表彰式にふさわしい服装を年齢別に紹介!選ぶ際のポイントやマナーについても

社内イベントで表彰式を行う企業も数多くありますが、参加者の中には「どのような服装で表彰式に参加すればいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、年齢別における表彰式の服装や表彰式に適した服装を選ぶ際のポイントなどについて解説します。
目次
表彰式に適した服装を選ぶ際のポイント
表彰式に適した服装を選ぶ際に意識すべきポイントは、以下の3つです。
- ドレスコードが指定されているか
- 清潔感が保てているか
- 自身の体型に合っているか
順番に解説します。
ドレスコードが指定されているか
まずは、ドレスコードが指定されているかどうかを確認しましょう。
ドレスコードが指定されているのにもかかわらず、それを無視した服装にしてしまうと、自分だけ悪目立ちしてしまいます。
また、主催側が作り上げたい表彰式の雰囲気を壊してしまうことにもなりかねません。
そのため、もしドレスコードが指定されているのであれば、必ずそれに合った服装を選びましょう。
清潔感が保てているか
表彰式に適した服装を選ぶ上で重要なのが、清潔感です。
表彰式は企業全体で開催されることが多いので、全国に支社があるような大企業の場合には、初めて交流する社員がいるケースも少なくありません。
清潔感がないと、自分の第一印象が悪くなってしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、シンプルでシルエットが綺麗であるといった清潔感のある服装を心がけましょう。
自身の体型に合っているか
たとえ素材や生地にこだわった服装をしていても、自身の体型に合っていなければ、だらしなく見えてしまい、見た目の印象が悪くなります。
また、着心地もよくないと感じてしまうはずなので、自身の体型に合っているかどうかも必ず確認しましょう。
【男性】表彰式の服装における基本
表彰式に参加する男性の基本的な服装は、スーツスタイルが中心です。以下に意識しておきたいポイントをまとめましたので、参考にしてください。
【基本スタイル】
- ブラックスーツ、またはディレクターズスーツ(黒のジャケット+ストライプ柄のスラックス)
- インフォーマルの場合は、濃紺やダークグレーなどのダークスーツ
- スーツを着ない場合でも、必ずジャケットを羽織る(夏季でも同様)
場合によっては、ジャケット+パンツスタイルでも問題ないこともあります。ただしカジュアルになりすぎず、きちんとした印象を心がけましょう。
【シャツ・ネクタイ】
- シャツは白無地、または淡い色の襟付きシャツ
- ネクタイは派手すぎないデザイン(無地、小さなドット柄などがおすすめ)
- スーツの色よりやや明るめのネクタイを選ぶとバランスが良い
【靴・ベルト】
- 靴は黒またはダークブラウンの革靴(ストレートチップなどフォーマル寄りが理想)
- ベルトと靴は同色で統一する(フォーマルシーンでは基本中の基本)
【その他のポイント】
- 格式ある会場(ホテルなど)では、スリーピーススーツやポケットチーフでさりげなく華やかさをプラスするのもおすすめ
- 髪型、ヒゲ、爪など、細部の身だしなみにも注意し、清潔感を大切にする
表彰式では、TPOに合わせた「きちんと感」と「さりげない華やかさ」のバランスが求められます。派手すぎず、しかし地味すぎない装いを意識して、場にふさわしい服装を整えましょう。
【女性】表彰式の服装における基本
表彰式に参加する女性の服装は、セミフォーマルを基本とし、上品で清潔感のあるスタイルが求められます。以下に意識しておきたいポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。
【基本スタイル】
- スーツスタイル(パンツスーツまたはスカートスーツ)
- スカート+ジャケットスタイル
- ワンピース+ジャケットスタイル
どのスタイルでも、ジャケットを羽織ることでフォーマルな印象になります。
【スカート・ワンピースの丈】
- スカートやワンピースは膝丈が基本です。
- 過度に短すぎる・長すぎるよりも、適度な長さを意識するのがおすすめです。
【カラー選び】
- ベージュや淡いパステルカラーなど、明るく優しい色味がおすすめです。
- ブラックやネイビーも問題ありませんが、他の人と被りやすいため、やや明るめの色を選ぶと写真映えもよくなります。
- 原色系や派手な柄物ドレスは、たとえパーティー形式であっても控えましょう。
【デザイン・動きやすさ】
- 表彰式では立ったり座ったりの動作が多くなります。そのため体を締め付けすぎない、ある程度ゆとりのあるデザインを選ぶと安心です。
- 着心地が良く、動きやすい服装を心がけましょう。
表彰式はビジネスの場でもあるため、華やかさを意識しつつも、過度な装飾や派手すぎる服装は避けることが大切です。清潔感と上品さを意識して、場にふさわしい服装を整えましょう。
【男性】年齢別における表彰式の服装
続いては性別ごとの服装について紹介します。
まずは、男性が表彰式に参加する上での服装を年齢ごとに見ていきましょう。
- 20代男性の場合
