シンポジウムアンケートの利用目的や良い項目例を知ろう!
複数の登壇者が集まり、多角的な視点から話を聞くことができるシンポジウム。
参加者の満足度を測るためには、アンケートの実施が重要です。
この記事では、シンポジウムアンケートの利用目的や、入れると良い項目例を紹介します。
目次
1.シンポジウムアンケートの利用目的とは?
シンポジウムでアンケートを取る目的は、下記の3つに絞ることができます。
・シンポジウムの満足度や理解度を調査する。
・シンポジウムの参加者層を調査する。
・今後ニーズのある開催テーマを調査する。
1-1.シンポジウムの満足度や理解度を調査する
アンケートによって、シンポジウムの感想を収集します。具体的な項目としては、シンポジウムの選別テーマ、テーマの掘り下げ方、講師のしゃべり方、内容のわかりやすさ、進行のスムーズさなどが挙げられるでしょう。
このような調査により、シンポジウムの品質を確認することができます。
参加者の感想は主観的なものであるため、必ずしもすべての感想を鵜呑みにする必要はありません。しかし、中には運営側で見落としていたプログラムの不備を指摘してくれる意見もあります。
また、理解度の調査も重要です。シンポジウムのスピーチは、どちらかというと専門的になりがちだからです。内容が理解できたかどうかを参加者に問い、理解度が低いのであれば、今後はよりかみ砕いた内容に調節すべきかもしれません。
1-2.シンポジウムの参加者の属性を調査する
アンケートを取ることで、参加者の属性(性別や年代、職業など)を知ることができます。参加者の属性がわかれば、今後はよりその人たちに役立つ情報や、ニーズの高いテーマを提供していくことができます。これにより、次回のシンポジウムの満足度をさらに高めることができるでしょう。
属性に加えて、シンポジウムを知ったきっかけも調査すべきです。有力な集客媒体を知ることで、今後の集客を効率化できます。
1-3.今後ニーズのある開催テーマを調査する
「今後開催してほしいテーマは何か」などを調査することで、今後より参加者の関心度が高いテーマにシフトしていくことができます。
2.シンポジウムアンケートの項目例
続けて、シンポジウムアンケートの項目例を紹介します。
アンケートは無記名制にすることで、回答しやすくなります。ただし、今後案内をしてもかまわないという人のために、氏名やメールアドレスの記載欄も設けるのはOKです。
【基本情報】
「性別」「年代」「職業」などの基本情報を集計しましょう。
【シンポジウムを知ったきっかけ】
効果のあった集客媒体を知ることができるため、できる限り設けておきたい項目です。
【シンポジウムに参加した理由】
参加者がシンポジウムに参加した背景、現在抱えているニーズを知ることができます。あらかじめいくつかの質問を用意しておき、そこに当てはまらない人は「その他」の欄に書き込めるようにしておくと親切です。
【シンポジウムの満足度・理解度】
シンポジウムの内容は満足のいくものだったか、理解できたかを調査する項目です。
それぞれ、5段階評価の項目にすると答えやすくなります。より詳しく調査したければ、「進行のスムーズさ」「講演の長さ」など、独立した項目を設置しましょう。
【自由記入欄】
シンポジウムは様々な意見を聞き、考えさせる内容が多いため、自由記入欄が重要です。思ったことをしっかり書き込めるように、自由記入欄はなるべく広めに取っておきましょう。
【今後開催してほしいテーマ】
「今後も同様のシンポジウムを開催したら、参加したいですか?」
「その他、知りたいテーマはありますか?」
といった設問が有効です。
3.アンケートを含むシンポジウムの開催を代行してくれる業者も存在する
シンポジウムは規模の大きなイベントです。イベントの日時や場所の決定、テーマの選定、複数の登壇者との連絡など、担当者は準備に忙殺されます。結果として、アンケート設計がないがしろにされることも多いでしょう。
このように、シンポジウムの開催には、アンケートの他にも多くの工数がかかることを覚えておかなければなりません。
シンポジウムの開催を企画するのであれば、アウトソーシング会社を利用するのも手です。
セミナーやシンポジウム、カンファレンスなどの開催代行を行っている会社であれば、シンポジウムに必要な業務について熟知しているため、効率的な開催準備を大いに助けてくれるでしょう。
4.シンポジウム代行ならニューズベースがおすすめ!
ニューズベースはセミナー・シンポジウムの代行を受託しているアウトソーシング業者です。
来場者350名規模のシンポジウムの運営代行を始め、数々のセミナーやシンポジウムの代行実績を持っています。
シンポジウム運営のプロフェッショナルであるニューズベースに運営業務を委託すれば、運営経験がない会社であっても、安定したシンポジウム運営が可能になるでしょう。
さらに、委託会社が今後業務資料として活用できるように、運営マニュアルを作成・整備してくれるのも特徴です。
申し込み窓口から当日運営までを委託することで、登壇者との連絡やプログラムの作成といったコア業務に工数を避けるのは、大きなメリットといえます。
シンポジウム代行を検討しているのであれば、ぜひニューズベースをおすすめします。
5.まとめ
シンポジウムアンケートには、下記のような目的があることを紹介しました。
・シンポジウムの満足度や理解度を調査する
・シンポジウムの参加者の属性を調査する
・今後ニーズのある開催テーマを調査する
アンケートに入れる項目は、上記の目的に沿ったものである必要があります。アンケートは継続的に良いシンポジウムを開催するための重要な業務であるため、手を抜かずに準備したいところですね。