度でも繰り返し利用できます。
動画制作の手間がかからなくなるため、リソースを確保するのが難しい企業にとってもオンデマンド配信はおすすめです。
視聴してもらいやすい
セミナー(ウェビナー)をライブ配信で開催する場合、リアルタイムでの参加となるため、スケジュールが調整できずに参加を見送る方も少なくありません。
しかし、オンデマンド配信では場所や時間に関係なく、自分の好きなタイミングで動画を視聴してもらえます。
そのため、オンデマンド配信はライブ配信に比べて視聴してもらいやすい配信形態です。
また、オンデマンド配信では速度調整や一時停止・リピートなども可能なため、自分の好みに合わせて視聴スタイルを変えられるのも、大きなメリットといえるでしょう。
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するデメリット
オンデマンド配信でのセミナー(ウェビナー)開催はメリットだけでなく、注意すべきデメリットもあります。
主なデメリットは、以下の2つです。
- ユーザーの集中が続かない
- 編集に時間がかかる
一つずつ解説します。
ユーザーの集中が続かない
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催する場合、ユーザーはライブ配信のような臨場感を味わうことができず、ただ動画を視聴するだけとなります。
完全に受け身の状態となってしまい、わからないことがあっても質問できないため、集中力が続かずに途中で飽きてしまうユーザーも少なくありません。
少しでもユーザーの集中力を持続させるためにも、より魅力的なコンテンツにしたり視聴後にアンケートを実施したりするなどの対策を講じましょう。
編集に時間がかかる
オンデマンド配信は、撮影した映像を自分たちで編集することが可能です。
しかし、自社に動画編集のスキルを持つ人材がいないと、予想以上に編集に時間がかかる場合があります。
また、動画編集のスキルを持つ人材がいたとしても、クオリティにこだわった結果多くのリソースを割いてしまい、ほかの業務に支障をきたすケースもあるでしょう。
編集作業にかかる手間を考慮したうえで、場合によっては編集の外注を検討するのもおすすめです。
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催する際の手順
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催する際の手順は、以下の3ステップです。
- 動画を制作する
- 制作した動画をプラットフォーム上にアップする
- 動画のURLを共有する
順番に解説します。
1.動画を制作する
まずは動画を制作していきます。
動画を制作する大まかな手順は、以下の通りです。
- 動画の構成や内容・予算について話し合う
- 動画の素材を集めるために撮影する
- 素材を基に動画を編集する
動画を制作するにあたって、パソコンはもちろん、撮影機材や編集用のソフトなどが必要となります。
動画編集スキルも必須となりますので、自社で制作するのが難しい場合には、外注を検討しましょう。
2.制作した動画をプラットフォーム上にアップする
動画を制作したら、その動画をプラットフォーム上にアップします。
代表的なプラットフォームといえばYouTubeです。
YouTubeであれば、多くのユーザーにとって馴染みがあり、無料で利用できるのでおすすめです。
3.動画のURLを共有する
制作した動画をプラットフォーム上にアップしたら、最後に動画のURLをユーザーに共有します。
くれぐれも間違ったURLを送らないよう、注意しましょう。
オンデマンド配信で効果的なセミナー(ウェビナー)を開催するポイント
オンデマンド配信で効果的なセミナー(ウェビナー)を開催したいのであれば、以下2つのポイントを意識しましょう。
- ユーザーの立場になって動画を制作する
- 外注を検討する
一つずつ解説します。
ユーザーの立場になって動画を制作する
たとえ自分たちがオンデマンド配信において、効果的なセミナー(ウェビナー)を開催したと思っていたとしても、それを判断するのはあくまでもユーザーです。
ユーザーがセミナー(ウェビナー)の内容に満足できなければ、最終的なゴールは達成できません。
オンデマンド配信で効果的なセミナー(ウェビナー)を開催したいのであれば、ユーザーの立場になって動画を制作する必要があります。
初心者にもわかりやすい内容となっているか、途中で飽きないような構成になっていないかなど、さまざまな点に注意しながら作成を進めましょう。
外注を検討する
オンデマンド配信で効果的なセミナー(ウェビナー)を開催するためには、動画のクオリティを高めることが必要不可欠となります。
しかし、動画のクオリティを高めるにあたって、十分なリソースと専門的なスキルが必要となるため、自社で制作するのが難しい企業も多いはずです。
そのような場合には、外注を検討してみましょう。外注することで、動画編集のプロが制作に携わるため、動画のクオリティを高められます。
しかし、セミナー動画の外注業者は数多くあるので、どこに依頼すればよいのかわからないという方もいるはずです。
株式会社ニューズベースでは、セミナープロデュースを提供しており、セミナー(ウェビナー)のオンデマンド配信における動画制作はもちろん、そのほかのさまざまな業務のサポートも行っています。
豊富な支援実績もあり、業務におけるプロが担当するため、初めて依頼する場合でも安心です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するメリットやデメリット・ポイントなどについて解説しました。
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催することで、動画のクオリティを高められたり、繰り返し利用できたりするなどのメリットに期待ができます。
ただし、ユーザーの集中力が続かなかったり編集に時間がかかったりするなどのデメリットがあるので、注意が必要です。
オンデマンド配信で効果的なセミナー(ウェビナー)を開催したいのであれば、ユーザーの立場になって動画を制作したり、外注を検討したりすることを意識しましょう。
オンデマンド配信でセミナー(ウェビナー)を開催するのが不安な方は、株式会社ニューズベースにお気軽にご相談ください。