企業のターニングポイント!創立記念イベントがもたらすメリットとは?
会社の創立記念日に、社員だけでなく取引先の企業を招待してイベントを開く企業が増えています。こうしたイベントは「創立記念イベント」と呼ばれ、各社趣向を凝らしたイベントを実施しています。創立記念日には、毎年大々的にパーティーを開くなんて会社も。会社にとって、このような創立記念イベントを開くことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
目次
1.創立記念イベントとは
どの会社にも必ずやってくる、会社の創立記念日。創立記念イベントの形態としては、社内向けのイベント、取引先や顧客を対象としたイベント、その両方を行う場合があります。創立記念イベントは、いわば“会社のお誕生日会”ですが、重要なターニングポイントとして会社の創業理念に立ち返り、将来ビジョンを見つめる場でもあります。
また、取引先や顧客に対して、これまでの実績をアピールすることで信頼関係を築き、社会的信用を高める場とすることができます。単なる会社のお誕生日会にすることなく、会社の過去・現在・未来を見つめ、会社発展の機会とすることが重要です。
2.社内向け創立記念イベント
社内向けに創立記念イベントを実施する場合、どのようなメリットがあるのかをみていきましょう。
創業の理念を確認し、初心に立ち返ることができる
会社で毎日働いていると、日々の業務に追われ、何のために働いているのか目標を見失いがちになります。また、会社が長く続いていくと、創業時の想いが薄れていってしまうこともあります。創立記念イベントを祝うことで、原点に立ち返って、創業理念やビジョンを確認することができます。
さらに、社内のメンバーが一同に会することで、会社全体の士気を高め、仕事に対するモチベーションを高めるきっかけとすることもできます。
社員向けの創立記念イベントでは、社員全員が会社の将来を見つめるにはもってこいの機会といえるでしょう。
社員に対して感謝を示す場にできる
会社にとって重要なのは、なんといっても人材でしょう。日々の業務のなかでは、なかなか社員に対して感謝の意を伝える機会はありません。創立記念イベントという場で、働いている社員に対して感謝を表すことで、社員のモチベーションを高めることも可能になるでしょう。
また、こういったイベントを行っているということ自体が、人事採用時に、社員を大切にしているということをアピールする材料にもなります。
3.社外向け創立記念イベント
取引先や顧客など社外に向けて創立記念イベントを行う場合には、会社の信頼性を高めるとともに、会社のPRの機会とすることができます。
会社を対外的にPRすることで信用度を高められる
社外向けに創立記念イベントを行うことは、社外の人たちに対して、これまでの実績を知ってもらうことができるほか、長年競争を生き抜いてきたということをアピールする場となり、社会的な信用度を高められるチャンスとなります。また、価値のある会社の将来性について顧客や取引先に対してPRする機会でもあり、いわば間接的な営業の場ともいえるのです。
取引先や顧客に感謝を伝え、横のつながりを作れる
創立記念イベントは、日頃お世話になっている取引先や顧客を招待し、お付き合いいただいていることに対する感謝を伝える良い機会でもあります。顧客や取引先にとっても、創立記念イベントに参加することで、同じ取引先の立場にある別会社の人と交流できるため、情報交換の場になります。開催側としては、顧客の参加メリットを考慮してイベント参加者同士がうまく交流できるよう配慮をすることで、より取引先と深い信頼関係を築くことが可能になるでしょう。
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4.まとめ
創立記念イベントの開催は、社内向けにも社外向けにもさまざまなメリットがあります。社員の会社への理解を深めて結束を強め、対外的に自社の将来性をアピールできる絶好のチャンスなのです。5年、10年と節目の年が近づいているという会社は、ぜひ創立記念イベントの実施を検討してみてはいかがでしょうか。