会社創立記念や周年記念・設立記念などで使える挨拶文の書き方を徹底解説!【文例・テンプレあり】
創立記念や周年記念・設立記念などをお祝いしてイベントを開催する企業も少なくありません。しかし、どのような挨拶文またはスピーチを行えば良いのかわからない人も多いのではないのでしょうか。
そこで本記事では、実際に開催される創立記念や周年記念・設立記念などで使える挨拶文の書き方や例文などについて解説します。
目次
創立記念や周年記念・設立記念とは
創立記念や周年記念・設立記念のそれぞれの違いは以下の通りです。
・創立記念:組織や建物などを創立した特別な日
・周年記念:企業が無事に継続できたことを感謝する日
・設立記念:会社が法人として法務局に登録された日
それぞれ同じ意味のようにも思えますが、実際には異なります。意味によって使い分けができるように覚えておきましょう。
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会社創立記念・周年記念・設立記念などの挨拶やスピーチの構成について
会社創立記念や周年記念・設立記念などの挨拶やスピーチする際に以下のような構成で文書を組み立てるのがおすすめです。
・前文
・主文
・末文
・後付け
それぞれ解説します。
前文
前文では、一般的に手紙を書くときと同じイメージで、まずは頭語である「拝啓」や「謹啓」から書き始めます。その後、季節に応じて「新春の候」や「初春の候」など、時候の挨拶を書きましょう。
前文の最後には、相手の安否を気遣う言葉として以下のような文を記載します。
・会社の場合:「貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
・店舗の場合:「貴店におかれましてはますますご繁盛のことと大慶に存じます。」
主文
主文では、最初に日頃の感謝の気持ちから述べましょう。
・会社の場合:「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」
・施設や病院の場合:「平素は当院(施設)に格別のご理解とご協力を賜り誠に感謝申し上げます」
感謝の気持ちの後に、記念日を迎えたことを記載します。
例文:「おかげさまで弊社は令和◯年◯月◯日をもちまして、創立◯年を迎える運びとなりました。」
その後、これからの抱負や決意を表明し、最後に今後とも変わらずにお付き合いいただくことをお願いするような文章を記載しましょう。
末文
末文では、「結びの挨拶」で文章を締めくくると、スッキリとした文章になります。
結びの挨拶では、以下のような文章を例として記載しましょう。
・今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
・今後も末永くお引きまわしのほど心よりお願い申し上げます。
・今後ともよろしくご用命のほどお願い申し上げます。
後付け
最後の後付けには「日付」と「署名」を記載します。署名は会社名と代表者名を記載しますが、宛名によって記載方法が異なります。
・個人宛の場合:社名・役職名・氏名を記載する
・不特定多数宛ての場合:「関係者各位」「取引先各位」「お客様各位」のいずれかを記載する
くれぐれも書き忘れのないように注意しましょう。
会社創立記念・周年記念・設立記念などの挨拶文のマナー
会社創立記念・周年記念・設立記念などの挨拶文のマナーとして重要なのが、挨拶状を送る時期です。遅くても、開催される1週間前には手元に届くようにしましょう。
また、会社創立記念・周年記念・設立記念などで送る挨拶文は、あくまでも日頃から携わってくれている人に対して感謝を伝えることが本来の目的です。そのため、会社の商品やサービスをアピールするようなことは控えましょう。
会社創立記念の挨拶文の例文(記念品贈呈の挨拶文も)
会社創立記念の挨拶文の例文と記念品贈呈の挨拶文をそれぞれ紹介します。
【会社創立記念の挨拶文の例文】
拝啓 春分の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てにあずかり厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は、来る令和元年三月二十一日をもちまして、創立10周年を迎える運びとなりました。
これもひとえに皆様方の厚いご支援と温かい激励の賜でございます。ここに心よりの感謝を申し上げます。
これを機に、いま一度創業の精神に立ちかえり、より一層のサービス向上に努めてまいります。
今後とも倍旧のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
略儀ながら、まずは書中をもってご挨拶申し上げます。
敬具
令和元年三月吉日
株式会社〇〇〇〇
代表取締役 〇〇〇〇
【記念品贈呈の挨拶文の例文】
拝啓 新春の候、貴社におかれましてはますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は三月二十一日をもちまして、無事に創立10周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様方のご支援とご厚情の賜物と心より深謝いたしております。
これを機に、社員一同気持ちを新たにし、皆様方のご厚情に応えるべく、邁進いたす所存でございます。
今後とも倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
なお、〇周年の感謝のしるしといたしまして、ささやかながら記念品を同封しましたのでご笑納ください。
略儀ながら書中をもちまして日頃への御礼とご挨拶を申し上げます。
敬具
令和元年三月吉日
株式会社〇〇〇〇
代表取締役 〇〇〇〇
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まとめ
本記事では、実際に開催される創立記念や周年記念・設立記念などで使える挨拶文の書き方や例文などについて解説しました。
会社創立記念・周年記念・設立記念などは、日頃からお世話になっている人たちに対して感謝する行事です。そのため、挨拶文を作成するときにも、日頃の感謝の気持ちをしっかりと言葉にして伝えましょう。
弊社、株式会社ニューズベースでは、会社創立記念・周年記念・設立記念などにおける行事の開催準備や当日の運営までをトータルでサポートしています。年間400案件以上の運営実績もあるので、気になる方はお気軽にご相談ください。