【2020年】国内外のITカンファレンス情報を紹介!開催事例を年代別まとめ

公開日:2020.05.14  更新日:2022.09.30

ITカンファレンスを探したいが情報が多すぎて探せないという方も多いでしょう。 ITカンファレンスを探していると情報が交錯していて希望のITカンファレンスを探すのは大変です。

この記事では、各年代別に分けてITカンファレンスを紹介します。新型コロナウイルスの影響が気になる2020年のITカンファレンス情報もお伝えしますので是非ご覧下さい。

 

カンファレンス・シンポジウムプロデュースをご紹介します

1.ITカンファレンスの意味とは?

そもそもITカンファレンスとは、ITについて協議や会議を行うイベントを指します。

内容は主催されるITカンファレンスによって異なりますが、例えばプログラミング言語や最新のAI技術など幅広いIT分野の理解が可能です。

また、ITカンファレンスに出席すると最新のIT技術を理解できると同時にビジネス拡大に繋がる糸口を発見できるメリットがあります。

 

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2.ITカンファレンス過去の開催事例

活発に活動するITカンファレンスの場合、毎年参加者を募り開催しています。

この章では過去に実施されたITカンファレンスの開催事例を2つお伝えするので、過去のITカンファレンスの内容を確認し、気になる主催企業のカンファレンスに出席してみましょう。

2-1.2018年ITカンファレンスの開催事例

・ITGI Japan カンファレンス 2018

https://itgi.jp/index.php/conference/itgi-japan-2018

日程:2018年11月13日

開催地:東京

日本ITガバナンス協会が主催したITGI Japan カンファレンス 2018は、約280名の参加人数が集まりました。

日本ITガバナンス協会は、ITガバナンスの重要性を普及させ、日本企業のIT革新の支援、促進を目的に活動しています。プログラムの内容には、データの活用と最新AIのリスクマネージメントなど最新のAI動向についても言及しています。

・IT経営カンファレンス2018

https://www.itc.or.jp/society/activity/confe/it2018.html

日程:2018年1月~10月

開催地:全国10地域(福岡、札幌、広島、東東京/千葉、新潟、沖縄、兵庫、長野、富山、熊本)

ITコーディネーター協会が運営するIT経営カンファレンス2018。

ITコーディネーターのビジネスの拡大と実践的な業務方法、さらにITコーディネーターの認知度向上を目指しています。

参加者にはITコーディネーターや経営者の参加が目立ちます。平成29年度には全国10地域でカンファレンス実施を行ない約800名の来場者を募りました。内容は、Iot・VR・AIを利用した小売業への活用方法やIot利用の道東観光のイノベーションなどが挙げられます。

・HTML5 Conference 2018

https://events.html5j.org/conference/2018/11/

日程:2018年11月25日

開催地:東京

html5jが主催する、Web技術者向けの参加カンファレンスであるHTML5 Conference 2018。Webに関する最新情報はもちろん、プログラム言語のHTML5を含む言語の技術発展をどのようにサービスに展開していくかを協議するカンファレンスです。

Web技術者以外の参加者にも参加を催しており、様々な交流の場として開催しています。募集人数1600名と大規模であり、スポンサーにはYahooやLINEが関わるなど協賛企業から多数支持を得ているのも特徴的です。

2-2.2019年ITカンファレンスの開催事例

・ScalaMatsuri 2019

http://2019.scalamatsuri.org/

日程:2019年6月28日

開催地:東京

Scalaをテーマにしたカンファレンスです。

3日間のカンファレンスとなり講義を行なうのは日本人以外に海外スピーカーの参加もあります。同時通訳を採用しているため英語の内容も聞き取りやすく参加しやすいでしょう。

また、Scala言語の初心者でも理解できるように講師からコーディングの説明もあり、分かりやすく理解できるようになっています。さらに、Scalaの利用するメリットを深く追求でき講師のコーディングスタイルの提供もあるので学びの場として最適です。

カンファレンスプログラムは上級者に向けたScalaを利用したビッグデータ処理などにも触れるのでScala利用者であれば価値が高いカンファレンスでしょう。

・CEDEC 2019

https://cedec.cesa.or.jp/2019/

日程:2019年9月4日~6日

開催地:横浜

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が運営を行なうCEDEC 2019。ゲームや映像に関するコンテンツの開発や研究をする専門家が、開発情報やビジネス情報を公開し、共有するカンファレンスです。

具体的な講義内容は、エンジニアリング、ビジュアル・アーツ、アカデミック・基盤技術などのノウハウを共有してくれるので開発者にとっては成長の場に相応しいでしょう。

 

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3.2020年のITカンファレンスにてコロナの影響は?

