人気の社内レクリエーションゲーム・リモートイベントとは?効果や企画の事例紹介
知的好奇心を刺激されるゲームや、普段味わえないアクティビティ。社内レクリエーション・社内イベントには社員の帰属意識を高める効果があり、働き方改革が進む近年において、その重要性を増してきています。
ところが、いざ社内レクリエーション・社内イベントの担当者に任命された場合、どんなゲームを選べばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
この記事では、人気の社内レクリエーションゲームを4つ、社内イベント2つに厳選して紹介します。
目次
1.社内レクリエーション・社内イベントの目的や効果とは
社内レクリエーション・社内イベントを企画する時には、社内レクリエーション(以下、社内レク)。社内イベントが持っている目的と効果を知っておきましょう。
「どんなレクを選べばいいのかわからない!」や「どんな社内イベントをすればよいのかわからない!」という時は、下記の3つの要素を基準にしてレクを選ぶのがおすすめです。
・コミュニケーションの活性化
・充実感を味わえる
・エンゲージメントの向上
1-1.コミュニケーションの活性化
会話やチームワークが盛んに行われる社内レク・社内イベントは、社員のコミュニケーションを活性化することに役立ちます。
一緒に何かをすることで、チームに仲間意識が芽生え、社内の人間関係が円滑になるでしょう。そのため、社内レク・社内イベントを行うことで社内のコミュニケーションの活性化につながります。
1-2.充実感を味わえる
遊んでいる時は、仕事や勉強をしている時より「やる気」が高まりやすいといわれています。そのため、時間が早く過ぎてしまうという感覚になります。
ノルマから解放された中で社内レク・社内イベントを楽しむことで、良い息抜きにもなり、社員は充実感を得ることができるでしょう。結果として、「また仕事を頑張ろう」というモチベーションの向上につながります。
1-3.エンゲージメントの向上
「エンゲージメント」とは、会社と社員の間にある信頼関係を表す言葉であり、その重要性への理解が浸透してきています。
社内レク・社内イベントで社内の交流や結束を強めることで、会社への親近感や帰属意識が高まり、社員のエンゲージメント向上が期待できます。その結果、業務の効率が高まり、企業の功績を高めることにもつながります。
このようなことから、社内レク・社内イベントを行うことにより、さまざまな面で社内全体の能力が高まるため、社内レク・社内イベントを行うことがおすすめです。
2.社内レクリエーション・社内イベントの企画を立てるには?
社内レク・社内イベントを行うことで、コミュニケーションの活性化や充実感、エンゲージメントの向上などさまざまなメリットがあるため、行うことがおすすめです。
しかし、社内レク・社内イベントを行う際に「どのようなレクリエーションを行えばよいのだろう?」や「どのようなイベントを開催すればよいのだろう?」と悩んでいる方も多いと思います。
そこでここでは、社内レク・社内イベントの企画の立て方を解説していきます。
社内レク・社内イベントの企画を立てる際には、下記の3つの要素を意識して立てるようにしましょう。
・目的を明確にする
・5W2Hを意識する
・スケジューリングは余裕をもって行う
2-1.目的を明確にする
社内レク・社内イベントの企画を立てる際には、まずは目的を明確にしていきます。目的を明確が明確ではない企画を立ててしまった場合、社内レク・社内イベントの効果が最大限に発揮されなくなってしまいます。
目的が明確ではない企画で社内レク・社内イベントを行ってしまうと、逆効果になってしまい、社内で混乱や確執を生んでしまう可能性もあります。
そのため、社内レク・社内イベントの企画を立てる際には、真っ先に目的の決定を行うことが重要です。また、目的が明確なほど社内レク・社内イベントの準備が円滑に進み、無駄なコストを割かずに済みます。
このようなことから、目的を明確にすることがとても重要であり、目的と同時に社内レク・社内イベントでどのような効果を得たいのか決定することが必要不可欠です。
2-2.5W2Hを意識する
社内レク・社内イベントの企画を立てる際に、どのようなことを意識すればよいのか悩んでいる方は多いと思います。企画を立てる際に、悩んでいる方は「5W2H」を意識してみると自然に企画を立てられるようになります。
