研修でおすすめのゲーム7選!導入メリットや意識すべきポイントについても解説
効果的な研修を開催するための施策として、研修の中にゲームを導入する企業が増えてきています。
これには具体的にどのような効果があるのでしょうか。
本記事では、研修でゲームを導入するメリットや意識すべきポイント・おすすめのゲームについて解説します。
目次
研修でゲームを導入するメリット
研修でゲームを導入するメリットは以下の3つです。
- 気軽にコミュニケーションが図れる
- 集中力の向上に期待ができる
- 印象に残りやすい
順番に解説します。
気軽にコミュニケーションが図れる
講義形式の研修は、基本的に講師が一方通行で話した状態で進行するため、受講者同士で会話する機会は休憩時間くらいしかありません。
しかし、ゲームを導入することで、受講者同士で気軽にコミュニケーションが図れるようになります。
その結果、研修によって受講者同士の交流を深めることが可能です。
集中力の向上に期待ができる
研修の種類や内容によっては、受講者が退屈に感じることも少なくありません。
しかし、ゲームを導入し、受講者に課題を与えることで、受講者自らが行動したり発言したりするようになります。
意欲的に参加してもらえるので、集中力を切らすことなく研修を受講してもらえます。
印象に残りやすい
ゲームだからといって決して侮ってはいけません。
なぜなら、実際の仕事にも活かせるようなゲームは数多くあるからです。
導入するゲームの内容次第では、出された課題に応えていく過程で業務に関する理解を深められるものもあります。
その結果、通常の研修よりも印象に残りやすく、現場でも活用できるような知識やスキルが身につくはずです。
研修でおすすめのゲームについては、次項で詳しく解説します。
研修でおすすめのゲーム7選
研修でおすすめのゲームとして、以下の7つが挙げられます。
- マシュマロ・チャレンジ
- NASAゲーム
- バースデーライン
- 陽口ワーク
- 野球のポジション当てゲーム
- 十人十色ゲーム
- ペーパータワー
それぞれのゲームの特徴について解説します。
マシュマロ・チャレンジ
マシュマロ・チャレンジとは、乾燥パスタやマシュマロ・紐などを使って制限時間までにいかに高いタワーを作れるかを競うゲームです。
複数人でタワーを作るため、チームワークが試されます。
高いタワーを作るためにそれぞれのアイディアを出し合うことが求められるので、自然とコミュニケーションが図れて、受講者同士の理解を深めることにもつながるはずです。
NASAゲーム
NASAゲームとは、月に不時着したという設定で、「母船に戻るために15個のアイテムから必要な物は何か」の優先順位を決めるゲームです。
自分だけの意見を主張するのではなく、全員の意見を聞いた上で最適解を見つけることがこのゲームのポイントとなっています。
そのため、コミュニケーションスキルだけでなく、@合意形成スキルも鍛えられます。
バースデーライン
バースデーラインとは、グループ内で誕生日が早い順番に並べていくゲームです。
簡単なゲームのようにも思えますが、会話したり文字を書いて教えたりする行為は禁止されているため、受講者は身振り手振りで誕生日を共有する必要があります。
バースデーラインによって受講者の緊張も緩和されるため、アイスブレイクで活用する企業がほとんどです。
陽口ワーク
陽口ワークの「陽口」とは「陰口」の逆で、対象者がいないところで対象者のことを褒めるゲームです。
陽口ワークを行うことで、対象者は自分のいいところに気づけます。
また、褒める側の人は対象者のいいところを探すことで、その人の魅力を知るきっかけにもなるはずです。
このワークを通して、受講者同士の信頼関係の構築につなげることができます。
野球のポジション当てゲーム
野球のポジション当てゲームとは、グループ内のメンバー一人ひとりに配布されたポジションに関する情報が記載されているカードをもとにして、誰がどのポジションなのかを当てるゲームです。
全員が発言しなければいけないので、自然とコミュニケーションスキルが鍛えられます。また、正確でわかりやすく情報を伝える情報伝達スキルも養われるはずです。
十人十色ゲーム
十人十色ゲームとは、グループ内のメンバーから誰か一人を選出し、お題に対して対象者がどのように答えるのかを当てるゲームです。
お題は、好きな食べ物や自分の趣味など、なんでもOKです。
十人十色ゲームを行うことで、対象者の気持ちになって物事を考えることとなり、お互いの理解が深まります。
ペーパータワー
ペーパータワーとは、各グループごとにA4サイズの紙を20枚ほど用意して、どれだけ高く紙を積み上げることができるかを競うゲームです。
マシュマロ・チャレンジと非常に似ていますが、ペーパータワーは基本的に紙のみしか使えないので、コミュニケーションスキルだけでなく創造力も養えます。
終了した後に振り返りの時間を設けて再度挑戦させることで、さらなる効果が期待できます。
研修でゲームを導入する際に意識すべきポイント
研修でゲームを導入する際に意識すべきポイントは以下の2つです。
- ゲームを行う目的を明確にする
- 振り返りの時間を設ける
一つずつ解説します。
ゲームを行う目的を明確にする
研修でゲームを導入することで、受講者同士で気軽にコミュニケーションが図れたり、集中力の向上に期待ができたりするなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、研修のゴールは実際の現場でも活かせるようなスキルや知識を身につけてもらうことです。
ゲームを楽しんでもらっただけでは意味がないので、「なぜゲームを行う必要があるのか」まずは目的を明確にしましょう。
振り返りの時間を設ける
研修でただゲームを行っただけでは、本来の効果が得られません。
より効果的な研修にしたいのであれば、どのようなゲームであっても必ず振り返りの時間を設けましょう。
振り返りの時間を設けることで、「今回のゲームで何が良かったか」「こうしたらもっと良かったという反省点はあるか」などを一人ひとりが考えるようになります。
その結果、より多くの学びが得られるはずです。
まとめ
本記事では、研修でゲームを導入するメリットや意識すべきポイント・おすすめのゲームについて解説しました。
研修でゲームを導入することで、受講者同士でコミュニケーションが図りやすくなったり、集中力の向上に期待ができたりするなどのメリットがあります。
効果的な研修にするためにも、ゲームを導入する際には目的を明確にしたり振り返りの時間を設けたりしましょう。
ゲームの種類は豊富にあるので、どのゲームを導入するか迷っているのであれば、本記事を参考にしてみてください。
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