新型コロナウイルスの影響で2020年のITカンファレンスの動きは停滞傾向にあります。理由は、密閉空間に集まって行われるカンファレンスは感染拡大につながるためです。

そんな中、IT技術を活かした素早い対応でITカンファレンスをオンライン開催する運営企業が増えています。

オンライン開催では今まで足を運べなかった参加者を集客できるメリットが追加されたのです。しかし反対に、オンライン開催が始めての主催企業も多く、段取りや進行に問題が予想されています。

その点を考慮してオンラインによるITカンファレンスを受講する必要があるでしょう。

 

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4.2020年開催のITカンファレンス

2020年開催のITカンファレンスを以下3つより紹介していきます。

・東京主催のカンファレンス

・大阪主催のカンファレンス

・海外主催のカンファレンス

各地で開催予定だったITカンファレンスはオンラインに変更になる可能性が高いです。まずはサイトで状況を逐一チェックするのが得策でしょう。

4-1.東京主催のカンファレンス

・PyCon JP 2020

https://pyconjp.blogspot.com/2019/10/pyconjp2020-venue-dates.html

日程:2020年8月28,29日(仮)

開催地:東京

一般社団法人PyCon JPが運営するPyCon JP 2020は、日本国内のPythonユーザーをメインにPythonの知識を深め、新たな利用価値を見つけるカンファレンスです。

常に革新を図る体制を整えるPyCon JPは、毎年同じカンファレンス会場をおさえるのではなく国外企業と連携し、海外での開催も視野に入れて活動拠点を広げています。

東京開催予定ですが、まだ未定の仮決定状態です。新型コロナウイルスの状況により日程が変更になる可能性が充分にありますので随時でHPをチェックしましょう。

・Interop20 Tokyo

https://f2ff.jp/event/int-2020-conf

日程:2020年6月10~23日

開催地:オンライン(東京)

1994年の日本開催以降、ITの技術動向とビジネスの現場での活用方法などを幅広く伝えてきたInterop Tokyo。Interop20 Tokyは最新のICTの解決に目を向けた内容になっており、インターネット技術発展についての講義です。

具体的な内容は、5G・ネットワーク・人材育成・セキュリティ・DX・IT戦略を軸に講義が進みます。

開催方法は、オンライン開催となり終了した配信もオンデマンド配信として振り返り閲覧が可能になっています。

4-2.大阪主催のカンファレンス

・金融ICTカンファレンス 2020 秋

https://f2ff.jp/event/fict-2020-02

日程:2020年10月15日

開催地:大阪

デジタルバンキングの先を考える金融業界のためのICTカンファレンスです。

開催地として東京と大阪の2拠点をメインに活動しており、主催企業は株式会社ナノオプト・メディアです。

2020年秋に開催される内容はまだ未定です。

1月に開催された内容では金融業界のサイバー脅威に対するペネトレーションテストや、paypayが進める決済革新など最新の金融ICTについて講義が展開されました。

状況によってオフラインでの参加が難しくなる可能性があります。適宜情報をチェックしましょう。

・セキュリティ マネジメントカンファレンス 2020

https://www.sbbit.jp/eventinfo/54203/

日程:2020年3月19日

開催地:オンライン(大阪)

SBクリエイティブ株式会社が開催するセキュリティ マネジメントカンファレンス 2020。

クラウド・モバイルのIT活用が多様化している昨今、サイバー攻撃は組織的に行われるようになり国家機関まで被害を受けています。IT企業の存続にかけてもセキュリティーマネジメントは必須です。

そんなセキュリティーの課題に対して現状の認識と具体的な解決方法を、カンファレンスを通じて解決していくのがセキュリティマネジメントカンファレンスです。

具体的な内容は、ランサムウェア・IoT機器セキュリティ対策やFIDO認証の最新状況などサイバーセキュリティーの最前線を情報共有し、具体的な実務に落と込みます。

3-3.海外主催のカンファレンス

・VMworld 2020

https://www.vmworld.com/en/us/index.html

日程:2020年9月28日

開催地:オンライン

VMworld 2020はITにおける様々な課題を詳細に伝え、カンファレンスを通してITイノベーションを実現します。

具体的な内容として、クラウドネイティブアプリを利用した安全な管理や実行方法。また、VMware Multi-Cloud使用による構築・実行・接続、さらに本格的なセキュリティーについても言及していきます。

スポンサーには、intelやDELLTechnologiesが参加するなど多くの協賛をもらっています。

現在、アメリカとヨーロッパ開催予定だったカンファレンスですが、新型コロナウイルスの影響で中止となっています。ですが、オンライン開催により実施予定です。

・Disrupt SF 2020

https://techcrunch.com/events/disrupt-sf-2020/#fdd9f4da-93b9-46f7-b692-bf2c5a631f04

日程:2020年9月14日~16日

開催地:サンフランシスコ

Disruptではスタートアップ企業の参加者が多く、企業に向けての資金調達や企業文化、さらにマーケティングまで様々な領域を提供します。

また、Disrupt SF 2020のTechCrunch Disruptでは3日間ノンストップでプログラミングについての講義を実施します。

スタートアップ企業がヘッドラインメーカーになるまでのアイデアを吸収可能です。また、資金調達や新しい仕事などのコネクション形成にも役立てられる点もメリットが大きいでしょう。

現在、Disrupt SF 2020はサンフランシスコにて開催予定です。ですが、コロナの影響により渡航できない場合をふまえオンライン開催も実施予定になっています。

 

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4.まとめ

2020年新型コロナウイルスの影響を受け各企業はカンファレンス停止に追い込まれています。しかし、IT業界の開催陣はいち早くオンラインへと切り替え、運営を再開しています。オンライン開催であれば見直したい講義内容も簡単に振り返ることができるので一押しです。

過去の事例もふまえて自分にあった最適なITカンファレンスを見つけて下さい。

 

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