【研修合宿】メリット・デメリットとは?成功させるためのポイントも紹介
通常の研修がマンネリ化しているということもあり、泊まり込みで行う「研修合宿」の開催を検討している担当者もいるのではないでしょうか。
研修合宿は通常の研修とは全く異なるため、どのような研修なのかをしっかりと把握しておく必要があります。
そこで本記事では、研修合宿の基礎知識や開催するメリット・デメリット・成功させるために意識すべきポイントについて解説します。
研修合宿について詳しく知りたいという担当者は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
研修合宿とは?
研修合宿とは、泊まり込みで開催する研修のことです。
1泊2日の場合もあれば、数日間にわたって開催することもあるなど、企業によって開催期間はさまざまです。
研修合宿は、普段とは全く異なる環境で開催されるため、参加者は通常の研修よりも集中しやすい傾向にあります。
また、参加者同士で寝食を共にするため、親密な関係になりやすくなるのも研修合宿の醍醐味といえるでしょう。
研修合宿を開催するメリット
研修合宿を開催するメリットとして、以下の4つが挙げられます。
- 効率を重視した研修を開催できる
- 関係性の構築につながる
- 競争力を高められる
- 組織としての団結力の向上に期待ができる
順番に解説します。
効率を重視した研修を開催できる
一般的な研修の場合、研修会場に向かうまでに移動時間がかかったり、講師が到着するまでの待機時間が発生したりすることがあります。
しかし、研修合宿では参加者や講師が同じ施設に宿泊するため、そのような時間が発生することはなく、時間を有効活用でき効率を重視した研修を開催できます。
また、オフィスを離れて研修施設などで開催するため、通常業務とは切り離されて研修に集中できる点も重要です。
このように合宿ならではの効率の高さにより、短期間で成果に期待ができる研修を開催することが可能です。
関係性の構築につながる
研修合宿では、同じ施設において参加者同士で寝食を共にするため、自然とコミュニケーションが図れるようになり、関係性の構築につながります。
特に新入社員の場合であれば、研修前はあまり交流がなかったとしても、研修合宿を通して短期間で一気に仲が深まることもあるため、非常に効果的といえるでしょう。
競争力を高められる
研修合宿のプログラムにおいてグループワークを取り入れることで、参加者一人ひとりがほかのグループよりも成果を出す方法について考えるようになります。
その結果、自然と競争力が高まり主体性のある人材の育成につながります。
組織としての団結力の向上に期待ができる
研修合宿では、同じ施設で寝食を共にし、ときには厳しいことや大変なこともあります。
それを参加者同士で協力しながら乗り越えることで、組織としての団結力の向上に期待ができます。
研修合宿を通して、普段の業務でも切磋琢磨しあえる最高の仲間が見つかることも少なくありません。
研修合宿を開催するデメリット
研修合宿の開催は、メリットだけなくデメリットもあります。
主なデメリットは、以下の2つです。
- 予定を調整するのが難しい
- 通常の研修よりもコストがかかる
一つずつ解説します。
予定を調整するのが難しい
研修合宿は通常の研修とは違い、ある程度の時間を割く必要があります。
参加者によっては、家庭の事情によって時間を割けないというケースもあるので、予定を調整するのが難しいことがデメリットの一つといえます。
通常の研修よりもコストがかかる
研修合宿では、施設に移動するための交通費や宿泊費用・食費など、通常の研修に比べてさまざまなコストがかかります。
そのため、あらかじめ研修合宿にどれくらいのコストを割けるのか、担当者は把握しておきましょう。
研修合宿を成功させるために意識すべきポイント
研修合宿を成功させたいのであれば、以下4つのポイントを意識しましょう。
- 研修内容に適した場所や施設にする
- 開催期間は慎重に決める
- 参加者の体調管理・メンタル管理に気をつける
- ほかの利用者に配慮する
順番に解説します。
研修内容に適した場所や施設にする
研修合宿を成功させたいのであれば、研修内容に適した場所や施設を選ぶことを意識しましょう。
例えば、グループワークやロールプレイングを中心に行いたいのであれば、ある程度の広さがあり多少の声量を出しても問題ないような場所や施設を確保する必要があります。
また、研修を開催するにあたって必要なホワイトボードやプロジェクターといった備品も用意されているかどうかも、併せて確認しましょう。
開催期間は慎重に決める
研修合宿の開催期間は、1泊2日程度の企業もあれば、1週間以上開催する企業もありさまざまです。
研修合宿は、開催期間が長ければ長いほどいいというわけではありません。
企業や研修内容によって最適な開催期間というのは存在するはずなので、過去の事例やほかの企業を参考にしながら、開催期間は慎重に決めるようにしましょう。
参加者の体調管理・メンタル管理に気をつける
研修合宿中は、普段とは全く異なる環境となるため、慣れない環境に適応できず、体調やメンタルを崩す参加者も少なくありません。特に長期の実施となる場合は注意が必要です。
また、合宿ならではの会社の雰囲気が見えた結果、自分には合わないと感じる人が出る可能性もあるでしょう。
最悪の場合、研修合宿が原因で早期離職となることも十分に考えられます。
そのような事態を防ぐためにも、参加者の体調管理やメンタルケアは十分に行うようにしましょう。
担当者は参加者一人ひとりの様子をしっかりと観察して、いつもより元気がないと判断した場合には、積極的に声がけすることが大切です。
ほかの利用者に配慮する
施設によっては、自分たちだけでなくほかの利用者が宿泊していることもあります。
そのようなことも知らずに大声で騒いだり走り回ったりするなどの不適切な行動を取ると、ほかの利用者に迷惑をかけてしまい、自社のブランディングを低下させることにもなりかねません。
ほかの利用者に十分配慮し、節度のある行動を心がけましょう。
まとめ
本記事では、研修合宿の基礎知識や開催するメリット・デメリット・成功させるために意識すべきポイントについて解説しました。
研修合宿とは、泊まり込みで開催する研修のことであり、開催することで効率を重視した研修を開催できるようになったり、参加者同士で関係を構築できたりするなどのメリットに期待ができます。
ただし、予定を調整するのが難しかったり、通常の研修よりもコストがかかったりするなどのデメリットもあるので、注意が必要です。
研修合宿を成功させたいのであれば、研修内容に適した場所や施設にしたり、参加者の体調管理に気をつけたりすることを意識しましょう。
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