研修とセミナーの違いとは?それぞれのメリットやデメリットについても紹介!
スキルアップのために、積極的に研修やセミナーに参加している人もいるはずです。
しかし、研修とセミナーでは具体的に何が違うのか、あまり把握していないという人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、研修とセミナーの違いやそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
研修とは?
研修とは、業務で必要な知識やスキルを習得するために実施する講習のことです。
社内だけでなく社外で開催されることもあり、「ビジネスマナー研修」や「リーダーシップ研修」「チームビルディング研修」など、さまざまな種類の研修があります。
また、実施形式もオフラインだけでなく、オンラインやeラーニングがあり、自社の状況によって柔軟に変更することが可能です。
eラーニングについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
研修でeラーニングを活用するメリットやデメリット・導入手順についても解説!
セミナーとは?
セミナーとは、少人数を対象にして特定のテーマについて議論することです。
セミナーと聞くと、講師がホワイトボードやスクリーンを活用しながら、受講者に向かって説明している光景を思い浮かべるという人もいるかもしれません。
しかし、セミナーにもさまざまな種類があり、複数人の登壇者が決められたテーマについて意見交換する「パネルディスカッション形式」や、受講者にアクションを起こさせる「ワークショップ形式」などがあります。
研修とセミナーの違い
前項で研修とセミナーの特徴についてそれぞれ紹介しましたが、具体的にどのように違うのか、あまり把握していないという人もいるはずです。
研修とセミナーでは、以下3つの内容が大きく異なります。
- 目的
- 参加形式
- 対象者
順番に解説します。
目的
研修の場合、受講者に対して知識やスキルを習得させることが目的です。
一方のセミナーは、少人数を対象にして特定のテーマについて議論し、ノウハウを獲得することが目的となっています。
研修とセミナーでは、開催する目的が異なるので、間違えないように注意しましょう。
参加形式
研修の場合、企業からの指示によって受講するというケースが多いため、受講者の参加意欲が低い傾向にあります。
一方のセミナーは、企業から命令して受講するということはありません。
自分自身が興味関心のあるテーマに対して、自主的に受講するという人がほとんどのため、研修よりも参加意欲が高い傾向にあります。
対象者
ほとんどの研修は、主に企業で働いている従業員が対象者です。
一方のセミナーは、特定のテーマについて興味関心のある人が対象者となるため、年齢や職業などに関係なく、さまざまな人と交流できます。
研修のメリット
研修では、以下のようなメリットに期待ができます。
- 業務に必要な知識やスキルを習得できる
- 受講者同士の仲が深まる
一つずつ解説します。
業務に必要な知識やスキルを習得できる
研修によって、受講者は業務に必要な知識やスキルを習得できます。
研修で学習した内容を実際の業務に生かすことで、業務を効率化させることが可能となり、生産性の向上につながります。
受講者同士の仲が深まる
社内や社外関係なく、グループワークを導入している研修も数多くあります。
グループ内で話し合うことで、自然と受講者同士の仲が深まり、新たな人脈の形成に期待ができます。
研修のデメリット
研修はメリットだけでなく、以下のようなデメリットもあります。
- 担当者の負担が大きい
- 講師によってクオリティが大きく変わる
順番に解説します。
担当者の負担が大きい
社内で研修を開催する場合、会場の準備や資料の作成・当日の運営など、やるべきことが豊富にあるので、担当者の負担が大きいのが研修のデメリットです。
少しでも担当者の負担を軽減したいのであれば、アウトソーシングの活用を検討してみましょう。
講師によってクオリティが大きく変わる
社内研修において、いくら効果に期待ができるカリキュラムを構築したとしても、講師のスキルが乏しければ意味がありません。
講師によって研修のクオリティは大きく変わってくるので、効果的な研修を開催したいのであれば、外注もしくは外部研修への参加も検討してみましょう。
セミナーのメリット
次に、セミナーのメリットについて紹介します。
主なメリットとして、以下の2つが挙げられます。
- 普段交流する機会のない人と交流できる
- 最新情報や限定情報を入手できる
一つずつ解説します。
普段交流する機会のない人と交流できる
セミナーは、年齢や職業などに関係なく特定のテーマについて興味関心のある人が受講するため、普段交流する機会のない人とも交流できます。
その結果、新しい仕事の獲得につながったり、新たな友人ができたりする可能性もあります。
最新情報や限定情報を入手できる
セミナーによっては、最新情報や限定情報を入手できることもあります。
これによって、受講者はさらに特定のテーマについて詳しくなり、理解を深めることが可能です。
セミナーのデメリット
セミナーにも、メリットだけでなくデメリットが存在します。
セミナーの主なデメリットは、以下の3つです。
- 知りたい情報を入手できない恐れがある
- 費用がかかる
- 怪しい勧誘を受ける可能性がある
順番に解説します。
知りたい情報を入手できない恐れがある
同じテーマであっても、講師によって教える内容が異なる場合があります。
その結果、知りたい情報を入手できない恐れがあるため、受講する前にどのような内容なのかを必ずチェックしておきましょう。
費用がかかる
一部無料で参加できるセミナーもありますが、ほとんどのセミナーは費用がかかります。
セミナーの受講費用は数千円が一般的ですが、数万円するセミナーもあるので、注意が必要です。
福利厚生の一環として、セミナーの受講費用を一部援助している企業もあるので、気になる人は確かめてみましょう。
怪しい勧誘を受ける可能性がある
セミナー終了後に受講者同士で名刺交換などを行った際、その後しつこくビジネスの勧誘を受けた、という事例が少なからず聞かれます。
受講者の中には、勧誘目的でセミナーを受講している人も一定数いる可能性が考えられるため、少しでも違和感を覚えたらすぐに距離を取るようにしましょう。
また、稀ですがセミナーを開催している団体が意図的に勧誘を斡旋しているケースもあるので、セミナーの参加対象や参加条件が明確に提示されているか、事前に確認することが重要です。
まとめ
本記事では、研修とセミナーの違いやそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
研修とセミナーをイコールとして考えている人もいますが、目的や参加形式・対象者が明確に異なるので、注意が必要です。
本記事にて、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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