展示会への出展が意味ないって本当?要因や効果的にするためのポイントを解説!
「展示会に出展しても意味がないって本当?」「展示会に出展する意味はあるの?」
展示会への出展を検討しているなかで、このような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
また、過去に出展した際に十分な成果を上げられず、効果に疑問を感じているという方もいるでしょう。
本記事では、展示会への出展が意味ないといわれる要因や出展するメリット・効果的な展示会にするためのポイントなどを解説します。
目次
展示会への出展が意味ないといわれる要因
展示会への出展が意味ないといわれる主な要因は以下の3つです。
- 成果につながらないため
- 来場者の数が少ないため
- 出展費用が高いため
順番に解説します。
成果につながらないため
展示会における成果の定義はさまざまですが、最終的には自社の商品やサービスの成約につなげることを目的として出展する企業がほとんどです。
展示会に出展したことで見込み客を獲得できたり名刺交換が行えたりするため、一見すると成功したかのようにも思えます。
しかし、肝心の成約には至らなかったというケースは決して珍しくありません。
その結果、展示会に出展しても意味がないと感じてしまうのです。
来場者の数が少ないため
展示会によっては、展示会自体の集客が十分でなく、来場客数が少ないケースもあります。
また、昨今では新型コロナウイルスの影響から、展示会の開催自体が減ったり、参加を控えたりしたケースもあるでしょう。
ようやくコロナ禍は落ち着いてきたものの、オンライン形式の展示会も増え、オフラインの展示会までなかなか足を運ばなくなった、という人もいるかもしれません。
このようにさまざまな要因は考えられますが、結果的に展示会の来場者が少なくなってしまうと、出展していても効果が十分に得られないでしょう。
出展費用が高いため
展示会は出展するにあたって費用がかかります。
出展費用は展示会の規模やブース規模などによって大きく異なりますが、決して安くないコストです。
そのため、「出展費用に見合っただけの効果が得られるのか」と不安に感じてしまい、展示会に出展するかどうかを迷っている企業も多くあります。
展示会に出展するメリット
前項では展示会への出展が意味ないといわれる要因について言及しましたが、もちろんメリットもあります。
主なメリットは以下の3つです。
- 商品やサービスの認知度を向上できる
- 既存顧客と関係性を構築できる
- 見込み顧客を獲得できる
一つずつ解説します。
商品やサービスの認知度を向上できる
展示会では、多くの来場者が集まります。
大規模な展示会では、1日で数千〜数万人以上の来場者が訪れることも珍しくありません。
そのため、展示会に出展することで自社の商品やサービスにおける認知度の向上が期待できます。
既存顧客と関係性を構築できる
展示会では、自社の商品やサービスを知らない人だけでなく、既存顧客にも参加してもらえます。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、これまでオンラインでのやり取りがメインになっていた企業も多いはずです。
展示会を通して直接コミュニケーションを図れるので、これまで以上に関係性を構築できます。
その結果、リピート率が向上したり新商品やサービスを開発した際の成約につながったりします。
見込み顧客を獲得できる
展示会では、あらかじめテーマが決まっています。
そのテーマに興味関心のある来場者が展示会では必然的に集まるので、積極的に声をかけることによって、一度に大量の見込み顧客を獲得することも可能です。
展示会に出展することで意味がある企業と意味がない企業の違い
具体的にどのような企業が展示会に出展することで意味があるのか、気になる担当者も多いはずです。
出展する意味がある企業の特徴は以下の通りです。
- 商品やサービスの認知度を向上させたい
- 見込み顧客を獲得したい
- 既存顧客との関係性を構築したい
- 過去の展示会でも効果が出ている
- 出展する際の予算を十分に確保できる
前項でも紹介したように、展示会に出展することで商品やサービスの認知度を向上させたり、既存顧客との関係性を構築できたりするなどの効果が期待できます。
そのため、明確な目的がある場合には、展示会に出展する意味があるといえます。
逆に上記の項目に当てはまらないのであれば、出展してもあまり意味はないといえるでしょう。
自分たちが展示会に出展すべきか迷っている場合には、ぜひ参考にしてみてください。
効果的な展示会にするために工夫すべきポイント
効果的な展示会にするために工夫すべきポイントは、以下の3つです。
- 出展する目的を明確にする
- 事前集客に注力する
- ブースデザインやポスターなどにこだわる
順番に解説します。
出展する目的を明確にする
前述の通り、展示会に出展することで商品やサービスの認知度を向上させることができたり、既存顧客との関係性を構築したりすることが可能です。
しかし、そのような明確な目的が決まっていない状態で出展してしまうと、上記のような効果が得られずに不本意な結果で終わってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
そのような事態を防ぐためにも、まずは「なぜ展示会に出展する必要があるのか」、目的を明確にしましょう。
事前集客に注力する
展示会当日の来場者は、ある程度目的をもって訪問しています。そのため、当日だけ積極的に声をかけたとしても、なかなか集客に繋がりません。
そこで重要となるのが事前集客です。
自社の見込み顧客や既存顧客に対して、数週間前にメールやお手紙などで展示会出展について案内を出しましょう。企業の公式ページやSNSでの告知も効果的です。
事前集客によって、自社のブースへの訪問を目的にしてくれる来場者を増やしましょう。
事前集客の施策としてよく活用される「案内状」についてはこちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
ブースデザインやポスターなどにこだわる
当然ですが、展示会には自分たちのほかに競合他社も多数出展しています。
そのため、来場者に存在感をアピールできなければ、ほかのブースに埋もれてしまいます。
1人でも多くの来場者に自社の商品やサービスを認知してもらうためにも、ブースデザインやポスターなどにこだわりましょう。
ブースデザインやポスターについて詳しく知りたいのであれば、以下の記事をご覧ください。
まとめ
本記事では、展示会への出展が意味ないといわれる要因や出展するメリット・効果的な展示会にするためのポイントなどを解説しました。
展示会に出展しても成果につながらなかったり、出展費用が高かったりするといった理由で展示会へ出展する意味はないのではないかと感じている企業もあります。
展示会に出展することで商品やサービスの認知度を向上させることができたり、見込み顧客を獲得できたりするなどの効果に期待ができるので、決して意味がないというわけではありません。
ただ、展示会に出展することで意味がある企業もあれば意味がない企業もあるので、出展するか迷っているのであれば、本記事を参考にしてみてください。
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