歌手や芸能人をキャスティングして企業イベントや講演会を盛り上げよう!
企業のイベントやセミナー、講演会などを開催する時、会場を盛り上げる催しとして人気なのが歌手や芸能人などをゲストにキャスティングする企画です。エンターテインメントの一環として、そのような企画を組み込むことで、参加者の満足度を高めることができます。
しかし、企業のイベントやセミナー、講演会などに歌手や芸能人をゲストとしてキャスティングする方法を知っている方はあまり多くいないと思います。また、歌手や芸能人をゲストとしてキャスティングする際には、スケジュールの確認や報酬についてなどさまざまな注意点があり、流れなどもあります。
そこで今回は、企業のイベントやセミナー、講演会などに歌手や芸能人をゲストにキャスティングする方法や注意点、ゲストに呼ぶための流れについてわかりやすく解説します。
目次
1.歌手や芸能人を企業イベント/講演会にキャスティングする方法
企業のイベントやセミナー、講演会などに歌手や芸能人などをキャスティングするには、いくつかの方法があります。
歌手や芸能人などをキャスティングする方法は下記の通りです。
1. イベント企画会社を使ってキャスティングする
2. 芸能プロダクションに直接連絡してキャスティングする
3.知人の紹介などでキャスティングする
それぞれに特徴があり、場合によって使い分けることでキャスティングする可能性を高められます。それぞれ解説していきます。
1-1.イベント企画会社を使ってキャスティングする
企業イベントやセミナー、講演会に歌手や芸能人をゲストに招く最もポピュラーな方法がイベント企画会社を経由する方法です。
イベント企画会社は、多くの芸能プロダクションとのパイプを持っており、顧客の要望に合わせた最適な人間を希望するスケジュールや価格などに合わせて提案してくれます。イベント当日のスケジューリングや運営なども一緒に行なってくれるので、全て丸投げできるのもメリットです。
ただし、イベント企画会社を経由しての手配となるので、その分の手数料は上乗せされるため費用はかさむ場合が多い点は注意が必要です。
1-2.芸能プロダクションに直接連絡してキャスティングする
イベント企画会社などを通さずに、芸能プロダクションに連絡を入れて直接契約を結ぶ方法です。
直接契約となるため費用は抑えられる可能性は高いですが、一方で手続きや当日運営の手配などは全て自社で対応しなければいけません。
また、どの歌手や芸能人をゲストに呼ぶかなどを、スケジュールや価格面も含めて自分たちで交渉していかなければいけないため、手間が煩雑になる点は注意する必要があります。
1-3.知人の紹介などでキャスティングする
コネクションなどで、個別に交渉してゲストとして招く方法です。上手くいけば、最も安価で契約することができるメリットがあります。
ただし、通常の場合は歌手や芸能人は所属事務所との様々な契約があり、直接契約をすることが禁止されている場合が多いようです。特に売れっ子の有名人になると、公に直接契約するのはなかなか難しいかもしれません。
そのため、大掛かりな企業イベントに直接契約での歌手や芸能人をゲストとして招くのはよっぽどのコネクションでも無い限り、難しいと考えた方がいいでしょう。
2.歌手や芸能人をゲストでキャスティングする場合の注意点
企業イベントやセミナー、講演会に歌手や芸能人をゲストとして招く場合に、注意しなければいけないことがいくつかあります。
2-1.どんな歌手や芸能人をキャスティングできるのか?
歌手や芸能人の中でも企業イベントやセミナー、講演会のような営業案件に出演してもらえる人は限られています。それは事務所の方針やスケジュール状況、そのほかにも「ライバル企業CMに出演している」「イメージ戦略で映画以外の仕事はしない」など理由は様々です。
歌手や芸能人などは、その存在自体が商品ですから、下手な行動で多額の損害賠償などの問題にも発展しかねないわけです。
2-2.歌手や芸能人をゲストにキャスティングする際の相場は?
実際に歌手や芸能人を企業イベントやセミナー、講演会にゲストとして呼ぶ際にかかる費用の相場はどれほどなのでしょうか。これはどのランクの歌手や芸能人を呼ぶのか、直接交渉するのかイベント企画会社にお願いするのかなどで金額は大きく変わってきます。
ちなみに直接交渉すれば必ず安くなるというわけでもなく、そもそも企画会社を通さなければ、契約ができない場合もあります。
また、歌手は「音響設備」「バックバンド」などが必要になるので、本人のギャラ以外にも、その他経費がかかってくる可能性がありますので、そのあたりも考慮する必要があります。
2-3.歌手や芸能人をキャスティングする際のスケジュールは?
特に歌手などをゲストで呼びたいと思った場合には、事前のスケジュール確認はとても大切です。
レコーディングやコンサートなどの活動が優先されるため、その合間を縫って企業イベントやセミナー、講演会のような営業活動をしてもらうには、かなり早いタイミングでのスケジュール調整が必要になってきます。
一般的には最低でも半年から1年前くらいにはスケジュールが決まってしまう場合がほとんどのようです。そのため、自社でどうしてもお願いしたい相手がいる場合は、そのあたりのスケジュール感も考慮してオファーをかける必要がある点を理解しておきましょう。
2-4.歌手や芸能人をゲストにキャスティングするための流れは?
企業イベントやセミナー、講演会に歌手や芸能人などのゲストをキャスティングする流れは基本的に以下の手順で行われます。
1. 企業イベントやセミナー、講演会にキャスティングしようと思うゲストを数人決める
2. キャスティングの相談・交渉
3. キャスティングの契約手続き
4. キャスティングするゲスト決定
まず、企業イベントやセミナー、講演会にキャスティングしようと思っているゲストを数人決めます。
ここではキャスティングするゲストを一人ではなく、必ず数人の候補を決めるようにしましょう。その際に候補をキャスティングしたい順に順番付けをしておくことがおすすめになります。
次に、キャスティングの相談・交渉を行います。
先ほど候補にあがったゲストの所属プロダクションやイベント企画会社を利用して相談・交渉を行います。その際に、順番付けのランクが高いゲストと契約できるように専念しましょう。また、第一候補のゲストのキャスティングが失敗したときのために、第二候補、第三候補のゲストとの相談・交渉も行うようにしましょう。
次に、キャスティングの契約手続きを行います。
ここでは、相談・交渉が成功したゲストとの本契約を行います。その際に、ゲストのキャスティング費用やヘアメイク費用など見積もりを出しお互いに条件一致した場合に契約完了となります。
契約手続きが完了しましたら、キャスティングするゲストの決定です。
3.まとめ
歌手や芸能人などをキャスティングすることで企業イベントやセミナー、講演会を盛り上げることができ、参加者の満足度を高めることができます。また、企業イベントやセミナー、講演会の目的に合わせてお笑い芸人やアスリート、アナウンサー、文化人、インフルエンサーなどキャスティングするゲストのバリエーションも多いです。
企業イベントやセミナー、講演会に歌手や芸能人を呼ぶ方法を理解して、企画趣旨やコストに合ったゲストを選び、企業イベントやセミナー、講演会を成功させましょう。