なぜ内定者懇親会は必要?イベントアイデアや成功事例をご紹介
「内定者懇親会の企画ってどうやって練ればいい?」
「そもそも内定者懇親会ってなんで必要なの?」
内定者懇親会を企画されている方は、上記のような悩みをお持ちではないでしょうか?
本記事では、内定者懇親会の重要性や、内定者イベントの具体的な事例などについてご紹介しています。内定者向けのイベント担当者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
内定者懇親会はなぜ必要なのか?
多くの企業が内定者を歓迎するために懇親会を開きますが、内定者懇親会はどういった役割を担うものなのでしょうか?ここでは、内定者懇親会が必要な理由についてご紹介します。
内定者懇親会の重要性とは
内定者懇親会は、内定者の入社意欲を高める役割を担っています。
株式会社ディスコによる調査「調査データで見る「内定者フォロー」-2021年卒調査-」によれば、内定者イベントの中で最も入社意欲が高まったものが内定者懇親会であったとのこと。
内定者の入社意欲は、内定辞退にも直結します。内定辞退が続出し、予定採用数を下回らせないようにするのが重要です。
内定者懇親会の目的
内定者懇親会の最大の目的は、社員と内定者や、内定者同士の親睦を深めることであり、以下のようなメリットが期待できます。
・会社の雰囲気を感じてもらえる
・入社への不安を和らげられる
・入社後の仕事に対する期待が高められる
・社員とのコミュニケーションが円滑になる
運営スタッフ間の意識の擦り合わせにより円滑なイベント運営が可能になるので、企画段階で目的を定めておきましょう。
内定者イベント事例4選
内定者イベントは、以下の4つが代表的な事例です。
・食事会
・交流会
・グループワーク
・オフィスツアー
それぞれについて詳しく解説していきます。
食事会
内定者イベントとして主流なのが食事会です。社員も参加しやすい夜の時間帯に開催され、お酒の席となることも多いです。
食事会ではざっくばらんに会話できるので、内定者との距離を近づけられるチャンス。緊張している内定者も多いので、社員から積極的にコミュニケーションをとってあげましょう。
交流会
内定者イベントとして、交流会を開催するのもおすすめです。お酒を伴う食事会に行きづらさを感じる方でも、交流会の内容は簡単なゲームや座談会なので、気軽に参加できます。
忙しい社員でも、昼休みなどの少しの時間で開催でき、社員と内定者が無理なく関われるのが魅力です。
グループワーク
グループワークは、企業や他の内定者への理解が深まる機会となるので、内定者イベントの企画としてもおすすめ。事業内容に沿った課題を設定すると、自社事業に対しての理解度の向上も期待できます。
オフィスツアー
オフィスツアーも内定者イベントの代表例です。オフィスをあらかじめ見学することで、社内の雰囲気を感じるきっかけになります。また、社員が働いている様子を見ると、働くイメージをより鮮明に描くことができるでしょう。
オンライン内定者懇親会のアイデア3選
場所や時間の制約が少ないオンライン懇親会も主流の内定者イベントとなっています。ここでは、オンライン内定者懇親会のアイデアを以下の3つご紹介します。
・オンライン他己紹介
・Good&New
・オンライン座談会
それぞれについて詳しく解説していきます。
オンライン他己紹介
オンライン他己紹介は、内定者同士の理解が深まるだけでなく、コミュニケーション能力や情報収集力が養われるので、内定者懇親会の企画としておすすめです。
2人ずつのグループを作り、質問をし合ってお互いの紹介を全体の場で発表していきます。Zoomのブレイクアウトルームというグルーピング機能を使って開催するのがおすすめ。運営側は、それぞれのグループを回遊し、内定者が質問し合う様子を見ることも可能です。
Good&New
Good & Newは、10分〜20分ほどで完結するのでオンライン内定者懇親会のアイスブレイクに最適。
