【分野別】セミナーを比較する際に選ぶポイント紹介

公開日:2019.11.08  更新日:2019.11.20

 

世の中にセミナーはたくさんありますが、どれを選んだらいいのか迷いますよね。
なかには少し怪しいものもありますし、本当に欲しいと思っている情報が得られるのか悩むことも多いでしょう。
わざわざ時間をかけて参加するので、失敗はしたくないものです。

セミナー選びのポイントは、セミナーに参加する上で適切な情報を知っておくことがとても大切。

そこで今回は、分野別のセミナーを比較する上で適切に選ぶポイントをお伝えします。

 

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1.セミナーを比較する際の比較ポイント

セミナー探しをする前に、そもそも、あなたは何を知りたいのでしょうか。情報を得ることでどんな課題を解決したいのでしょうか。セミナーは、あくまで情報を得るための「手段」でしかありません。後からよくよく考えてみると、「セミナーに行くほどでもなかった」と後悔することもあります。そこで、失敗しないためにはセミナーを比較する際に主催者のサイトを調べるなど事前情報を必ず調べましょう。

 

事前情報は、特に下記の4つの基準をもとに比較することが大切です。

 

①情報の新しさ

まずは最新情報を得られるセミナーかどうかを確認しましょう。わざわざセミナーに行く理由のひとつに、ネットでは得られないリアルタイムの最新情報を得ることが挙げられます。よいセミナーでは、セミナー当日や前日のニュース、業界変化を踏まえて説明をしてくれます。

 

②情報の種類と量

セミナーはたいてい受講するために時間が必要です。わざわざ時間をかけるのですから、なるべく多くの情報を得たいものですよね。なんとなくセミナーに応募して参加するのでは、得られる効果が薄くなります。事前にあなたが悩んでいることや知りたい情報を箇条書きにしておき、それぞれの項目ごとに必要な情報が得られるかを検討しましょう。

 

③情報の前提条件

得たい情報には前提となる知識が必要な場合があります。例えば、住宅ローンであれば購入したい物件の種類や年収基準などの知識が必要です。不動産投資であれば、一棟まるごと所有、区分所有などセミナー開催の前提となる基礎知識が求められる場合があります。セミナーに参加する前に、関連情報を調べておけば当日の知識吸収効果が高まること間違いなしでしょう。

 

④情報を発信している人

一番重要なポイントが「誰が」そのセミナーの講師、主催者なのかというポイントです。わざわざ時間を割いてまで素人から教わろうとは誰も思わないでしょう。なるべく詳しい方から情報を得たいものです。必ず事前に主催者のセミナー開催目的やセミナーの講師がどのような経歴なのか詳しく調べておきましょう。

 

今回はセミナーの中でも特に情報量が多い不動産、住宅ローン、グループウェアについて選ぶポイントをご紹介します。

 

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2.不動産投資のセミナーを比較する際のポイント

 

2-1.比較する際のポイント

 

①投資する不動産の種類から選ぶ

不動産投資には一棟所有、区分所有という所有方法の分類とオフィスビル、一戸建て、マンション、駐車場などの物件の種類があります。なかには変わったものですと、コインロッカーやソーラーパネルといった小さい土地で収益を得る方法もあります。各社それぞれに得意・不得意があります。

 

②入居率を確認する

不動産投資で最も重要なのが入居率です。当然のことですが、空室では収益が入ってきません。少子高齢化の日本では、住宅が過剰供給の状態にあります。そのような競争市場の中で常に入居者を獲得するのは至難の業です。必ず入居率が100%になるべく近い水準にあるか確認したうえでセミナーを選びましょう。

 

③セミナーの開催回数

わざわざ時間をつくるなら、なるべく都合の合う日時に短時間でセミナーに参加したいですよね。そこでセミナーの開催回数も大きなポイントになります。平日と休日両方の開催日程があるかどうか、1回で終わるセミナーなのか、開催回数もチェックしてみましょう。

 

④セミナー講師の質

セミナーでは、講師の質が全てと言っても過言ではありません。しっかりと伝えるポイントを押さえつつも、新たな知識や業界ならではの背景を受講者視点で教えてくれる講師がおすすめです。

 

2-2.不動産セミナーの事例

 

①日本財託

日本財託は1990年創業から今も確実に成長している大手企業です。日本の不動産会社では特に老舗の企業です。90年代初頭のバブル崩壊を乗り越え、地道な不動産管理で順調に入居者の信頼を獲得してきました。豊富な実績の他、無料のマンション投資セミナーも定期開催しており累計で24,000名以上が参加しています。

 

②シノケンプロデュース

グループ会社含め35,000戸の実績があります。創業から28年目にもかかわらず入居率99%を実現。セミナーも実績豊富で参加特典として不動産投資のノウハウブックがもらえます。

 

③プロパティエージェント

東証1部上場企業です。創業から11年で上場を果たし、現在も成長を続ける企業のひとつです。不動産開発に強みがあり、特に用地の仕入れが得意。不動産は立地がとても重要なので、用地を確実に仕入れることができる強みはとても評価できます。2017年度には、投資向けマンションデベロッパーに対するオーナーの意識調査で総合1位を獲得しました。

 

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3.住宅ローンのセミナーを比較する際のポイント

 

