イベントを開催する上で目標設定するメリットとは?おすすめのフレームワークやポイントも紹介!
企業は集客やブランド認知などさまざまな目的でイベントを開催しています。
これらのイベントを開催する際は、明確な目標を設定することが何よりも重要です。
そこで本記事では、イベントを開催する上で目標設定をするメリットやおすすめのフレームワーク・目標設定する際のポイントについて解説します。
目次
イベントを開催する上で目標設定が重要な理由
イベントを開催する上で目標設定が重要な理由は、最適な労力やコストをかけて効率よくイベントを成功させるためです。
イベントを開催する上で目標が設定されていないと、方向性が曖昧になってしまい、無駄な労力やコストがかかる恐れがあります。
目標設定を行うことでやるべきことが明確となり、ゴールに向けて最短距離で進むことが可能です。
目標を達成するために必要な労力やコストも可視化できるため、「何のための作業なのかわからない」といった状況がなくなり、従業員のモチベーション向上にもつながるでしょう。
これらのことから、イベントを開催するのであれば、まず最初に目標を設定することが重要です。次章で詳しく、目標設定のメリットについて見ていきましょう。
イベントを開催する上で目標設定するメリット
イベントを開催する上で目標設定するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- やるべきことが明確になる
- 客観的に評価できる
- モチベーションの向上につながる
順番に解説します。
やるべきことが明確になる
イベントを開催するにあたって目標設定することで、設定した目標から逆算して目標達成するまでのプロセスを組み立てられます。
その結果、やるべきことが明確になり、リソースをそれらに集中させることができます。
これにより、過度な労力やコストをかけずに効率よくイベントを成功させることが可能です。
客観的に評価できる
イベントを開催する上で目標設定することで、目標に対してどれくらいの進捗状況となっているのか、客観的に評価しやすくなります。
その結果、イベントにおける改善点が見つけやすくなり、効率よくPDCAを回すことが可能です。
また、イベントに携わった従業員に対しても公平な評価が下せるようにもなるでしょう。
モチベーションの向上につながる
目標は明確なゴールでもあるため、設定することで従業員のモチベーション向上につながります。
また、設定した目標を無事に達成できた際には、従業員一人ひとりにとって大きな自信となり、今後の業務にもよい影響をおよぼすでしょう。
イベントで目標設定する際におすすめのフレームワーク
イベントで目標設定する際におすすめのフレームワークとして、以下の4つが挙げられます。
- SMARTの法則
- KPIツリー
- OKR
- SWOT分析
一つずつ解説します。
SMARTの法則
SMARTの法則とは、1981年にコンサルタントであるジョージ・T・ドラン氏が提唱したもので、以下5つの要素の頭文字を取ってできたフレームワークです。
- Specific(具体的な)
- Measurable(選定可能な)
- Achievable(達成可能な)
- Relevant(関連性のある)
- Time-bound(期限が明確な)
上記に当てはめながら考えることで、自分たちに合った適切な目標を設定できます。
SMARTの法則の応用型として、「Realistic」(現実的)を加えたSMARRTや、「Evaluated」(評価される)と「Recognized」(承認される)もしくは「Rewarding」(報酬を与える)を加えたSMARTERなどもあります。
KPIツリー
KPIツリーとは、最終的なゴールであるKGI(Key Goal Indicator)を頂点に置いて、そこから枝葉のように分けた樹形図のことです。
なお、KPIとは「Key Performance Indicator」の略称であり、最終的なゴールまでの中間目標のことを指します。
KPIツリーを作成することで、KGIとKPIがどちらも可視化されるため、目標達成するまでにやるべきことがより明確になります。
OKR
OKRとは「Objectives and Key Results」の略称であり、目標までの達成度を測定できるフレームのワークのことです。
OKRを導入することで、全従業員に目標を共有できるようになり、コミュニケーションの円滑化やモチベーション向上などに期待ができます。
GoogleやFacebookなどの有名企業でも導入されたことのあるフレームワークです。
SWOT分析
SWOT分析とは、以下4つの要素の頭文字を取ってできたフレームワークです。
- Strength (強み): 自社の内部環境におけるプラス要因
- Weakness (弱み): 自社の内部環境におけるマイナス要因
- Opportunity (機会): 外部環境におけるプラス要因
- Threat (脅威): 外部環境におけるマイナス要因
イベントの開催に伴いSWOT分析を活用することで、自社の現状を多角的に把握することができます。
「強み」を活かす目標設定や、「機会」の中でより大きな成果を得られるような目標設定など、現状をもとにした実現可能性の高い目標を定めることが可能です。
イベントを開催する上で目標設定する際のポイント
イベントを開催する上で目標設定する際には、以下3つのポイントを意識しましょう。
- 具体的な目標を設定する
- 達成可能な目標にする
- 定期的に振り返りを行う
順番に解説します。
具体的な目標を設定する
イベントを開催する上で目標設定する際には、なるべく具体的な目標にしましょう。
「去年よりも集客人数を10%増にする」といった数値も含めた具体的な目標を設定することで、やるべきことが明確化されて従業員のモチベーション向上に期待ができます。
達成可能な目標にする
イベントの開催に伴い目標設定する際には、達成するのが現実的ではない目標にするのではなく、達成可能な目標にしましょう。
達成可能な目標にすることで、従業員はモチベーションを維持しやすくなり、成長の機会にもつながります。
定期的に振り返りを行う
目標を設定したら、定期的に振り返りを行うことを忘れないようにしましょう。
定期的に振り返りを行うことで、現在の進捗状況に対して設定した目標が大きく乖離していないかどうかを把握できます。
もし大きく乖離しているのであれば、状況に応じて目標を修正することも大切です。
まとめ
本記事では、イベントを開催する上で目標設定をするメリットやおすすめのフレームワーク・目標設定する際のポイントについて解説しました。
イベントを開催する上で目標設定することで、やるべきことが明確になったり、モチベーションの向上につながったりするなどのメリットに期待ができます。
おすすめのフレームワークとして、SMARTの法則やKPIツリー・OKRなどがあるため、ぜひ活用してみましょう。
イベントを開催する上で目標設定する際には、具体的な目標を設定したり定期的に振り返りを行ったりすることを意識してみてください。
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