残予算とは?消化するためのおすすめの方法8選や注意点を解説!
「予算が余ってしまったけど、使い道が思い浮かばなくて困っている」
期末が近づくにつれ、このように残予算をどのように消化すればいいのか、頭を悩ませている担当者もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、残予算の基礎知識や消化するためのおすすめの方法・注意点について解説します。
残予算に対する悩みを解決したい担当者は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
残予算とは?消化したほうがいい理由
残予算とは、年度内に消化できていない予算のことを指します。
一般的な企業の多くは、年度内に予算を消化できなければ、会社の利益として計上されます。
そのため、会社全体にとって残予算は悪いことのように思えないかもしれません。
しかし、残予算は部署や部門に大きな影響を及ぼします。
なぜなら、残予算があると「予算が必要以上に多かった」と見なされてしまい、翌年度からの予算を減らされてしまう恐れがあるためです。
また、残予算があるにもかかわらず、設定された目標を達成できていないと、責任者だけでなく部署や部門全体の評価が下がってしまう可能性もあります。
そのような事態を防ぐためにも、「残予算はなるべく消化したほういい」という共通認識があるのです。
残予算を消化するためのおすすめの方法8選
残予算を消化するためのおすすめの方法は、以下の通りです。
- 社内イベントの開催
- セミナーの開催
- 研修の実施
- ポスターやチラシなどの販促物の作成
- ノベルティの作成
- 名刺の作成
- 採用動画の制作
- マーケティング施策
順番に解説します。
社内イベントの開催
1つ目は、社内イベントの開催です。
代表的な社内イベントとして、表彰式やキックオフ・周年イベントなどが挙げられます。
社内イベントを開催することで、従業員同士の関係性が深まったり、業務に対するモチベーションが向上したりするなど、さまざまなメリットに期待ができます。
残予算が余っているほど大規模なスケールで開催できるので、おすすめです。
「自社だけで開催できるか不安」ということであれば、アウトソーシングの活用も検討してみましょう。
セミナーの開催
2つ目は、セミナーの開催です。
セミナーを開催することで、著名人をゲストに呼んで自社のブランディングを図ったり、新たな商品やサービスの魅力を伝えて、認知度を向上させたりするなどの効果に期待ができます。
その代わり、セミナーの開催には会場費や宣伝費・人件費などで膨大なコストがかかり、十分なリソースも必要となるので、注意が必要です。
イベントと同様に、こちらもアウトソーシングを活用することで、セミナー開催のプロによるトータルサポートが受けられるため、リソースや経験不足にお困りの企業は検討してみましょう。
研修の実施
3つ目は、研修の実施です。
研修を実施することで、従業員一人ひとりが新たな知識やスキルを習得し、人材育成に期待ができます。
プレゼンテーション研修やコミュニケーション研修・1on1研修など、研修といってもさまざまな種類があるので、自社が抱えている課題に沿った研修の実施を検討してみましょう。
上記の研修について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
【プレゼンテーション研修】実施するメリットや成功させるために意識すべきポイントなどについて解説!
コミュニケーション研修が注目されている理由とは?メリットや成功させるためのポイントも紹介
1on1研修のメリットや方法・成功させるためのポイントについても解説!
アウトソーシングを活用した研修運営については、以下の資料もぜひご覧ください。
費用と準備にかかる期間を抑えられる「パッケージサービス」についても、こちらをご覧ください。
ポスターやチラシなどの販促物の作成
4つ目は、ポスターやチラシといった販促物の作成です。
販促物は、年月が経つにつれて情報が古くなったり色あせたりしてしまうので、残予算を消化する方法として最適といえます。
情報のアップデートだけでなく、デザインやイラストの変更も検討してみましょう。
ノベルティの作成
5つ目は、ノベルティの作成です。
ノベルティを作成することで、認知度の向上やブランディング・イメージアップに期待ができます。
ノベルティを作成する際には、配りやすさや実用性の有無・話題性などをしっかりと考慮することが重要です。
競合他社との差別化を図るために、ノベルティの作成に注力している企業も少なくありません。
そのため、既にノベルティを作成している場合には、新たなノベルティの作成を検討してみましょう。
名刺の作成
6つ目は、名刺の作成です。
名刺は、相手に自分のことを知ってもらうための「自己紹介ツール」であり、話のネタになることもあります。
名刺を作成してから数年経過しているという従業員もいるはずですので、情報をアップデートするためにも、残予算を消化する方法の一つに名刺の作成を検討してみましょう。
採用動画の制作
7つ目は、採用動画の制作です。
競合他社との差別化を図り、求職者に興味関心を持ってもらうためにも、最近では採用動画を制作している企業が増えてきています。
採用動画を制作することで、求職者に対してわかりやすく情報を伝えられたり、採用ミスマッチを未然に防げたりするなどのメリットに期待ができます。
ただし、採用動画を制作するためには撮影スキルや動画編集スキルが必要となるので、自社で制作するのが難しい場合には、外注を検討しましょう。
マーケティング施策
8つ目は、マーケティング施策です。
マーケティング施策を行うことで、市場のトレンドや規模を把握できるようになり、顕在層だけでなく潜在層にもアプローチすることで、見込み客の獲得につながります。
代表的なマーケティング施策は、以下の通りです。
- マス広告やWeb広告の運用
- オウンドメディアの運用
- SEO対策
- SNSの運用
- セミナーの開催
- メルマガ配信 など
これまで以上に売り上げを伸ばしたいのであれば、残予算を活用して上記のマーケティング施策を実施してみましょう。
残予算を消化する際の注意点
残予算を消化する際には、以下の2つに注意しましょう。
- 自社にとって有益なものに残予算を活用する
- 残予算がいくらあるのか確認する
一つずつ解説します。
自社にとって有益なものに残予算を活用する
いくら残予算であっても、どのようなことにも使っていいというわけではありません。
自社にとって有益ではないものに残予算を使ってしまっては、それこそ部署や部門全体の評価を下げてしまい、翌年度からの予算を減らされる恐れがあります。
そのような事態を防ぐためにも、自社にとって有益なものに残予算を活用することを心がけましょう。
残予算がいくらあるのか確認する
残予算があることは把握していても、具体的にいくらあるのか正確にわかっていないと、消化している最中に残予算分を超えてしまう可能性があります。
非常に危険ですので、残予算を消化する前に、必ずいくらあるのかを確認しておきましょう。
まとめ
本記事では、残予算の基礎知識や消化するためのおすすめの方法・注意点について解説しました。
残予算とは、年度内に消化できていない予算のことであり、なるべく消化することが好ましいといえます。
残予算を消化するための方法として、社内イベントやセミナーの開催など、さまざまな方法があるので、本記事を参考にしてみましょう。
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