顧客獲得に有効!少人数セミナーのメリットとは
せっかくセミナーを開催するのだから、集客数は多ければ多いほど良いと思っている方もいるかもしれません。
しかし、セミナーの開催目的によっては、大人数が参加するセミナーよりも、10人程度の少人数セミナーが功を奏することもあるのです。目的に沿ったセミナー形態を検討することで、セミナーの効果を最大限に高めることができます。
本記事では、少人数セミナーを開催するメリットについて、詳しく解説していきます。
目次
1.参加者との関係性を構築しやすい
少人数セミナーは、参加者と開催側双方に以下のようなメリットがあります。
1-1. 個々の顔を認識できる
何十名以上の規模のセミナーでは、参加者の顔や名前を一人一人覚えることは不可能です。しかし、少人数セミナーならば、参加者の顔と名前を一致させることができます。自分のことを講師が認識してくれるというのは、参加者にとっても嬉しいものです。
1-2. 参加者に応じて内容を調整できる
少人数セミナーの場合は、参加者の要望を聞き、セミナーの内容に反映できるというのも大きなメリットです。そうすると、セミナーが参加者の意向に沿った内容になるので、必然的に満足度も上がります。
1-3. 参加者の理解度を確認できる
少人数のセミナーでは、参加者一人一人の表情や反応を良くチェックすることができます。理解度が低い場合はあとで説明を足すなど、内容を調整できるのは大きなメリットです。参加者の理解度を確認することで、次回のセミナーの準備もしやすくなります。
2.セミナー予算を抑えられる
少人数セミナーを開催する場合は、主に以下の要素によって、大人数セミナーを開催するよりもかなり予算を抑えることができます。
2-1. 会場費を安く抑えられる
数十人が入る会場を借りるのと、10名程度のキャパの会場を借りるのでは、必要な費用がまったく違ってきます。少人数セミナーの場合、キャパの大きな会場は必要ありませんから、会場レンタル料は比較的安いです。また、もし何らかの事情でセミナーを開催できなくなったという場合には、キャンセル料が発生します。当然キャパの大きい会場の方がキャンセル料も高くなるので、少人数セミナーの方が費用面のリスクは下がります。
2-2. 広告費を抑えられる
大人数を集客しようと思うのであれば、大規模な広告を打つ必要があります。反して、少人数を集めれば良いのであれば、派手に広告を打つ必要はありません。宣伝費をかけずにセミナーを開催することができます。
3.テストマーケティングができる
先ほども述べたように、少人数セミナーでは参加者の反応をリアルに感じることができます。参加者が何に興味を持っているのか、何を知りたいと思っているかなどの需要がわかりやすいのです。また、セミナー形式の場合は複数人が一堂に会するので、個別相談会のような1対1のイベントと比較すると参加のハードルが下がります。これは、マーケティングの側面から見ても大きなメリットです。
例えば次回開催予定のセミナーのお知らせを配ったりすれば、参加者がそれに興味を持ったのか否かを瞬時に知ることができるでしょう。少人数セミナーでこうしたことを実施すれば、費用をかけずにテストマーケティングを行うことができます。
事業規模が小さい場合は特に、こうした少人数セミナーを通してテストマーケティングを繰り返し、ある程度のデータが揃ってから大きなマーケティングを実施するのが、失敗の少ない方法です。
4.セミナー成約率を上げることができる
少人数セミナーでは、参加者一人一人と密なコミュニケーションを取れるという特徴があります。参加者個々の需要を聞き出し、セミナーに織り込むことで、ニーズを満たす内容を提供することが可能です。自分の知りたいことを知ることができるので、必然的に参加者の満足度も高まるでしょう。
満足度が高いということは、次に繋がる可能性が高いということです。次はもっと深いところまで知りたい、と参加者に思ってもらえれば、個別にお話をする機会を設定できる可能性も上がり、結果的に成約率の上昇に繋がります。
また、セミナーを通して参加者の状況や困っていることを聞き出すことで、最適なサービスやソリューションをその場で提案することもできます。相手の情報をある程度得た上での提案なので、大人数に対して提案するよりも興味を持ってもらえる可能性は高まるでしょう。
少人数の場合は参加者一人一人に対してより「刺さる」提案ができるというのが大きなメリットです。
5.まとめ
本記事は、これからセミナーを開催したいとお考えのご担当者様に向けて、少人数のセミナーを開催するメリットお伝えしました。ぜひ目的に応じて、小規模なセミナー開催から始めてみるというのも選択肢の一つに入れていただけたら幸いです。
株式会社ニューズベースでは、お客様の目的やニーズに最適なセミナーを企画するお手伝いをいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。