効果的な展示会パネルを作成するための6つのポイントとは?失敗パターンについても解説

公開日:2023.07.11

自社の商品やサービスの認知度を高めるために、展示会への出展を検討している担当者も多いのではないのでしょうか。

展示会へ出展するにあたって、1人でも多くの来場者に自社の商品やサービスを認知してもらうためには、展示会パネルの作成が必要不可欠です。

しかし、出展経験が少なく、どのように展示会パネルを作成すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、効果的な展示会パネルを作成するためのポイント失敗パターン・作成する前に確認すべき内容などについて解説します。

 

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展示会パネルを作成する目的

展示会パネルを作成する目的は、自社の商品やサービスを来場者にアピールするためです。

当然ながら、展示会には自社以外にも多くの企業が出展しています。

そのため、ただ出展しているだけでは来場者の興味関心を惹くことができず、展示会出展の効果が十分に得られません。

そのような事態を防ぐためにも、展示会パネルを作成することで自社の商品やサービスを来場者にアピールし、興味を持ってもらい、最終的には見込み客の獲得に繋げていくことが重要になります。

 

展示会パネルを作成する前に確認すべき3つの内容

展示会パネルを作成するにあたって、あらかじめ以下3つの内容を確認しておきましょう。

  • 作成する目的を明確にする
  • 展示する会場の大きさを把握しておく
  • ペルソナを設定する

順番に解説します。

 

作成する目的を明確にする

展示会パネルを作成する前に、必ずパネル作成の目的を明確にしておきましょう。

目的が曖昧な状態で作成してしまうと、アピールする内容もあやふやになり、来場者に刺さりづらい展示会パネルとなってしまうからです。

その結果、たとえ展示会パネルが完成したとしても、思うような効果が得られない可能性があります。

そのため「何のために展示会パネルを作成するのか」をまずはしっかり考えましょう。

 

展示する会場の大きさを把握しておく

展示会パネルは決して大きければいいというわけではありません

例えば、会場の規模や通路の幅が小さめであるにもかかわらず、展示会パネルが大きいと逆に見てもらいにくくなってしまう可能性があります。

展示会によって会場の大きさやレイアウトはさまざまです。展示する会場がどれくらいの大きさなのかを事前に把握しておきましょう。

 

ペルソナを設定する

万人受けするような展示会パネルを作成しても、自分たちが想定しているような効果には期待ができません。

企業の多くは、商品やサービスを開発する上で明確なペルソナが決まっているはずです。

そのため、展示会パネルでも明確なペルソナを設定してから作成しましょう

 

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失敗しやすい展示会パネルのパターン

展示会パネルを作成する際に失敗しやすいパターンとして、以下の3つが挙げられます。

  • 情報が整理されていない
  • 競合他社と似ている
  • 文字が多すぎる

一つずつ解説します。

 

情報が整理されていない

来場者に伝えたい内容が多すぎるあまり、情報が整理されていない展示会パネルが出来上がるケースは少なくありません。

情報が整理されていないと、来場者はどのような内容なのかがひと目で理解できず、読む前に素通りされてしまう要因となります

 

競合他社と似ている

展示会パネルを作成しても、競合他社と似ている場合には来場者から既視感を覚えられてしまいます

その結果、集客効果に期待ができない可能性があるので、注意が必要です。

自社ならではのアピールポイントを明確にし、他社との違いが明確になるようにしましょう。

 

文字が多すぎる

文字が多すぎる展示会パネルも失敗する典型的なパターンです。

文字が多すぎると来場者は読むのが面倒だと感じてしまい、素通りしてしまう可能性があります。

また、遠くから視認してもらうことも難しいので、展示会パネル本来の役割が果たせない可能性があります。

 

効果的な展示会パネルを作成するための6つのポイント

効果的な展示会パネルを作成するためには、以下6つのポイントを意識しましょう。

  • 目立つデザインにする
  • 余白を作る
  • キャッチコピーを考える
  • カラーは使いすぎない
  • 文字のフォントや揃え方を統一する
  • 展示会パネルの役割を理解する

順番に解説します。

 

目立つデザインにする

展示会パネルは、一般的に来場者の興味関心を惹きつけて集客することを目的として作成されます。

そのため、なるべく目立つデザインにして、一人でも多くの来場者から自社の パネルを認知してもらうことを心がけましょう。

 

余白を作る

自社の商品やサービスについて少しでも知ってもらいたいがために、展示会パネルに多くの情報量を記載してしまうのは逆効果です。

情報量が多すぎるパネルは来場者にとっては非常にわかりにくくなってしまいます。

なるべく情報はコンパクトにまとめて適度に余白を作ることを意識しましょう。

 

キャッチコピーを考える

展示会パネルを作成しても、来場者が見てくれる時間はほんのわずかです。

ほんのわずかの時間で来場者の興味関心を惹くためにも、記憶に残るようなキャッチコピーを考えましょう。

「導入することで業務効率が1.5倍に!」といった具体的な数値を用いるのがおすすめです。

 

カラーは使いすぎない

展示会パネルを作成する上で、目立たせるために多くのカラーを使いすぎてしまうと、まとまりがないデザインとなってしまいます。

使用するカラーは最大でも4色程度にするのがおすすめです。

 

文字のフォントや揃え方を統一する

展示会パネルを作成するにあたって文字のフォントや揃え方などが統一されていないと、読みづらい展示会パネルが出来上がってしまいます。

そのため、展示会パネルを作成する前に文字のフォントや揃え方などを統一するためのルールを決めておきましょう。

 

展示会パネルの役割を理解する

自社の商品やサービスにおける魅力・特徴などを全て展示会パネルに記載してしまうと、来場者はそれだけで満足してしまいます。

その結果、肝心の集客に期待ができない可能性があります。

展示会パネルは、あくまでも来場者に自社の商品やサービスに対する興味関心を持たせてブースに集客することが役割です。

パネルに記載する内容を選別し、もっと詳しく聞きたいと思わせる内容になるように工夫をしましょう。

 

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まとめ

本記事では、効果的な展示会パネルを作成するためのポイントや失敗パターン・作成する前に確認すべき内容などについて解説しました。

展示会パネルを作成する前には、作成する目的や展示する会場の大きさなどをしっかりと把握することが大切です。

少しでも効果的な展示会パネルを作成したいのであれば、目立つデザインにしたり、興味関心を惹くようなキャッチコピーを考えたりしましょう。

 

一方、「自分たちで効果的な展示会パネルを作成できるか不安」「展示会パネルを作成するためのリソースが割けない」などの悩みをお持ちの担当者も多いはずです。

そんなときには、弊社株式会社ニューズベースにお任せください。

株式会社ニューズベースでは、展示会主催者・出展者サポートを提供しており、展示会パネルの作成を委託できます。

そのほかにも、ブースデザインの作成や備品準備・来場者対応など、さまざまな業務に対応しています。

これまで数多くの実績があり、お客様の状況によって展示会に精通したプロの担当者をアサインしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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