会社でハロウィン?お菓子配りはあり?社内で季節イベントをやるべき理由
ここ数年、日本でもすっかりイベントとして定着した「ハロウィン」。ハロウィンの醍醐味はなんといっても「仮装」ですが、社内イベントとして仮装をやっている会社が増えているそうです。大人が本気になってやる仮装は、個性があふれて楽しいもの。社内でハロウィンを行うことで、社員の意外な一面を見られます。また、お菓子配りなど比較的簡単なものから実施できます。
本記事では、社内イベントでハロウィンを行う醍醐味やお菓子配りはありなのかについて解説していきます。ぜひ、あなたの会社でもハロウィンを取り入れてみませんか?
目次
1.なぜ、ハロウィン=仮装?
もともとハロウィンは、秋の収穫を祝い、悪霊を追い払う宗教的な祭りでした。現在ではアメリカやイギリスなどの英語圏で民間行事として定着しており、カボチャの飾りつけや、仮装をした子どもが「Trick or treat!(お菓子をくれないといたずらするよ!)」と言いながら、家庭をまわってお菓子をもらうイベントが有名です。日本では、1983年にキディランド原宿店が行った仮装パレードが最初だといわれています。
原宿で行われたハロウィンの仮装パレードから数年を経て、近年日本ではハロウィンをイベントとして行うようになりました。ハロウィンのイベントでは、基本的に自分好みの仮装で楽しんでいる方が多いです。このようなことから、日本では「ハロウィン=仮装」して行うイベントと認知されています。
2.社内イベントでハロウィン仮装をやるメリットは?
ハロウィンは公共のものだけではなく、近年社内イベントの一環として行われることもあります。ここでは、社内イベントでハロウィンをやるメリットについて解説します。社内でハロウィンをやるメリットは以下の通りです。
・なんといっても楽しい!
・社員の意外な一面が……!?
・実はお手軽!会社初のイベントとして最適
2-1.なんといっても楽しい!
あこがれの職業の制服や、普段は着られないドレスを着てみたい。子どものころ好きだったヒーローの格好をしてみたい。人にはだれしも「変身願望」があります。そんな願望をかなえるのが、「仮装」です。
最近は、量販店やバラエティショップなどで専用のグッズも売っており、意外と手軽に挑戦することができます。テーマを決めて数人で衣装を統一するもよし、手作りをするもよし。準備に少し手間はかかりますが、当日は「着るだけ」なので、ハロウィン仮装はだれでも簡単に楽しむことができるイベントなのです。
また、ハロウィン仮装を行うだけでいつもの社内とは違った雰囲気になり、普段の業務の疲労や悩みなどの解消につながります。このようなことから、社内イベントでハロウィンを行うことで、自分好みに仮装を楽しみ、普段たまっている疲労などをリフレッシュできるため、おすすめです。
2-2.社員の意外な一面が……!?
厳密なルールはないので、社員はそれぞれ思い思いの格好をします。「普段おとなしそうな女子社員が濃いメイクで魔女に変身!?」「部長があのアニメの主人公の格好をするなんて……実はアニメ好きだったんだ!」など、社員の意外な一面を垣間見ることができるかもしれません。社員の意外な一面を知ることで、コミュニケーションが増え、社内のコミュニケーションを活性化させられます。
また、社内イベントをきっかけに、普段あまり話さない他部署の社員とも交流を深めることができます。このように、社内イベントでハロウィンを行うことで、社員同士のコミュニケーションの場を設けることができ、社内エンゲージメントの向上が可能です。
2-3.実はお手軽!会社初のイベントとして最適
社内イベントというと、企画する側である総務部が大変なのでは? と思われるかもしれません。しかし、ハロウィンイベントは意外とお手軽。社員がそれぞれに仮装のための衣装を用意するので、企画側はあまり負担がありません。これまで社内イベントを行う機会がなかったのなら、会社初のイベントとして開催してみてはいかがでしょうか?
社内イベントとしてハロウィンを行う場合は、あらかじめ社員に告知しておくことで、仮装の準備等を円滑に進められます。また、会社としてハロウィンをより盛り上げるため、会社内をハロウィン仕様に装飾するといったことも良いでしょう。社内イベントの企画が難しい場合は、ぜひプロの手を借りてください。
3.ハロウィンで会社の仲間にお菓子を配るのはあり?
ハロウィンでは、「Trick or treat!(お菓子をくれないといたずらするよ!)」という言葉が有名であるため、会社内でお菓子を配りたいと思う方もいることでしょう。しかし、「お菓子を配るのは迷惑ではないか?」「配ったら怒られる?」と考えてしまう方もいると思います。
会社にもよりますが、基本的にハロウィンで会社の仲間にお菓子を配るのはありです。どうしても心配な場合は、会社の役員の方に配ってもよいか聞いてから実施すると良いでしょう。
また、お菓子を会社の仲間に配ることで、社員同士のコミュニケーション活性化につながるため、おすすめです。お菓子を配るタイミングとしては、ハロウィンの時期のお昼休みなどがベストとなっています。ハロウィンの時期には、お菓子を会社の仲間に配り、コミュニケーションを取ってみてください。
まとめ.本格的な社内イベントにしたい場合は?
前述のように、社内イベントでハロウィンの準備を行う場合、社員個人に任せて簡易に開催する方法もありますが、イベントプロジェクトを発足して大々的に行うことも可能です。各部署から1名ずつメンバーを選出し、「ハロウィンプロジェクトチーム」を立ち上げれば、部署間の交流に一役買うことができます。
また、当日は仮装するだけでなく、終業後に懇親会を開催してもよいでしょう。ハロウィンのカボチャにちなんだ料理やお酒を用意したり、室内の飾りつけをしたりすると、気分もぐっと盛り上がります。「逆Trick or treat」と称して、仮装したプロジェクトチームが仕事中の従業員にお菓子を配ってまわるというサプライズを行った会社もあるそうです。
社内イベントの楽しい様子を社外にアピールしない手はありません。エントランスをハロウィン仕様にデコレーションしたり、イベントの写真をコーポレートサイト、Facebook、Twitterなどに掲載したりして、積極的に社外へ情報発信していきましょう。
社員が楽しむ様子は、会社のイメージを向上させることにつながります。社員間のコミュニケーションを活性化し、会社のイメージアップができれば、まさに一石二鳥といえるでしょう。
ハロウィンシーズンには、ぜひ社内イベントを行ってみてください。