自社でセミナーを主催する方法について
これから50人規模の自社セミナーを開催しようと検討している担当者は、次のようなことでお悩みを持つことがあるでしょう。
「セミナーを開催してみたいけど、具体的な流れが分からない」
「どうすれば効果のあるセミナーを主催できるか知りたい」
「自社セミナーに参加者が多く集まるのか不安」
本記事では自社セミナーを主催したことのない担当者に向けて、実際にセミナーを主催するまでの方法と流れについてお伝えします。
目次
1.セミナー主催までの方法と流れ
商品のPRや新規の見込み客を増やすために、自社セミナーを開催する企業は多く存在します。自社セミナーを主催することで商品・サービスの知名度が高まり、売上の増加に期待できるものです。
ただ、やみくもに自社セミナーを開催したところで、新規リードを増やせるとは限りません。アプローチ方法や目的がなければ参加者が集まらず、セミナーの効果が現れないリスクもあります。
成果を上げるために自社セミナーを開催するには、適切な方法で主催するセミナーの準備をすることが必要になります。
具体的なセミナー主催までの方法と流れは次の通りです。
1.目的の明確化をする
2.目標を設定する
3.ターゲット・内容・規模の決定
4.開催場所・日時の決定
5.告知、集客
各項目における内容やコツについて詳しく解説します。
2.セミナー主催目的の明確化
一般的に企業が自社セミナーを開催するには3つの目的があります。
1.新規リードの獲得(集客)
2.新規リードへのフォロー(情報提供、販売)
3.既存顧客へのフォロー(顧客満足度の向上、顧客流出の防止等)
これらの項目から自社が達成したい目的を判断して、主催するセミナーの目的を明確化することが重要です。目的が明確でなければ目標が決まらず、何となくセミナーを開催してしまうリスクがあります。
例えば「新規リードへのフォロー」を目的とする場合、商品紹介をメインとしたセミナーを開催することがオススメです。テーマを絞ることでターゲットが明確になり、集客率の向上につながります。
コストに見合った効果を得るためにも、セミナーの目的を最初に定めておきましょう。
3.セミナーのゴールとなる目標の設定
主催するセミナーの目的を明確に決めることで、会社で達成すべき目標を設定しやすくなります。適切な内容やターゲットなどを決定するために、目的から具体的な目標を決めましょう。
数字として効果が分かる目標として次のような例があります。
・リードの獲得を目的とする場合、新しい見込み客の数を設定
・新規リードへのフォローを目的とする場合、参加者の申込数を設定
・既存顧客のフォローを目的とする場合、満足度の高いアンケートの数を設定
自社セミナーの目標を決めるときのコツは、数値でカウントできるゴールを選ぶこと。数値化できない目標は客観的な効果が分からず、反省や改善につながらないリスクがあるため注意しましょう。
4.主催セミナーのターゲット・内容・規模の決定
自社セミナーの目的や目標を決定したら、さっそくターゲットや内容、規模を決定します。会社が紹介したい商品・サービスから、狙いたい顧客層やセミナー内容を決めることが重要です。
例えば資産運用をサポートするサービスの利用者を増やすために、セミナーを開催するとします。この場合は将来に不安をもつ30代の社会人をターゲットにして、資産を増やす方法を内容とすることが可能です。
また、設定したターゲットのスケールからセミナーの規模を決定することも必要。セミナーの適切な開催頻度を規模から予想して、ターゲットが興味を引くようなタイトルを設定しましょう。
5.セミナー会場・日時の設定
一般的に自社セミナーを主催する場合、会議室やイベントスペースなどでセミナーを開催することがオススメです。自社に来場してもらうことで参加者に会社のイメージを知ってもらえます。
もしセミナーの規模が大きくて自社オフィスで開催できない場合、スクールなどの会場を検討しましょう。予想された参加者数よりも収容人数の多い会場を選ぶことで、参加者が窮屈な思いをせずに済みます。
ターゲットのライフスタイルから日時を決定して、なるべく早めに会場を予約しておくことがオススメ。会場の予約が遅れると場所を用意できず、セミナーを予定通り開催できなくなるリスクがあります。
6.セミナー主催までの集客アプローチ
セミナーのタイトルや内容、日時が決定したらターゲット層に適切な頻度で告知しましょう。次のような集客アプローチによりセミナーの参加者を増やすことができます。
・オフラインの場合:DM、パンフレット、チラシなど
・オンラインの場合:ホームページ、メールマガジン、SNSなど
ターゲットに告知するタイミングは「セミナー受付開始時」「受付開始から終了までの中間」「受付終了間近」の3回がオススメです。オンライン上に申込フォームを用意することで参加するハードルを下げられます。
7.まとめ
本記事ではこれから自社セミナーを主催する担当者に向けて、実際にセミナーを開催するまでの流れをお伝えしました。
セミナー当日の運営方法は、以下の記事でチェックしましょう。
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主催するセミナーで商品の売上を高めたり見込み客を増やしたりするために、運営の外注を検討していただけると幸いです。
興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。