カジュアル面談はなぜ注目されている?導入メリットや目的・進め方も解説!

公開日:2023.05.02

最近ではカジュアル面談の実施を検討している企業も増えてきていますが、具体的にどのような効果があるのか気になる担当者も少なくありません。また、カジュアル面談をどのような方法で行えばいいのか知りたい担当者も多いはずです。

そこで本記事では、カジュアル面談の基礎知識実施するメリット・デメリットなどについて解説します。

 

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カジュアル面談とは?

カジュアル面談とは、採用の合否に関係なく採用担当者と求職者がフランクに話せる面談のことです。

カジュアル面談によって、お互いのことをさらに理解できるようになります。その結果、ミスマッチを防いだり求職者の志望度を高められたりするなどのメリットが期待できます。

面接との違いについて

カジュアル面談と面接の違いについて気になる人も多いはずです。

大きな違いとして、以下の2つがあります。

・採用判断の有無
・服装

面接では、求職者を採用するかどうかを判断しますが、カジュアル面談はあくまでも交流を深めてお互いのことを理解できるようになることが最大の目的です。また、面接ではスーツ着用のケースが多いですが、カジュアル面談は服装の指定が少なく、オフィスカジュアルで行われることがほとんどです。

 

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カジュアル面談が注目されてきている理由

カジュアル面談が注目されてきている理由は以下の2つです。

・人材を確保するのが困難となってきたため
・求職者の価値観が変化してきているため

順番に解説します。

人材を確保するのが困難となってきたため

日本では、少子高齢化による労働人口の減少が深刻な問題となっています。その結果、最近では超売り手市場となってきており、企業間同士で人材の確保が激化してきているのです。

そのため、企業は1人でも多くの人材を雇用するためにカジュアル面談することで、自社に興味のある人材の母集団形成を積極的に行っています。

求職者の価値観が変化してきているため

終身雇用制度が崩壊しつつある日本では、求職者の価値観も変化してきています。

リクルートエージェントが調査したデータによると、現在の転職先に入社を決めた際の決め手として、以下の3項目が上位にランクインしました。

経験やスキルが活かせる:66.3%
やりがいのある仕事に携われる:57.6%
新しいキャリアを身につけられる、成長が期待できる:46.2%

これらの内容は求人サイトだけ見て判断することは難しいため、カジュアル面談をすることで、ミスマッチを防げます。

 

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カジュアル面談を実施する3つのメリット

カジュアル面談を実施するメリットは以下の3つです。

・ミスマッチが防げる
・求職者の志望度を高められる
・多くの人材と交流できる

一つずつ解説します。

ミスマッチが防げる

面接の場合、お互いがそれぞれの目的を達成するために本音で話すことなく選考が進んでしまうことも珍しくありません。その結果、入社してからミスマッチが生じてしまい、早期離職の原因となります。

しかし、カジュアル面談は採用の合否に関係ありません。本音ベースで話せるため、ミスマッチの防止につながります。

求職者の志望度を高められる

ホームページや求人サイトの内容だけでは、自社の魅力を伝えるのは非常に難しく、入社後のビジョンを具体的にイメージできない求職者も多いはずです。

しかし、カジュアル面談を行うことで実際に現場で働いている従業員のリアルな声を求職者に届けられます。その結果、自社に対しての理解度が深まり、志望度を高めることが可能です。

多くの人材と交流できる

カジュアル面談は採用の合否に関係ないので、面接のように志望度が高い求職者だけでなく、興味・関心があるレベルの求職者との交流もできます。

たとえ志望度がそこまで高くなくても、カジュアル面談を行うことで志望度が向上することも珍しくありません。その結果、将来的に採用につながる可能性もあるのです。

 

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カジュアル面談を実施する2つのデメリット

カジュアル面談を実施するにあたって、メリットだけでなくデメリットもあります。

主なデメリットは以下の2つです。

・採用担当者の負担が大きくなる
・求職者の熱量次第で余計な時間がかかってしまう

順番に解説します。

採用担当者の負担が大きくなる

通常の業務に加えてカジュアル面談を実施するため、採用担当者の負担がこれまで以上に大きくなります。

その結果、求職者への対応が雑になってしまい、自社の評価が下がってしまうことにもなりかねないので、体制を整えてから実施しましょう。

求職者の熱量次第で余計な時間がかかってしまう

カジュアル面談は採用の合否に関係ないので、求職者の熱量が低すぎることも少なくありません。

その結果、企業側にとってのメリットが得られず、余計な時間だけがかかってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

 

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カジュアル面談の進め方

カジュアル面談は、以下の5ステップで進められます。

1.アイスブレイク
2.自社について紹介
3.自社が求める人物像を説明
4.自社で働くメリットを解説
5.質問に回答

一つずつ解説します。

1.アイスブレイク

カジュアル面談といっても、緊張する求職者も少なくありません。

そのため、まずはアイスブレイクからはじめましょう。

2.自社について紹介

アイスブレイクが終了したら、従業員数や会社の規模・展開している事業など、自社について紹介します。

自社について理解してもらわないとミスマッチが生じる恐れがあるため、誰が聞いてもわかるように丁寧に説明することが大切です。

3.自社が求める人物像を説明

「どのような人材を必要としているのか」自社が求める人物像について解説します。

認識の相違が起こらないよう、なるべく具体的に説明しましょう。

4.自社で働くメリットを解説

自社で働くことによって、どのようなメリットがあるのかを具体的に解説します。

ただし、誇張しすぎないように注意しましょう。

5.質問に回答

最後に求職者からの質問に回答していきます。

質問に対して曖昧な回答をしてしまうと、求職者に誤解や不安を与える可能性があるので、注意が必要です。どうしてもその場で答えられないような内容であれば、後日メールで回答するようにしましょう。

 

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まとめ

本記事では、カジュアル面談の基礎知識や実施するメリット・デメリットなどについて解説しました。

カジュアル面談を実施することで、ミスマッチが防げたり求職者の志望度を高められたりするなど、さまざまなメリットが期待できます。しかし、採用担当者の負担が大きくなるので、実施したくてもできないという企業も少なくありません。

そんなときには、株式会社ニューズベースにお任せください。

株式会社ニューズベースでは、採用代行(RPO)サービスを提供しており、求職者のお問い合わせ対応や書類の作成・会社説明会の運営など、さまざまな採用業務をサポートしています。

その結果、余剰分のリソースをカジュアル面談に充てることが可能です。ピンポイントでの依頼はもちろん、トータルでのサポートも行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

本記事を参考に、カジュアル面談の実施を検討してみてください。

 

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