3-1.比較する際のポイント

住宅ローンには様々な種類があり、銀行によっても特色が違います。住宅ローンの比較ポイントをご紹介します。

 

①住宅ローンの金利タイプ

金利には変動タイプ、固定タイプがあります。さらには固定金利の期間によって、全期間固定、長期固定、短期固定ローンに分かれます。固定金利は金利が変わらない一方で、変動金利と比べて金利が高くなる場合があります。資金計画や収入によってどのプランがよいかを選びましょう。

 

②住宅ローンの種類

住宅ローンには住宅支援機構と民間金融機関による「フラット35」と民間金融機関が独自に提供するものと2種類があります。さらに、返済期間、融資率(物件価格に対する融資額の割合)、手数料金額などに特色が分かれます。住宅ローンは全額借りるものと思いがちですが、収入状況によっては全額よりも一部を借りた方がよい場合もあります。また、家族や夫婦で収入のある場合は一人の名義ではなく、配偶者などと共同でローンを組む方法があります。住宅を資産として考えた場合に、どのように所有するかも考えてローンの種類を選びましょう。

 

③融資実行日、決済日など

住宅購入は大きな買い物です。住宅自体の購入費用以外にも、諸手続き費用など思わぬ費用がかかります。また、物件の購入が決まってから入金するまでに意外と時間がない場合もあるでしょう。

住宅ローンによっては、住宅購入に係る諸費用も借入金に組み入れてくれる場合があります。また、審査から入金までのスピードが早い金融機関であれば住宅購入時にとても安心ですよね。こうした住宅ローン自体以外の忘れがちなポイントにも対応してくれるかどうかも住宅ローン選びのポイントです。

 

3-2.セミナー事例

 

①ソニー生命保険

生命保険大手のソニー生命では全国の都市圏で住宅ローンセミナーを開催しています。直接的に住宅ローンを提供する金融機関ではないため、中立的かつ客観的な視点でアドバイスをもらうことができます。住宅だけではなく、ライフプランも含めた長期的な資金計画を考えてみたい方におすすめです。

 

②住まいの情報館

セコムホームライフ社が主催するセミナーです。開催地域は限られますが、その分、専門スタッフが親身になって相談に乗ってくれる体制が強みです。セミナーも週末を中心に多く開催されています。とにかくわからないことだらけ、という方におすすめのセミナーです。

 

③東京マイホーム計画

2007年からセミナーを開催し、これまでに400家族以上が参加しています。住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーが講師を務めているため、特に住宅ローンについて詳しく知りたいという方におすすめです。セミナー資料もデータが豊富で、住宅ローンに関する知識が自然と身につきます。まず何からはじめたらいいのかわからない、という方にはおすすめのセミナーです。

 

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4.グループウェアのセミナーを比較する際のポイント

 

4-1.セミナーを比較する際のポイント

グループウェアのセミナーは、グループウェアそのものの概要より、各社商品活用方法のセミナーが多く開催されています。
そのため、まずはそもそもあなたが何のためにグループウェアを活用したいのかを明確化しましょう。

また自社のIT環境や社内習慣も考慮した製品選びも必要です。
こうしたポイントをしっかりと棚卸ししたうえで、現在のグループウェアの種類と主流を押さえておきましょう。

例えば、多くのユーザーに使い慣れたGoogleのG-Suiteであれば、導入時のハードルが低く気軽に導入が可能です。また、普段からExcelやWord、PowerPointなどのOffice製品の使用が多いならMicrosoft Office365がおすすめです。

一方で、自社向けにグループウェアをカスタマイズしたいのであれば、アプリが簡単につくれるサイボウズGaroonが最適でしょう。
さらに、グループウェアを社内データベースとして活用したいならIBM Notes、ほかにはdesknets Neo、ビジネスgoo、J-MOTTOグループウェアといった製品があります。

各商品の特徴を知って、自社の使い方に合うかどうかをしっかりと検証しましょう。

 

4-2.グループウェアのセミナーを紹介

ここで主なグループウェアのセミナーをご紹介します。G-Suiteは、Google社の代理店がセミナーを主催しています。
代理店によって特色があるので、G-Suiteを選ぶ際は代理店選びも重要です。
単に製品の導入だけでなく、活用方法をアドバイスしてくれる代理店のセミナーを選びましょう。

また、サイボウズGaroonの場合はサイボウズ社がセミナーを主催しています。
Garoonは現在、サイボウズ社の主力商品で多くの企業で活用されています。
そのため、ある程度事前に他社の事例を調べておくとセミナーに参加する際もよく理解できるでしょう。

 

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5.まとめ

世の中には様々なセミナーがありますが、どのセミナーにも共通する重要な比較ポイントがあります。

一つ目はまず、あなたが本当は何を解決したいのかをよく考えること。
二つ目は解決したいことに対して、あなたが選ぶ手段は最適なのかを検討すること。
そして三つ目はセミナーで、あなたが選んだ解決手段について詳しい情報が得られるかどうかです。

せっかく時間を確保して参加するのですから、有意義なセミナーに参加しましょう。

 

以下の記事では、セミナーを開催する際に重要なポイントを初心者向けに紹介しています。セミナーを開催する立場となったときにはぜひ参考にしてみてください。
【セミナー初心者必読マニュアル【企画・準備編】】

 

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