服装自由のインターンシップ説明会はスーツで参加すべき?
就職活動を始めて最初の参加となるイベントがインターンシップ説明会だという方も多いのではないでしょうか。
インターンシップ説明会の案内ではスーツの指定がある場合もありますが、「服装自由」と記載されているケースも多いです。
特に初めてのイベント参加の場合、「服装自由」とはスーツと私服、どちらで参加すべきか悩みますよね。
本記事では、インターンシップ説明会に最適な服装について解説します。
あわせてインターンシップ説明会で気をつけるべきマナーについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.インターンシップ説明会はどのようなことが行われる?
インターンシップとは、就職する前の学生を対象に、企業などが行う就業体験のことです。
近年、インターンシップを開催する企業が増え、学生は就職活動の一貫としてインターンシップへ参加することが主流となってきています。
インターンシップに応募するにあたり、説明会の参加は必須でないことが多いですが、興味のある会社があれば、まずは説明会に参加してみることをおすすめします。
インターンシップ説明会は、インターンシップの内容や選考についての詳細が聞けるのはもちろん、その企業について詳しく知ることができるチャンスです。
企業方針や事業内容、また会社の雰囲気や働く社員のリアルな声など、Webや会社パンフレットだけでは知ることのできない情報を得ることができます。
様々な情報を得られるため、インターンシップ説明会は就活において重要な業界研究や企業研究をする場としても最適です。
また、今後志望動機や自己PRの作成を作成する際にも非常に役立つというメリットがあります。
そのため、インターンシップの参加にまだ悩んでいるという場合にも、説明会に出席しておいて損はないでしょう。
2.インターンシップ説明会に最適な服装とは
インターンシップを実施している企業の中には、本選考との関係を明言しているところも少なくありません。
そのため、説明会の段階からマイナスな印象を持たれないための配慮が必要です。
特に服装に関しては、インターンシップ説明会では「服装自由」「私服OK」などと書かれている場合も多く、どんな服装で参加すべきか悩みますよね。
もし服装で迷った場合には、基本的にはスーツにしておけば周囲から浮いてしまうという心配はありません。
スーツといっても目立つ柄や色のものは避け、ネイビーや黒などの無地のものを選ぶと良いでしょう。
既にリクルートスーツを持っている方は、リクルートスーツでの参加が無難です。
また、中には「私服でお越しください」と指定がある場合もあります。
特にIT企業やベンチャー企業、アパレル企業など、普段から社員の方が私服で勤務していたり、その人のセンスを重視したりするような企業の場合にこういったケースが見られます。
その場合には、逆にスーツが失礼にあたるため、指示通り私服で参加するようにしましょう。
しかしここでいう「私服」とは普段着のことではありません。だらしない格好にならないよう、相手に不快感を与えない清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
インターンシップ説明会での服装が原因で即不採用になるということはありませんが、これから社会人になるにあたり、最低限のビジネスマナーを守ることは非常に大切です。
3.他にも覚えておくべき、インターンシップ説明会マナー
説明会の参加にあたり、気をつけるべきなのは服装だけではありません。
その他、覚えておきたいマナーについてご紹介します。
【時間厳守】
当然のことですが、遅刻は厳禁です。遅刻をすると、場合によっては説明会の参加を断られる場合もあります。
だからといって、早く着けば良いというわけではありません。企業側も会場準備などがあるので、あまり早く着きすぎても迷惑がかかってしまいます。
開始時間の5〜10分前には受付を完了させられるよう、余裕を持った行動を心がけましょう。
万が一公共交通機関の遅延など止むを得ない場合には、判明した時点ですぐに企業に電話を入れると安心です。
【スマホの電源はOFF】
説明会の最中に音が鳴ってしまわないよう、スマホの電源はOFFにしましょう。
マナーモードにすれば問題ないと考える方もいますが、静かな会場だと意外とバイブの音も響いてしまいます。
しかし、就職活動中は企業からの連絡を待っていることも多く、どうしても電源を切りたくないという場合にはサイレントモードに設定するなど、周囲の迷惑にならないよう配慮しましょう。
4.まとめ
本記事では、インターンシップ説明会に最適な服装について解説しました。
「服装自由」といった場合でも、だらしない格好やラフすぎる格好は避け、悩んだ場合はスーツで参加することをおすすめします。
インターンシップ説明会は、これから本格的に始まる就職活動の第一歩となります。特別身構える必要はありませんが、最低限のビジネスマナーを守り、有意義な時間を過ごせるように準備しましょう。