表彰式における介添えとは?マナーや服装・成功するためのポイントを解説!
表彰式をスムーズに進行するためには、介添えが必要となります。
介添えと聞くと、結婚式のアシスタントをイメージする人も多いのではないでしょうか。
表彰式では具体的にどのような役割を担っているのかあまり把握していない人も多いはずです。
そこで本記事では、表彰式における介添えの基礎知識やマナー・成功するためのポイントなどについて解説します。
表彰式における介添えについて詳しく知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
表彰式における介添えとは?
介添えとは、そばに付き添ってさまざまな世話をすることを指します。
結婚式や介護などでよく使われる言葉ですが、表彰式も例外ではありません。
表彰式における介添えでは、表彰状を壇上に運んだり、表彰状を渡す人のアシストを行ったりします。
なお、介添えする人のことを「介添人」と呼びます。
表彰式で介添えする際のマナー
表彰式で介添えする際のマナーとして、以下の2つを紹介します。
- 賞状盆の持ち方
- 介添人の立ち位置
賞状盆の持ち方
1つ目は、賞状盆の持ち方についてです。
賞状盆とは、記念品や表彰状をのせるためのお盆のことを指します。
表彰式では、表彰状を渡す人の斜め後ろで介添人が賞状盆を持った状態で待機します。
賞状盆の持ち方ですが、片手で持つと失礼になるので、必ず両手で持ちましょう。
また、賞状盆を持つ位置は肘の高さがベストです。指は揃えた状態で、なるべく円相を心がけて賞状盆を持ち上げることを意識するのがポイントです。
脇は閉めすぎず力を抜き、両手で木を抱きかかえるように円を描くイメージです。
介添人の立ち位置
2つ目は、介添人の立ち位置についてです。
介添人は、基本的に表彰状を渡す人の斜め後ろに位置します。
受賞者はもちろん、表彰状を渡す人や介添人にも多くの視線が集まるので、足を揃えて姿勢よく立つことを心がけましょう。
表彰状を取るタイミングでは、膝を少しおって身体を表彰状を渡す人に近づけることで、賞状盆から表彰状が取りやすくなります。
介添えする際の服装について
介添人に選ばれた際に「どのような服装にすればいいのだろう」と悩む人もいるはずです。
表彰式における主役は、あくまでも受賞者です。介添人の服装が受賞者よりも目立ってしまうと、多くの人が違和感を覚えるため、受賞者よりも目立たない服装にする必要があります。
介添え人は女性が務める場合が多くあるため、女性の服装について具体的にお伝えすると、黒や紺色などのスーツに黒のパンプスといった組み合わせが好ましいです。
また、化粧も派手にするのではなく、なるべくナチュラルメイクを意識しましょう。
男性の場合も同様に、黒や紺色を中心としたスーツなど、主役を引き立てるような服装を意識しましょう。
介添えする際の注意点
介添えする際には、以下の3つに注意しましょう。
- 目通り・肩通り・胸通りを意識する
- 姿勢をよくする
- 身だしなみを整える
一つずつ解説します。
目通り・肩通り・胸通りを意識する
介添えする際には、目通り・肩通り・胸通りを意識しましょう。それぞれの意味は、以下の通りです。
- 目通り:神への供え物を捧げる際の持ち方であり、賞状盆のふちに親指をかけて息がかからないように目よりも少し高い位置に持つ。
- 肩通り:相手にお茶菓子を出す際の持ち方であり、肩ぐらいの高さに持って息がかからないようにする。
- 胸通り:ものを持つ際の持ち方であり、胸の高さに持つ。
表彰式の介添えをする場合には、胸通りが基本となります。
目通り・肩通り・胸通りを意識することで、自然と綺麗な姿勢が保てるはずです。
姿勢をよくする
表彰式では、表彰状を渡す人と受賞者・介添人のみが壇上に登壇するため、受賞者だけでなく介添人も自然と多くの参加者から注目を集めます。
介添人の姿勢が悪いと、参加者からだらしないと思われてしまい悪目立ちする可能性があるので、注意が必要です。
背筋を伸ばし、姿勢をよくすることを意識しましょう。
身だしなみを整える
表彰式では、介添人も多くの参加者から注目される立場にあるため、身だしなみを整えることが重要です。
具体的には、以下のことに注意しましょう。
- 服にシワがついていないか
- 髪型は整えられているか
- メイクが派手になっていないか
- スカートやパンツの丈は短くないか
- 靴は汚れていないか
自分ではなかなか気付けない場合には、表彰式が始まる前にほかの人からチェックしてもらうのがおすすめです。
表彰式の介添えを成功するためのポイント
表彰式の介添えを成功するためのポイントは、以下の2つです。
- 介添人としての役割を意識する
- リハーサル必ず行う
順番に解説します。
介添人としての役割を意識する
介添人は、表彰状を渡す人のアシスタントとして表彰式をスムーズに進行させることが目的であり、主な役割です。
介添人の動きにミスがあると、表彰式で悪目立ちしたりトラブルが発生したりする要因にもなりかねないので、段取りを事前に確認しておきましょう。
また、介添人としてのマナーや服装についても意識しておく必要があります。
リハーサル必ず行う
介添人に選ばれたのにもかかわらず、リハーサルを行わないまま表彰式を迎えてしまうと、流れを把握できず、本番の表彰式がスムーズに進まない可能性があります。
また、イレギュラーな事態が起こった際に適切な対応ができず、トラブルが大きくなってしまう可能性があります。
表彰式の介添えを成功させたいのであれば、必ずリハーサルを行うようにしましょう。
表彰式の開催が難しいのであれば外注がおすすめ
表彰式を開催するためには、スケジュールの調整や表彰状の準備・会場の確保など、やるべきことが豊富にあります。十分なリソースが必要となるため、「自分たちだけで表彰式を開催できるか不安」と感じる担当者も多いはずです。
そんなときには、外注を検討してみましょう。外注することで、自社のリソースが足りなくても開催することが可能です。また、イベント運営のプロが開催準備をサポートしてくれるため、クオリティの高い表彰式に期待ができます。
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まとめ
本記事では、表彰式における介添えの基礎知識やマナー・成功するためのポイントなどについて解説しました。
介添えは、表彰式をスムーズに進行する上で必要不可欠といっても過言ではありません。
介添人はあくまでも表彰式を渡す人のアシスタントではありますが、多くの参加者から注目を集める立場でもあります。そのため、本記事を参考にマナーや服装には十分に気をつけましょう。
また、介添えを成功させたいのであれば、介添人としての役割をしっかり意識して、必ずリハーサルを行いましょう。