経営方針発表会とは?開催する目的や内容・成功させるためのポイントなどを紹介!

経営方針発表会とは、経営理念や今後の方針内容を従業員に共有するための貴重な機会です。しかし、経営方針発表会をすることでどのような効果が期待できるのか把握できていないという人も少なくありません。
そこで本記事では、経営方針発表会を開催する目的や内容・成功させるためのポイントなどについて紹介します。これから経営方針発表会を控えている担当者は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
経営方針発表会を開催する目的や効果・メリット
経営方針発表会を開催する目的は、会社の今後のビジョンや経営方針を共有するためです。
会社員として働いている人のなかには、日々の業務に忙殺されてしまい、出口の見えないトンネルを走っているような感覚に陥っている人も少なくありません。そのような状態に陥っている会社員の多くは、仕事に対するモチベーションも減少傾向にあります。
経営方針発表を開催することによって、会社の考え方や方向性を理解することができます。その結果、従業員一人ひとりが自分のやるべきことが明確になり、仕事に対する向上心が生まれるはずです。
また、経営方針発表会で社長自ら従業員に言葉を投げかけることで、モチベーションの向上にもつながるのです。そのため、経営方針発表会を一大イベントとして捉えている企業が多くあります。

経営方針発表会の内容
経営方針発表会の内容は、おおむね以下に示すようなものが基本となります。
・前期計画の総括
・次期計画の発表
・優秀者の表彰
・社長・経営陣からの訓示
本質的にもっとも重要なのは、「前期計画の統括」と「次期計画の発表」です。会社の現状と、次なるビジョンを共有するうえで、絶対に欠かせません。社員からの理解度が高まるような提供方法を選びたいところです。
その他、「内定者の紹介」や「部署ごとの統括」などが実施される場合もあります。また、経営方針発表会をより有意義なものとするため、凝ったプログラムが盛り込まれることも珍しくありません。たとえば全てのプログラムが終了したのちに、立食形式で交流を図るなどします。

経営方針発表会を開催するまでに準備すること
経営方針発表会を開催するまでに以下の3つを準備しておきましょう。
・開催する内容を決める
・スケジュールの調整や資料を作成する
・最終リハーサルを行う
順番に解説します。
開催する内容を決める
経営方針発表会で開催する内容はどの企業であってもほとんど同じですが、「どのようなカリキュラムにするのか」、「当日は誰が経営方針について発表するのか」など、具体的な内容を決めておきましょう。
開催する内容が曖昧なまま本番を迎えてしまうと、進行がスムーズにいかず、盛り上がりに欠けてしまうことにつながります。経営方針発表会は一大イベントと捉える企業も多いので、入念に打ち合わせしておきましょう。
スケジュールの調整や資料を作成する
経営方針発表会で開催する内容を決めたら、スケジュールを調整します。従業員によっては1ヶ月先までスケジュールが埋まっていることも多いので、従業員全員が出席できるよう、2ヶ月以上前から調整しておくのがおすすめです。併せて、社長のスケジュールも忘れずに把握しておきましょう。
スケジュール調整と並行して、当日に使う資料を作成します。資料は、誰が読んでもわかりやすいように図や画像・グラフなどを積極的に使用しましょう。
また、招待状の書き方について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
▶「経営方針発表会の招待状・例文や出す時のマナーとは」
最終リハーサルを行う
本番前日に、担当者や関係者で最終リハーサルを行います。リハーサルを行うことで、本番当日もスムーズに進行できます。特に経営方針発表会の開催経験が乏しいのであれば、入念にリハーサルしておくのがおすすめです。
また、会場の設備がしっかりと作動するかチェックしておきましょう。イレギュラーな事態が起こった際の対応もあらかじめ決めておくと、本番も安心です。

経営方針発表会を成功させるための3つのポイント
経営方針発表会を成功させるためには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
・会場を貸し切る
・アンケート用紙を配布しておく
・懇親会も同時に開催する
一つずつ解説します。
会場を貸し切る
経営方針発表会は、会社にとっても非常に大事なイベントの一つです。しかし、担当者や上層部だけがそのように思っていても、従業員が大事なイベントであると認識していなければ意味がありません。
従業員一人ひとりが会社にとって大事なイベントであることを認識させるためにも、社外の会場を貸し切りましょう。社外の会場を貸し切ることによって、特別感を演出することができます。
アンケート用紙を配布しておく
経営方針発表会は、会社の今後のビジョンや経営方針を共有するために開催されますが、話した内容が従業員に浸透しなければ意味がありません。従業員のなかには他人事のように捉えてしまい、話を聞いていないという人も一定数います。
1人でも多くの従業員に耳を傾けてもらうためにも、経営方針発表会に関するアンケート用紙を配布しておきましょう。アンケート用紙を配布しておくことで、いつも以上に話を聞いてもらいやすくなるはずです。
懇親会も同時に開催する
経営方針発表会と同時に懇親会も開催するのがおすすめです。
会社で行事を開催するためには、スケジュールの調整や会場の確保など、多くの労力を費やします。そのため、懇親会を開催したくてもセッティングする時間が作れないという企業も多いはずです。
経営方針発表会が終了した後に懇親会を開催することによって、会場もそのまま使うことができて、スケジュール調整をする必要もないので一石二鳥です。また、経営方針発表会の開催後ということもあり、さらに従業員同士のモチベーション向上に期待できます。

まとめ
本記事では、経営方針発表会を開催する目的や内容・成功させるためのポイントなどについて紹介しました。
経営方針発表会は、従業員に対して会社の今後のビジョンや経営方針を共有する目的で開催される非常に重要なイベントです。そのため、会場を貸し切って特別感を演出させたり、1人でも多くの従業員に経営理念や会社のビジョンを浸透させるためにアンケート用紙を配布したりするなど、工夫してみましょう。
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