5W2Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どうやって)、How much(いくらで)の7つの英単語の頭文字からできているフレームワークのことです。
まず、Whenでは社内レク・社内イベントをいつ行うのか決定します。そのため、Whenは社内レク・社内イベントの日程を決める工程です。
続いて、Whereでは社内レク・社内イベントを「どこで行うのか」を決定します。社外で行う場合には会場の手配が必要になります。また、社内で行う場合にはどのエリアで行うのか決めましょう。
続いて、Whoでは社内レク・社内イベントを「誰が開催するのか」決定します。社内レク・社内イベントの主催者を決めます。主催者になった方が指揮をとり、良い社内レク・社内イベントになるように工夫します。
続いて、Whatでは社内レク・社内イベントで「何を行うのか」決定します。社内レク・社内イベントの内容を決めていきます。どのようなゲームを行うかなど案が多いほど良いです。
続いて、Whyでは社内レク・社内イベントを「なぜ行うのか」決定します。これは先ほど解説した目的を明確にすることに似ています。なぜ行うのか明確にすることで社内レク・社内イベントの効果が高まるため、とても重要な工程です。
続いて、Howでは社内レク・社内イベントを「どうやって行うのか」決定します。Whatで決めた社内レク・社内イベントの内容をどうやって行うのか決めていきます。社内レク・社内イベントを円滑に進める際にとても重要になる工程です。また、リモートで行う場合には、この工程に時間を多くかけることがおすすめです。
最後に、How muchでは社内レク・社内イベントをどのくらいの予算で行うのか決定します。予算を決める工程になります。どのくらいの予算で社内レク・社内イベントを行うのか決め、コスト削減できるところは工夫して行いましょう。
この5W2Hのフレームワークに乗っ取ることで、円滑に企画を考えられるようになります。
2-3.スケジューリングは余裕をもって行う
社内レク・社内イベントの企画を立てる際にスケジューリングは余裕をもって行うことがとても重要になります。
最低でも1カ月以上の余裕をもって企画を立て、社内レク・社内イベントを行う日程のアナウンスは3週間前には行いましょう。社内レク・社内イベントを行う日程のアナウンスが遅れてしまうと、参加できなくなってしまう社員も出てきてしまいますので注意してください。
そのため、社内レク・社内イベントを行う際にベストなスケジューリングは、3カ月前以上に企画を立て、準備、1カ月前にはアナウンスという形になります。
3.人気の社内レクリエーションゲーム企画の事例4選
ここからは社内レクのゲームの事例を4つに絞ってご紹介します。屋内と屋外、それぞれで行える楽しいレクをチョイスしたので、ぜひ参考にしてください。
3-1.謎解きゲーム
チームを組んで謎解きに挑戦し、景品や商品を競い合うゲームです。
「謎を解かないと部屋から脱出できない」というシステムで人気の「リアル脱出ゲーム」の社内レク版といえるでしょう。「謎解き」という知的好奇心を刺激される非日常的なゲームを共同で行うことにより、チームに一体感が生まれます。
さらに、謎をクリアできても、できなくても、「よくあの謎が解けたね!」「あの問題、難しかったね」など、様々な話題が生まれるのも謎解きゲームのメリットです。
3-2.バブルサッカー
バブルサッカーはノルウェーのバラエティ番組発祥の一風変わったアクティビティです。ルールは「上半身に巨大なバブルをかぶり、サッカーをする」というしごく単純なもの。バブルはとても巨大なので、思いっきり相手にタックルをしたり、転がったりしても安全です。
バブルサッカーは、ラウンドワンやスポッチャといったスポーツ施設で行うことができます。日本バブルサッカー連盟によるバブルサッカーの出張サービスでは、体育館などのスポーツ会場を借りれば、道具一式やインストラクターを派遣してくれます。
性別や体格差に関係なく、誰でも楽しめるのがバブルサッカーの特徴。スポーツが苦手な人でも十分に戦えるため、色々な性格の人が参加する社内イベントにはぴったりです。また、見ているだけでも楽しいのがバブルサッカーの良いところ。風変わりなスポーツ風景に、大いに盛り上がること間違いなしです。
3-3.グランピング
