企業が採用業務で抱える課題とは|リソース不足は採用アウトソーシングで解決

公開日:2021.11.18  更新日:2024.06.24

日本の労働人口の減少によって、企業の採用活動はさらに競争が激しくなってきています。

しかし、その一方で採用業務は非常に業務量が多いので、採用活動の競争が激しくなるにつれて採用担当者のリソース不足に悩む企業も少なくありません。

リソースを確保する手段は様々ありますが、どの方法が一番リソースの解決策として適しているのでしょうか。

そこで今回は企業が採用業務で抱えている課題と、リソース不足を解決する手段の一つとして採用アウトソーシングについて紹介します。

 

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1.採用業務に課題を感じている担当者は少なくない

採用業務に課題を感じている採用担当者は少なくありません。

neocareerによる「調査レポート 22年卒・23年卒採用の実施状況」によると、なんと65%以上の採用担当者が「採用業務などに課題がある」と答えたのです。

その中でも自社の要因として挙げられる課題の中で最も多かったのが、「採用担当者のリソース不足」です。

最近では、労働人口の減少により「超売り手市場」とも呼ばれ、採用活動が激しさを増しています。そのため、企業は優秀な人材を1人でも多く確保するために、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用を実施、ツールでも採用動画の活用など、これまでに無い新しい手法で取り組みをおこなうようになりました。

こういった新しい取り組みをライバル企業がおこなうこと中で、自社も差別化を図らなければいけません。

差別化を図るために様々な手法を取り組んだ結果、一人一人の業務量が増えて採用担当者のリソース不足となっているのです。

 

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2.リソースの確保でも専門的な知識やスキルが必須

多くの企業が採用担当者のリソース不足に悩まされているため、企業としてはリソースを確保する必要があります。

そのため、正社員や派遣社員・アルバイトなどの人材を雇ってリソースを確保する方法が一般的です。

しかし、採用業務というのは専門的な知識やスキルが必要となるので、雇用したからといってすぐに現場で働けるわけではありません。

新しく加わったメンバーは採用業務を理解するために採用担当者に一から業務を教えてもらったり、ノウハウ研修の受講をしたりする必要が出てきます。

業務を教える間はリソースの確保どころか、教える業務の追加によりさらにリソース不足となってしまい、採用担当者への負担は今まで以上に大きくなります。

そのため、あらかじめ専門的な知識やスキルのある人材を雇用する必要があります。

そこで、オススメのサービスが「採用アウトソーシング」です。

 

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3.採用アウトソーシングの特徴

採用アウトソーシングとは、自社でおこなう採用活動の一部を代行してもらうサービスです。別名、「採用代行」や「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」とも呼ばれています。

採用アウトソーシングは海外でサービスが始まり、労働人口の減少に伴い、日本でも徐々に普及するようになりました。この採用アウトソーシングには大きな特徴が2つあります。

リソース不足の解消

採用アウトソーシングは、求人票の作成や会社説明会の準備、応募者とのメール対応など様々な業務を委託することができます。

通常、従業員を雇用した場合には業務内容を一から教える必要があります。

しかし、採用アウトソーシングでは採用業務専門のプロが業務をおこないます。そのため、即戦力として稼働が期待できます。

採用アウトソーシングによって、採用担当者の業務量を少しでも減らし、リソース不足の解消に繋げることが可能です。

コストの削減

現状、自社で採用業務の全てを完結させようとすると、一人一人の業務量が多いため、残業することが頻繁になっている企業も少なくありません。

企業にとっては従業員の健全な労働環境の整備はもちろん、残業代などのコストも抑えたいはずです。採用アウトソーシングはもちろん費用がかかります。

しかし、採用アウトソーシングに依頼することによって、同じ人件費というコストでも固定費から変動費に切り替えることができます。

そのため、トータルで見ると、自社で業務完結をさせるよりも採用アウトソーシングに依頼する方が結果的に人件費や時間といったコストが自社完結よりも圧縮できる場合があります。

一度、採用業務を全て洗い出した上で、採用アウトソーシングと自社での採用業務のどちらがコストパフォーマンスが良いのかを、一度検討比較してみましょう。

 

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4.採用アウトソーシングに依頼できる業務範囲

採用アウトソーシングに依頼できる業務範囲を紹介します。

採用業務に限りませんが、ほとんどの業務は「コア業務」と「ノンコア業務」の2つに区別することができます。

コア業務」とは、企業の売上や実績などに直結する業務や意思決定や判断が必要で担当者の代替が難しい業務です。

採用業務でのコア業務は、採用計画立案や採用基準設定、選考フローの設計、自社の魅力発信のためのツール企画などが挙げられます。

一方の「ノンコア業務」は、売上とは直接的な関係はありませんが、コア業務を遂行する上で必要なオペレーション業務が該当します。

採用アウトソーシングでは、ノンコア業務のみを依頼することができます。

採用アウトソーシングに依頼できる業務範囲の一例は以下の通りです。

 

・求人 票の作成や出稿作業

・会社説明会の会場準備、運営(オンラインでのオペレーション周り)

・応募受付(電話・WEB・郵送)

・面接スケジュールの調整

・応募者の問い合わせ対応

・書類選考通過者への連絡

・内定者のデータ集約作業

・内定通知書の作成

・内定研修の実施や会場準備 など

 

採用活動はとても業務が多岐にわたるので、その分ノンコア業務に仕分けることができる業務も多くなります。企業によってはこの他にもノンコア業務が存在します。

採用アウトソーシングでは、ノンコア業務全般を依頼することはもちろん、一部分だけ依頼することも可能です。

採用アウトソーシング企業によっては、業務範囲が制限されている場合もありますので、依頼をするときには自社が求めている業務範囲を委託することができるかなど注意しましょう。

 

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5.まとめ

今回は企業が採用業務で抱えている課題と、採用アウトソーシングの活用について紹介しました。

採用業務は景気や業績、採用人数の変動、応募者の動向などにより採用活動が活発になり、担当者はますます忙しくなります。

業務量が増えることで、採用担当者の負担が大きくなり、リソース不足に陥ってしまいます。そのために新たな従業員を雇用してリソースの確保をしようとしても、一から業務を教える必要があるので、非常に効率が悪くなることもあります。

そのため、採用業務に慣れた採用アウトソーシング(RPO)を利用するのが効果的です。

採用アウトソーシングを依頼する場合には、自社が求める業務を遂行してくれる会社に依頼するようにしましょう。

またその際に、本来自社のリソースを割きたい業務(コア業務)設定と、自社以外に切り出してもよい業務(ノンコア業務)の洗い出しが必要です。

そういった業務整理の段階から弊社、株式会社ニューズベースにお問い合わせください。

費用に関しても柔軟に対応できますので、一度お気軽にご相談ください。

今回の記事を参考に、採用アウトソーシングでリソース不足の解決をご検討ください。

 

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参考資料:
neocareer|【調査レポート】22卒・23卒 採用の実施状況
パーソルワークスデザイン|人材派遣と業務委託の違いとは? それぞれのメリットとデメリットをやさしく解説
採用担当の業務効率化!応募者管理をアウトソーシングする理由とメリットを紹介
採用代行(RPO)企業10社を比較!企業選定のポイントをご紹介

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