社内表彰での受賞コメントのポイントやお礼挨拶における例文について解説!
恒例行事として行う企業も多い社内表彰ですが、実際に表彰されるとどのような受賞コメントを話せばいいのかわからないという従業員も多いはずです。社内表彰は従業員全員の前で発言する大切な機会なので、自分の言葉で気持ちを伝えることが何よりも重要です。
そこで本記事では、社内表彰で受賞時にコメントする際のポイントや実際に使える例文について解説します。
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目次
社内表彰で受賞コメントする際に意識するポイント
社内表彰で受賞コメントする際に意識するポイントは以下の4つです。
- 起承転結を心がける
- 表彰される喜びと周囲へのお礼を伝える
- 今後の目標・抱負をのべる
- 謙虚な姿勢を忘れない
順番に解説します。
起承転結を心がける
表彰式で挨拶をする際に最も覚えておきたいポイントが、話す内容に起承転結を意識して挨拶をすることです。
長々しい前置や同じような内容の繰り返しでは、聞いている人も飽きてしまいますよね。そうならないためにも、受賞の挨拶の内容を考えるときは、起承転結が明確になっていることや、話す内容にメリハリをつけることを意識しましょう。
表彰される喜びと周囲へのお礼を伝える
表彰されるということは会社から自分の頑張りを認められた証です。
従業員のなかには、表彰されたくても名前が呼ばれず悔しいと感じる人もいるので、素直に喜びましょう。
また、仕事は常にチームで行っています。決して自分だけの力だけではないので、日頃からお世話になっている上司や後輩・同僚に以下のような感謝の言葉を述べましょう。
例:この表彰は私個人の力ではなく、これまで自分を指導して育ててくださった先輩や、自分を支えてくれた同僚・部下の皆様のお陰であると痛感しております。本当にありがとうございます。
今後の目標・抱負をのべる
表彰式の挨拶(スピーチ)をのべる際は、今後の目標や抱負をのべることも忘れないようにしましょう。今回の賞はあくまでも通過点であるという認識を持つことが重要です。
今回の賞を受賞して終わりではなく、今後仕事でどのような成果をあげたいか、仕事を通じてどのような目標・目的を達成したいかなど、具体性ある内容にすることで、その表彰式に出席する上司や経営層の方々にアピールすることができます。
謙虚な姿勢を忘れない
表彰されると、自分の力を過信しすぎてしまう人も少なくありません。もちろん、表彰された要因として自分の実力もありますが、先ほども述べたとおり仕事はチームプレーです。決して自分1人だけの功績ではありません。
そのため、「自分が頑張ったから表彰されて当然」という気持ちではなく、「みんなの協力があったから自分が表彰された」という謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。
実際の社内表彰式で使えるお礼挨拶の例文
実際の社内表彰式でも使えるお礼挨拶の例文を、それぞれの賞に応じて3つ紹介します。
・新人賞をもらった場合
・MVP賞をもらった場合
・永年勤続表彰をもらった場合
順番に見ていきましょう。
新人賞をもらったときの挨拶例文
この度は、私が目標としていた新人賞を頂戴し、誠に光栄に思います。
入社した当初は仕事がうまく進められず、先輩方には多大な迷惑をかけておりましたが、いつも辛抱強く、丁寧に指導していただいたおかげで新人賞を受賞することができました。
これからも初心を忘れずに、自分なりに努力して会社に貢献できるよう仕事に精進していきます。まだまだ至らない点が多くありますが、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。
MVP賞をもらったときの挨拶例文
この度は、MVP賞を受賞することができて本当に嬉しいです。私は入社してから、この賞を受賞するためだけにこれまでがんばってきました。そのため、この賞を頂けるとのお知らせが届いたときには思わずガッツポーズしてしまいました。
もちろん、この賞を頂けるのは私の力だけではありません。ときには厳しく、ときには優しく指導してくれた上司や諸先輩、支えてくれた同僚や後輩など、皆様のおかげだと思っております。入社当初から必死に頑張ってきて本当に良かったです。
今後は、これまで以上に一生懸命仕事に尽力していきます。今後ともよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。
永年勤続表彰をもらったときの挨拶例文
この度は、永年継続表彰を頂くことができて誠に光栄に思います。
今でも入社した頃の思い出が鮮明に蘇ります。入社してから〇〇年間、会社のために尽くしてきましたが、多くのことを学び、たくさんの人と一緒に仕事ができたことが、私にとってのかけがえのない思い出です。
これまで暖かく見守っていただいた皆様には心から感謝申し上げます。これからも仕事に精進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。
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社内表彰式の後日に送るお礼挨拶の例文
社内表彰式は、全従業員が同じ会場に集まって開催されることがほとんどです。人数が多い場合には実際の会場でなかなか話すことができず、お礼を伝え忘れてしまうことも珍しくありません。
そのため、社内表彰式が終了した後も、メールでお礼の挨拶を送るのが一般的です。
社内表彰式の後日に送るお礼挨拶の例文について、上司に送る場合と後輩や同僚に送る場合に分けて紹介します。
上司に送る場合
件名:MVP賞受賞のお礼について
〇〇課長
お疲れさまです。〇〇です。
この度は、MVP賞を受賞したことに対してお祝いの言葉をかけて頂き、誠にありがとうございます。
この栄誉ある賞を受賞できたのは、私個人の力ではありません。入社してから丁寧に指導して育ててくださった〇〇課長を始めとする皆様のおかげだと思っております。
今後も皆様の期待以上の成果が出せるように精進して参りますので、引き続きよろしくお願い致します。
後輩や同僚に送る場合
件名:MVP賞受賞のお礼
〇〇の皆様
お疲れさまです。〇〇です。
この度は、MVP賞を受賞したことによるたくさんのお祝いの言葉をいただき感謝しております。
この賞を受賞できたのは、私の力だけではなく、いつも仕事をサポートしてくれた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
これからも初心を忘れることなく、仕事に邁進していきますので、何卒よろしくお願い致します。
メールでお礼挨拶を送るときのポイント
メールでお礼挨拶を送るときのポイントは以下の2つです。
・なるべく早めに送る
・簡潔にわかりやすい言葉で送る
一つずつ解説します。
なるべく早めに送る
社内表彰が開催された当日は大いに盛り上がりますが、時間が経つにつれて熱も徐々に冷めていき、記憶も薄れていきます。そのため、メールでお礼の挨拶を送るときには、周囲の記憶が新しいうちに送るよう心がけましょう。
遅くても3営業日以内に送るのがベストです。
簡潔にわかりやすい言葉で送る
メールでお礼の挨拶を送るときは、文章を考える時間があるので、長文になってしまうことも珍しくありません。文章が長すぎると伝えたいことがハッキリとせず、社内表彰で受賞したにも関わらず印象を下げてしまうことにもつながります。
そのため、なるべく簡潔にわかりやすい言葉で書きましょう。読み手のことを意識することが大事です。
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まとめ
本記事では、社内表彰で受賞時にコメントする際のポイントや実際に使える例文について解説しました。
社内表彰は年に1〜2回しか開催されないので、どんなコメントをすればいいのか迷う人も少なくありません。そんなときには本記事を参考に、起承転結や謙虚な姿勢を意識して、自分なりの言葉で文章を組み立ててみましょう。
それでもコメントが思い浮かばないのであれば、本記事で紹介したテンプレートを使用するのがおすすめです。
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