セミナー受付で押さえるべき3つのマナーとは?
就職や転職活動を行う際に、セミナーや説明会で受付のマナーを卒なくこなすことは、企業側の採用担当者に好印象を与える絶好のチャンス。事前にセミナーの受付マナーを把握しておくことは、今後の選考や採用に大きく影響を及ぼします。
そこで本記事では、セミナー受付で押さえるべきポイントを3つに集約して解説します。
目次
1.セミナー受付のマナー①「挨拶」
セミナー受付での丁寧な挨拶や言葉遣いは、企業の採用担当者にとっても好印象を与える大切な接点になります。
そのため、受付に人がいる場合は、以下に列挙する項目を意識しておきましょう。
○話し方
話し方のポイントは、はっきりと喋ることだけでなく、元気よくハキハキと話し、相手にとって聞き取りやすい声で話すことを意識するようにしましょう。
受付の段階から、小さい声やボソボソ話すと、相手に暗いイメージやネガティブな印象を与えかねないので、相手の目を見て笑顔を心がけながら行いましょう。
○挨拶の仕方/ワード
しっかりとお辞儀と挨拶をしてから、大学名及び所属名などを名乗り、名前を伝えるようにしましょう。その際、何の目的で訪れたかもはっきり伝えることが重要です。
この時は、いきなり目的を伝えないようにしましょう。緊張していると、いきなり自分の目的や動機から話しがちですが、人とのコミュニケーションや距離感をつめるときは、まず気持ちいい挨拶をすることが不可欠です。そのため基本としては、まずは「おはようございます」や「こんにちは」と言った挨拶とお辞儀から行うように意識しましょう。
2.セミナー受付のマナー②「身だしなみ」
セミナーや会社訪問を行う際は、基本的にスーツの着用が一般的と言えるでしょう。しかし、スーツを着ているからと言って、受付で清潔や好印象と言ったイメージを与えられるわけではありません。
身だしなみは、外見の印象を決める大切な要因の一つと言えますので、以下に列挙したポイントはしっかり守るようにしましょう。
○服装
セミナーでの服装は基本的にフォーマルなスーツになります。
黒や紺のシンプルなスーツなら問題ありませんし、リクルートスーツを着ていれば無難と言えるでしょう。
よくセミナーや会社説明会では、「服装自由」や「服装に対する指定なし」と記載されているケースがあります。この場合でも、スーツの参加が原則です。ただし業界や企業によっては、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルな服装でも問題はありませんが、スーツで参加した方が浮くリスクや目立つことが極力抑えられるため、スーツで参加することをおすすめします。
また、コートやマフラーを着用している場合は、会場に入る前に脱ぐこと、外しておくことがマナーとされています。受付の際は、腕にかけて持ち歩くようにしましょう。
これらを身に付けたまま会場に入ることはマナー違反ですので、会場に入る前に忘れずに行うようにしてください。
○髪型
セミナーの受付で、採用担当者や人事の方々に良い印象を与えるためには、清潔感ある髪型が大切です。とくに髪型はきちんとするだけで、相手に清潔感や好印象を与える重要な要素になります。
セミナーの受付で好印象を与える髪型はたくさんありますが、基本として、男女問わず、前髪が目にかかる髪型や、派手な髪色は避けるようにしましょう。また、寝癖がついていたり、セットされていなかったりすると、だらしない印象を与えかねません。セミナーに参加する前は、朝シャワーを浴びて髪を洗うようにしましょう。
3.セミナー受付のマナー③「所作」
セミナーで受付を行う際は、挨拶や身だしなみだけでなく、受付をするときの所作にも意識することが重要です。
以下では、セミナー受付で気をつけたい所作について解説します。
○書類の受け取り方
セミナーで使う書類やレジュメを受け取る際は、両手で受け取るようにしましょう。
片手で受け取ったり、雑に受け取ったりすると相手に悪い印象を植え付けることにつながります。受付のマナーとしては、相手の目を見ながら丁寧に受け取り、「頂戴します」や「ありがとうございます」の一言を添えることでより丁寧な印象を与えることができます。
○私語は慎む
セミナーや会社説明会は、その企業の本社やセミナー会場である場合が大半です。
その場合、参加するセミナーだけでなく、その従業員の方々が働いていたり、他のセミナーが開かれていたりする場合があります。
仮に学生同士で話していたりすると、他の就活生に迷惑をかけるだけでなく、あなた自身の評価が下がる恐れがありますので、極力受付で騒いだり、話し込んだりしないようにしましょう。
4.まとめ
本記事では、セミナー受付で抑えるべきマナーを解説しました。
セミナーでの受付をスムーズにこなす事は、その後の選考や採用に大きく影響してきます。
今回紹介した受付時のマナーのポイントを正しく理解し、相手に失礼がないように十分注意するようにしましょう。