Good & Newとは、数名のグループに分かれて24時間以内に起こった良かったことや新しいことを発表するというゲームです。こちらもZoomのブレイクアウトルーム機能を活用できますが、参加者が10名ほどであればグループに分けなくても開催できます。
オンライン座談会
オンライン座談会とは、内定者と社員が業務について話し合う会です。社員と内定者が楽しく交流するのも大切ですが、入社後に働くイメージを抱いてもらうことで入社意欲を高められるので、座談会も企画のひとつとして入れておきましょう。
実際の先輩社員から仕事についての話を聞くことで、内定者の仕事の不安も解消できることが多々あります。社員は、内定者の疑問にしっかり答えられるよう、業務内容や福利厚生などの制度をまとめておくといいでしょう。
内定者懇親会おすすめのトークテーマ
内定者懇親会を企画する際、内定者にどのようなことを聞けばいいのか悩む方も多いです。ここでは、内定者懇親会でのおすすめのトークテーマを以下の3つご紹介します。
・入社後の目標
・好きな映画・アニメ・ドラマ・音楽など
・好きなコンビニの食べ物
それぞれについて詳しく解説していきます。
入社後の目標
内定者の入社後の目標を聞いておくと、入社後の指針について擦り合わせができます。目標を否定してはいけませんが、社員目線で助言することで、入社後の動きが大きくずれてしまうのを防げるでしょう。
また、自分の言葉で言語化することで、改めてその企業に入社した理由を考え直せるので、入社意欲が高まるきっかけとなります。
好きな映画・アニメ・ドラマ・音楽など
好きな映画やアニメなどのエンタメ要素の強い話題は盛り上がりやすいです。趣味が異なっていたとしても、それについて深堀すれば互いのことを深く知ることができます。話しやすいテーマなので、懇親会のアイスブレイクとして効果的です。
好きなコンビニの食べ物
好きなコンビニの食べ物というテーマも話しやすいテーマなので懇親会のトークテーマにおすすめです。質問の具体性を上げると考えやすくなるので話題が弾みやすくなります。
内定者懇親会の成功事例
それでは、実際にどのような事例があるのでしょうか?ここでは、以下の3つの事例をご紹介します。
・株式会社MJE
・株式会社ロジカルスタジオ
・ソフトブレーン株式会社
それぞれについて詳しく解説していきます。
株式会社MJE
株式会社MJEは、内定者同士のコミュニケーションを促すことを目的とし、オンラインで以下の内容の懇親会を開催しています。
・自己紹介
・ワードウルフ
・座談会
自己紹介や、ワードウルフというゲームで交流を深め、座談会で社内の理解を深める工夫が施されています。
株式会社ロジカルスタジオ
株式会社ロジカルスタジオもオンラインで内定者懇親会を開催しています。大まかな流れは株式会社MJEと同様で、以下の通りです。
・自己紹介
・代表挨拶
・ゲーム大会「一致するまで終われまテン」
・座談会
内定者同士の交流を楽しく深められる内容の合間に、代表挨拶や座談会などの企業理解を促すコンテンツが入っています。楽しむ内容と学びの内容を織り交ぜた事例となります。
ソフトブレーン株式会社
ソフトブレーン株式会社は、先ほどご紹介した2社とは大きく異なり、オフラインでの内定者懇親会を開催しています。内容は以下の通りです。
・本社見学
・自己紹介
・食事会
本社見学や自己紹介で企業理解や内定者同士の理解を深め、食事会でそれらを話題として楽しんでもらう流れになっています。オフラインの場合では、最後に親睦を深められる食事会などのコンテンツを用意しておくのがおすすめです。
まとめ
内定者懇親会によって入社意欲を高まれば、内定辞退率は下がります。そのために内定者イベントの企画をしっかりと作り込んでおくことが大切。内定者イベントには、複数のコンテンツを準備しておくことが多く、ご紹介した事例のように流れを意識して企画を練りましょう。
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