集客につながるセミナータイトルとは?作成の流れやコツについて解説
セミナーを開催しても集客ができずに頭を悩ませているという企業も多いのではないでしょうか。
一人でも多くの受講者を集客するためには、「セミナータイトル」が重要になってきます。
そこで本記事では、セミナータイトルが重要な理由や作成の流れ・作成する際のコツについて解説します。
目次
セミナータイトルが重要な理由
セミナーの受講を検討している方の多くは、セミナータイトルを見た上でどのようなセミナーなのかを想像し、受講するかどうかを決めます。
魅力的なセミナータイトルでなければ、興味関心を持ってもらえず、その後の受講にもつながらないでしょう。
そのため、セミナーが成功するかどうかは、セミナータイトル次第といっても過言ではありません。
一人でも多くの方にセミナーを受講してもらいたいのであれば、興味関心を引くような魅力的なセミナータイトルにする必要があります。
セミナータイトルで必要な「4Uの原則」とは?
セミナータイトルを作成する上で必要となってくるのが、「4Uの原則」です。
4Uの原則とは、以下4つの要素をまとめた原則のことを指します。
- Useful(有益性)
- Unique(独自性)
- Urgent(緊急性)
- Ultra Specific(超具体性)
4Uの原則を活用することで、ユーザーの興味関心を惹くようなセミナータイトルを作成することが可能です。
次項で詳しく解説します。
Useful(有益性)
Useful(有益性)とは、セミナーを受講することで得られるメリットのことです。
例えば営業ノウハウを教えるセミナーであれば、「契約数アップのコツを紹介」といったセミナータイトルにします。
契約アップという明確な有益性が示されることで、営業がうまくいっていないユーザーの興味関心を惹くようになり、受講するきっかけとなるはずです。
Unique(独自性)
Unique(独自性)とは、競合他社にはない自社だけの強みのことです。
例えば「3,000件以上のデータから導き出した独自のノウハウを大公開!」といったセミナータイトルにすることで、ほかのセミナーとの差別化が図れます。
なるべく明確な数値を用いて、具体性を持たせることが大切です。
Urgent(緊急性)
Urgent(緊急性)とは、限定感を持たせるような言葉を用いることによって、ユーザーに特別感を与えたり、申し込んでもらえるように後押ししたりすることです。
緊急性のある文言の例としては、「期間限定」「先着〇名限定」「残りわずか」などが挙げられます。
Ultra Specific(超具体性)
Ultra Specific(超具体性)とは、対象としているユーザーの特徴を示すことです。
例えば、採用に関するセミナーを開催するのであれば、「採用活動に困っている人事担当者必見!」といったセミナータイトルにすることで、条件に合ったユーザーの興味関心を惹かせることが可能です。
セミナータイトルの作成の流れ
セミナータイトルを作成する際には、以下の流れに沿って作成してみましょう。
- ターゲットを設定する
- ターゲットの悩みについて考える
- セミナー受講後にどのようなアクションを起こしてほしいかを決める
- セミナーの内容を考える
- 4Uの原則を参考にしてタイトルを完成させる
順番に解説します。
1.ターゲットを設定する
セミナータイトルを作成するにあたって、「どのようなユーザーにセミナーを受講してほしいのか」まずはターゲットを設定してみましょう。
ターゲットを設定する際には、ペルソナを作成するのがおすすめです。
ペルソナの項目としては以下のようなものが挙げられます。
- 年齢
- 性別
- 居住地
- 業種
- 企業規模
- 役職
- 業務内容
- 業務上の目標や課題
- 価値観
- 情報収集の方法
項目は上記に限らず必要なものを追加しても構いません。
ターゲット設定はこのあとの項目の基礎となるため、できるだけ詳細に設定するようにしましょう。
2.ターゲットの悩みについて考える
セミナータイトルを作成する際に重要となるのは、ユーザーの悩みや課題を解決できることを、前述の4Uの原則を取り入れながら表現することです。
そのため、ユーザーがどのような悩みを抱えているのか想像することは、タイトル作成において最も重要なポイントです。
最初に設定したターゲットをもとに、抱えていそうな悩みをできるだけ具体的にイメージしましょう。
3.セミナー受講後にどのようなアクションを起こしてほしいかを決める
ターゲットの悩みについて考えたら、セミナー受講後にどのようなアクションを起こしてほしいかを決めます。
例えば、最終的に自社の商品やサービスを購入してもらいたいのであれば、受講後に面談の機会を設けたり、相談会を開催したりするなどの施策が必要です。
このゴール設定によって、セミナーの内容、ひいてはセミナーのタイトルも変わってくるため、十分に検討したうえで設定しましょう。
4.セミナーの内容を考える
セミナー受講後に起こしてほしいアクションを決めたら、セミナーの内容について考えます。
これまでに設定した各項目をもとに、ユーザーをゴールへと導くことができるよう内容を検討しましょう。
5.「4Uの原則」を参考にしてタイトルを完成させる
セミナーの内容を考えたら、最後に「4Uの原則」を参考にしてタイトルを完成させます。
タイトルを作る際は、最初から1案に絞るのではなく、まずは思いついた時点でタイトルをいくつか書き出してみるのがおすすめです。
書き出した要素を慎重に精査していき、ターゲットの興味関心を惹くようなセミナータイトルを完成させましょう。
セミナータイトルを作成する際のコツ
セミナータイトルを作成するにあたって、以下3つのコツを意識してみましょう。
- 装飾文字を活用する
- 適切な文字数にする
- 専門的な用語は使わない
一つずつ解説します。
装飾文字を活用する
効果的なセミナータイトルを作成したいのであれば、【】や「」といった装飾文字を活用してみましょう。
装飾文字を活用することで、キーワードやフレーズが強調されるようになり、ユーザーの興味関心を惹くことにつながります。
ただし、1つのタイトル内であまりに多くの装飾文字を入れてしまうと、どこに注目すべきかわかりづらく、効果が発揮できない恐れがあります。
装飾する要素は1個〜多くても2個程度にしておきましょう。
適切な文字数にする
セミナータイトルを作成する上で、文字数も重要になってきます。
長すぎると、最後まで読まれないことも珍しくないため、適切な文字数として30文字前後を心がけましょう。
専門的な用語は使わない
セミナータイトル内に専門用語を使ってしまうと、意味を理解できないユーザーが離れてしまう可能性があります。
意図的に専門用語を盛り込んで「〇〇とは何だろう?」と興味を持たせる方法もありますが、そのような意図なく専門用語を取り入れているのであれば、わかりやすい語句に言い換えるようにしましょう。
まとめ
本記事では、セミナータイトルが重要な理由や作成の流れ・作成する際のコツについて解説しました。
多くのユーザーはセミナーを受講するかどうかを決めるにあたって、セミナータイトルを一つの判断材料としています。
そのため、一人でも多くのユーザーからセミナーを受講してもらいたいのであれば、ユーザーの興味関心を惹くようなセミナータイトルを作成することが大切です。
効果的なセミナータイトルを作成したいのであれば、装飾文字を活用したり適切な文字数にしたりすることを意識してみましょう。
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