表彰式でスライドを作成する際に意識すべきポイントとは?スライド作成ツールの選び方なども
表彰式ではスライドを使って視覚的な演出を行うこともありますが、いざ自分がスライド作成の担当となった場合、どのように作成すればいいのかわからないという方も多いのではないのでしょうか。
また、その際のスライド作成ツールは何を選べばよいのでしょうか。
そこで本記事では、表彰式でスライドを作成する際に意識すべきポイントやスライド作成ツールの選び方・おすすめのスライド作成ツールを紹介します。
目次
表彰式でスライドを作成する理由
表彰式でスライドを作成する理由は、参加者に対して情報を視覚的かつわかりやすく伝えるためです。
たとえ司会者が口頭で受賞者の業績や功績について述べても、会場には部署や職種が異なる参加者が大勢集まります。
そのため、「具体的に何が凄いのか」あまり理解できない参加者もいるはずです。
しかし、スライドを作成することで、写真や図・グラフなどから受賞者として選ばれた理由を視覚的に説明できるので、参加者は納得感を得られます。
また、視覚的に情報を与えることで参加者の興味関心を惹くことにもつながるため、会場を盛り上げるという意味でもスライドには大きな役割があるといえます。
表彰式でスライドを作成する際に意識すべきポイント
表彰式でスライドを作成する際に意識すべきポイントは、以下の5つです。
- 写真や図・グラフなどを積極的に活用する
- 色を使いすぎない
- 十分な余白を作る
- 視線の動きを意識する
- BGMや音楽を組み合わせる
順番に解説します。
写真や図・グラフなどを積極的に活用する
せっかくスライドを使用するのにもかかわらず、ほとんどテキストだけで内容をまとめてしまうと、参加者は見づらいと感じて理解するのに時間がかかります。
スライド本来の効果を発揮できない可能性があるので、なるべく写真や図・グラフなどを積極的に活用するようにしましょう。
色を使いすぎない
スライドの内容を目立たせようと多くの色を使いすぎてしまうと、逆に見づらくなる要因となります。
そのため、スライドを作成する前に使用する色は、3〜4色にまで絞っておきましょう。
十分な余白を作る
ひとつのページに多くの情報を詰め込んでしまうと、非常に見づらいスライドとなります。
その結果、参加者によっては途中で読むのを止めてしまい、正確な情報を伝えられないということにもなりかねません。
そのため、十分な余白を作ることを意識した上でスライドを作成しましょう。
視線の動きを意識する
人は情報を収集するにあたって、視線の動きに法則性があります。
主な法則性は、以下の通りです。
- グーテンベルク・ダイヤグラム:左上→中央→右下といった順番で流れていくような視線の動き
- Zの法則:「Z」を描くように流れていくような視線の動き
- Fの法則:「F」を描くように流れていくような視線の動き
読みやすいスライドを作成したいのであれば、上記のような視線の動きを意識しましょう。
BGMや音楽を組み合わせる
スライドとBGM・音楽を組み合わせることで、一体感を高めて会場の雰囲気を盛り上げることにつながります。
ただし、著作権との兼ね合いもあるので、使用する際には十分に注意しましょう。
著作権について詳しく知りたいのであれば、以下の記事をご覧ください。
社内イベントにおける音楽の著作権とは?安心して流す方法やポイントについて解説!
表彰式で活用できるスライド作成ツールの選び方
表彰式で活用できるスライド作成ツールを選ぶ際には、以下の3つを意識しましょう。
- 操作しやすいか
- 費用はどれくらいかかるか
- 必要な機能が搭載されているか
一つずつ解説します。
操作しやすいか
スライド作成ツールによって、操作性は大きく異なります。
操作しにくいスライド作成ツールを使用してしまうと、作業効率が悪くなり、ストレスを感じるはずです。
その結果、時間がかかってしまうだけでなく、思うようなスライドに仕上がらない可能性もあるので、なるべく操作しやすいスライド作成ツールを選びましょう。
費用はどれくらいかかるか
無料のスライド作成ツールもあれば、有料のスライド作成ツールもあります。
もし、有料のスライド作成ツールを利用するのであれば、自社の予算に合っているかを必ず確認しましょう。
必要な機能が搭載されているか
スライド作成ツールを選ぶ際には、必要な機能が搭載されているかどうかも必ずチェックしましょう。
ただし、必要な機能かどうかは、どのようなスライドを作成したいのかにもよります。
そのため、スライド作成ツールを選ぶ前に、まずは作成したいスライドのコンセプトを明確にすることが重要です。
表彰式で活用できるおすすめのスライド作成ツール3選
表彰式で活用できるおすすめのスライド作成ツールとして、以下の3つを紹介します。
- Googleスライド
- PowerPoint
- Canva
それぞれの特徴をしっかりと把握して、自社に合ったスライド作成ツールを選びましょう。
Googleスライド
Googleスライドとは、Googleが提供しているサービスであり、無料で利用できます。
リアルタイムで複数人での編集作業ができるようになっており、自動でデータが保存されるため、編集した最新のデータを保存し忘れるということもありません。
操作性も非常にシンプルなので、誰でも容易に利用できます。
PowerPoint
PowerPointは、Microsoftにおけるアプリケーションの一つで、一度は使ったことがあるという人も多いはずです。
「アニメーション」や「画面の切り替え」といった機能が豊富に搭載されていて、容易にスライドのクオリティを高められます。
効率的にハイクオリティなスライドを作成したいという場合におすすめです。
Canva
Canvaとは、グラフィックデザインツールであり、1億点以上の写真やイラスト素材が利用できます。
クオリティにこだわった数千以上の豊富なテンプレートが用意されているので、自社にピッタリのスライドをすぐに作成できます。
また、「AIスライド機能」を活用することによって、自動で自社に最適なテンプレートを表示したり、文章を生成したりすることも可能です。
有料プランもありますが、無料プランでも十分にクオリティの高いスライドを作成できるので、気になる方は試してみましょう。
まとめ
本記事では、表彰式でスライドを作成する際に意識すべきポイントやスライド作成ツールの選び方・おすすめのスライド作成ツールを紹介しました。
表彰式でスライドを作成することで、参加者に対して情報を視覚的かつわかりやすく伝えられます。その結果、会場を盛り上げることにつながるはずです。
スライドを作成する際には、写真や図・グラフなどを積極的に活用したり、色を使いすぎたりしないようにすることを意識しましょう。
また、スライド作成ツールを選ぶときには、操作性や費用・搭載されている機能をしっかり確認することが重要です。
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