良い研修とは?特徴や開催するために意識すべきポイントを解説!
ほとんどの企業では、人材育成のために研修を定期的に開催しています。
しかし、実際の業務に研修の成果が表れず、頭を悩ませている企業も多いのではないでしょうか。
その原因は「良い研修」を開催できていないことにあるかもしれません。
そこで本記事では、良い研修と悪い研修の特徴や良い研修を開催するために意識すべきポイントについて解説します。
目次
良い研修とは?
良い研修とは、企業と受講者の双方にとって共にプラスになる研修のことです。
たとえば、研修を受講することで受講者の業務に対するモチベーションが上がり、結果的に企業の売上向上にもつながるといった内容のものは、双方にとってプラスの効果があるため良い研修と言えるでしょう。
良い研修と悪い研修の特徴
良い研修と悪い研修の特徴についてまとめてみました。
良い研修の特徴
良い研修の特徴は、以下の通りです。
- 研修を開催するにあたって明確な目的が定められている
- 受講者のニーズや悩み・課題に応じた研修内容を提供している
- 実際の業務でも活用できるような知識やスキルを研修で習得できる
- 研修の開催によって売上や利益の向上につながっている
- 受講者の興味関心を惹いて楽しいと思えるような工夫を施している
上記のような研修を開催することで、効果的な人材育成につながります。その結果、実際の業務において研修の成果が表れる可能性が高くなるはずです。
悪い研修の特徴
悪い研修の特徴は、以下の通りです。
- 研修を開催する上で明確な目的が定められていない
- 受講者が抱えているニーズや悩み・課題を一切考慮せず、一方的な研修内容を押し付けている
- 研修内容が毎回同じでマンネリ化している
- 実際の業務ではあまり使われないような知識やスキルを習得させている
- 研修で最新の業界トレンドや技術が取り入れられていない
- 講師のスキルや経験が乏しく、効果的な指導ができていない
上記のような研修を開催した場合、受講者のモチベーションは低下してしまいます。その結果、研修を開催しても思うような成果が得られない可能性が高いでしょう。
良い研修を開催するために意識すべきポイント
良い研修を開催したいのであれば、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 目的を明確にする
- 受講者の知識やスキルレベルを把握しておく
- 参加しやすい環境を整備する
- インプットだけでなくアウトプットも行う
- 最適な研修方法を選ぶ
- 効果測定を行う
- 運営部分を外部に委託する
順番に解説します。
目的を明確にする
良い研修を開催するためには、受講者一人ひとりが当事者意識を持つことが重要です。
そのためにも、「なぜ研修を受講する必要があるのか」目的を明確にしましょう。
抽象的な目的では、あまり効果に期待ができないため、「今回の研修を通して〇〇の知識を習得し、実際の業務である〇〇に活かす」といった形で、明確な目的を設定することが大切です。
受講者の知識やスキルレベルを把握しておく
すでに受講者が持っている知識やスキルについての研修を開催した場合、受講者からは「研修を開催する意味がない」と思われてしまいます。
そのような事態を避けるためにも、事前に受講者の知識やスキルレベルを把握しておくことが重要です。
そのうえで、目的を達成するために受講者が習得すべき知識やスキルを提供できるような研修を開催しましょう。
主体的に参加できる環境を整備する
研修において、グループワークやディスカッションを取り入れている企業も少なくありません。
その際に「自分の意見が否定されるのではないか」「自分の意見で変な空気になるのが怖い」といった不安を抱え、主体的に取り組めない受講者もいるはずです。
そのような不安は、良い研修を開催する上での妨げとなる可能性があります。
そのため、「意見に優劣をつけない」「発言者の意見には耳を傾ける」など、注意事項やルールを事前に共有し、そういった不安を抱える受講者でも参加しやすい環境を整備するようにしましょう。
インプットだけでなくアウトプットも行う
研修で学習した内容を実際の業務に活かすためには、受講者一人ひとりの記憶に定着させる必要があります。
そのためにも、研修中にはインプットだけでなくアウトプットも行うようにしましょう。
アウトプットを行う代表例として、グループディスカッションやロールプレイなどが挙げられます。
グループディスカッションやロールプレイを取り入れることで、受講者の集中力向上にも期待ができます。
最適な研修方法を選ぶ
研修方法は以下の通り、さまざまな種類があります。
- 集合研修
- OJT
- eラーニング
- ロールプレイ
- グループワーク
- ワークショップ など
それぞれ特徴が異なるので、どのような研修を行うのかによって最適な研修方法を選ぶようにしましょう。
効果測定を行う
良い研修を開催したいのであれば、ただ研修を開催するだけでなく、実施後の効果測定を必ず行うようにしましょう。
効果測定を行うことで、担当者は良かった点や改善すべき点などを把握できるようになります。
把握した内容を次回の研修に反映させることで、次第に良い研修へとつながるはずです。
運営部分を外部に委託する
最近では、良い研修を開催するために研修の運営部分を外部に委託する企業も増えてきています。
研修運営を外部に委託することで、担当者は負担を大幅に軽減することができ、研修内容のブラッシュアップに使う時間も増やせるようになります。
また、研修におけるプロが自分たちの代わりに研修業務を行ってくれるため、これまで以上にクオリティの高い研修開催にもつながります。
研修会社は数多くあるので、以下の項目を比較検討しながら慎重に選びましょう。
- 自分たちの目的やニーズにマッチしているか
- これまでの実績はあるか
- どこまでの業務を委託できるか
- 担当者とのコミュニケーションはスムーズか
- 要望に沿ったカスタマイズが行えるか
- 費用はどれくらいかかるか
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まとめ
本記事では、良い研修と悪い研修の特徴や良い研修を開催するために意識すべきポイントについて解説しました。
良い研修の特徴として、明確な目的が定められていることや、受講者のニーズや悩み・課題に応じた内容を提供していることなどが挙げられます。
良い研修を開催したいのであれば、受講者のレベル感を把握したり効果測定を行ったりすることなどを意識しましょう。
また、外部への委託を検討してみるのもおすすめです。
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