グランピングとは、「グラマラス」(魅力のある)と「キャンピング」(キャンプ)をかけ合わせた造語で、近年注目が集まっているアウトドアスタイルです。テントやBBQセットなどを自分で用意する必要がなく、手ぶらで行ってもOK。自然環境に囲まれながら、ホテルライクな宿泊施設とサービスを楽しめます。
グランピングの魅力は、普段の生活では味わえない非日常感です。心安らぐ自然環境と快適なサービス、アウトドアアクティビティ、さらにはBBQをしながらの交流など、社員のコミュニケーションを大いに活性化してくれる要素が満載。
定型的なイベントとは異なる新鮮さがあり、社員のモチベーションアップも大いに期待できるでしょう。
3-4.人狼ゲーム
「人狼」と「村人」の2チームになって心理戦を繰り広げる人狼ゲーム。コミュニケーションが活性化する会話型のゲームで、近年では新人のコミュニケーション研修に取り入れる企業も出てきているほどです。
初心者でも楽しめるゲームであり、社員の親睦が深まるだけでなく、対話能力や論理的思考力といったビジネススキルの鍛錬にもつながります。
人狼ゲームの効果を最大限に発揮するためには、ゲームが終わった後に振り返りをするのがおすすめです。「この人の、このプレーが良かった」など、お互いにコミュニケーション能力を評価し合い、長所を発掘することができます。
4.社内イベント企画の事例
ここからは社内イベントの事例を2つに絞ってご紹介します。屋内と屋外、それぞれで行える楽しいイベントをチョイスしたので、ぜひ参考にしてください。
バーベキュー
バーベキューは、その名の通りお肉や野菜などを焼いて食べ、お酒なども飲みながら楽しむものです。バーベキューは屋外で行うイベントになるため、外の風景を見ながら楽しめることから、気分転換になり、仕事の疲れを取る効果も期待できます。
また、バーベキューの際にトランプやUNOなどのかんたんなゲームを行うことで、よりコミュニケーションの活性化につながります。バーベキューという場により、普段はあまり話したことのない社員との交流も生まれるため、おすすめです。
ハロウィンパーティー
ハロウィンパーティーは、ハロウィンの時期に行うイベントであり、屋内でできます。会社内で行う場合は、広いエリアを用意し、会社外で行う場合には、小料理屋などを貸切ることで行えるため、比較的コストが抑えて行えるイベントでもあります。
また、ハロウィンパーティーならではの仮装を行い、パーティーを楽しむことで普段のストレスなども解消できます。お菓子交換などのゲーム要素の高いものと組み合わせことでさらにコミュニケーションを活性化させられます。
5.リモートでできる社内レクリエーション・社内イベントとは
最近はリモートによる業務も増えてきたことから、リモートでも楽しめる社内レク・社内イベントを2つ紹介していきます。
以心伝心ゲーム
以心伝心ゲームは、参加者6人以上で行うゲームです。連想できるものを1人が紙に書き、その他が一斉に答えを出し、合っている数をチーム対抗で競います。
お題や参加人数によって、難易度が変わり、味方の連想していることを考えるため、コミュニケーションの活性化につながります。
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、参加者が多いほど楽しめるゲームになっています。1人がジェスチャーを行い、それに答え、チーム対抗で競います。
ジェスチャーをする人の気持ちになって答えを考えるため、社内の意思疎通を行いやすくなるメリットがあるゲームです。
6.まとめ
従業員満足度を向上させる手法として、社内レクリエーションやイベントは極めて高い効果を発揮します。一方で、社内行事への参加を億劫に感じる社員もいるなかで、全員が楽しんで参加できる社内レクリエーション・イベントを企画するにはコツがいります。
企画を立てる際には、本記事で解説した方法を意識してみましょう。
とはいえ、このようなイベントには多くのコストがかかってしまうこともあるため、プロの手を借りることもおすすめです。
株式会社ニューズベースは、社内懇親会や社内イベントの企画・運営の代行サービスを提供しています。これまでに様々な社内イベントを代行した実績があり、クライアントからの満足度も非常に高いものとなっています。
社員懇親会等も含めて、社員のコミュニケーションを図る楽しい企画についても熟知しておりますので、何かお困りのことがあればぜひお気軽にご相談ください。