- 30代男性の場合
- 40代以上の男性の場合
20代男性の場合
一般的に表彰式に参加する上での男性の服装は、スーツです。
そのなかでも20代男性の場合には、フレッシュさをアピールできるような服装で表彰式に臨むのが好ましいです。
爽やかに見えるようにするため、ストライプやネイビー色のスーツを選んでみましょう。
30代男性の場合
30代男性の場合には、落ち着いた大人の雰囲気を出すことを意識してみましょう。
なるべくビジネスフォーマルな服装に近づけてみるのが好ましいです。
ボタンが2列になっているタブルブレストジャケットと、チノパンツを組み合わせるといった遊び心を取り入れてみるのもおすすめです。
40代以上の男性の場合
40代以上の男性の場合には、上品さを意識することが重要です。
生地や素材にこだわった上質なスーツを着こなすことで、貫禄をアピールできます。
ネクタイやシャツは、品のある柄や色合いを意識しながら選んでみましょう。
【女性】年齢別における表彰式の服装
男性同様に、女性が表彰式に参加する上での服装を以下の年齢ごとに紹介します。
- 20代女性の場合
- 30代女性の場合
- 40代以上の女性の場合
20代女性の場合
20代女性の場合には、男性同様にフレッシュさをアピールできるような服装を意識してみましょう。
具体的には、シンプルなドレスやパンツスーツなどが挙げられます。
また、ワンポイントとして華やかな小物を合わせてみるのもよいでしょう。
30代女性の場合
30代女性の場合には、大人の魅力が伝わるような服装を意識してみましょう。
具体的には、タイトなスカートとブラウスの組み合わせや、シンプルなワンピースなどがおすすめです。
また、アクセサリーやパンプスなどにもこだわることで、エレガントさも表現できます。
40代以上の女性の場合
40代以上の女性の場合には、上品さが際立つような服装を心がけましょう。
ワンピースやジャケットなどはシンプルさを重視することで、洗練された印象を周囲に与えられます。
生地や素材にもこだわることによって、上品さに加えてエレガントなスタイルとなるはずです。
【子ども】表彰式の服装における基本
社内イベントの表彰式に家族が参加する場合、お子さまの服装にも一定の配慮が必要です。例えば、檀上に上がって表彰状を受け取る場合、主催者や来賓はフォーマルな服装で出席しているため、普段着では場にそぐわない印象を与えてしまうかもしれません。
また、表彰式では、その様子を写真に収めることもあります。お子さんも写真に写り込むことは珍しくなく、後日社内報や広報誌などに掲載されることも考えられます。そのようなことから、子どもであっても晴れの舞台にふさわしい、きちんと感のある服装を選ぶことを心がけましょう。
とはいえ、必ずしもスーツやフォーマルウェアを着用しなければならないわけではありません。表彰式は子どもにとって緊張する場面でもあるため、動きやすく着心地の良い服装を選ぶことも大切です。
【男の子の服装】
- 暗めの落ち着いた色の長ズボン
- 襟付きのシャツ
- ベストやセーターを合わせるスタイルが一般的
【女の子の服装】
- スカートとブラウスの組み合わせ
- またはワンピースにカーディガンを合わせるスタイルが多い
子どもの服装は「きちんと感」と「子どもの負担を軽減すること」のバランスを意識して選びましょう。
【靴について】
- できればフォーマルな革靴やローファーを履かせたいところですが、無理にこだわる必要はありません。
- スニーカーを履かせる場合は、汚れのない綺麗なものを選ぶか、この機会に新調するのも良いでしょう。
清潔感と式典にふさわしい落ち着きを意識した装いで、子どもにとっても思い出に残る一日となるようサポートしてあげましょう。
立場ごとにおける表彰式の服装について
表彰式に出席する際、受賞者や同伴者として出席することとなる場合もあります。
このようなケースにおける服装は、どういった点に気を付けるべきなのでしょうか。
受賞者の場合
受賞者は、表彰式における主役といっても過言ではありません。
表彰状が授与される際には多くの参加者から注目を浴びるため、これまでにお伝えした性別・年齢別の服装をベースにしつつ、華やかさをプラスするとよいでしょう。
例えば男性の場合には蝶ネクタイ、女性の場合には髪飾りなど、何かしらのワンポイントアイテムを取り入れてみるのがおすすめです。
同伴者の場合
同伴者として表彰式に出席する場合には、あくまでも主役は受賞者のため、あまり目立ちすぎない服装にしましょう。
男性であれば黒やグレーのスーツ、女性であればシンプルなドレスやパンツスーツなどがおすすめです。
表彰式のマナー
表彰式に受賞者として参加する場合や、運営を行う場合、服装以外にも気を付けておきたいマナーがいくつかあります。
ここでは、特に注意したい3つのマナーについて紹介します。
- 表彰状の渡し方について
- 表彰状の受け取り方について
- 出席者の位置について
表彰状の渡し方について
表彰状の渡し方については、以下の3ステップです。
- 介添人が持っている賞状盆から表彰状を取り出します
- 表彰状に記載されている内容を読み上げて受賞者に授与します
- 受賞者が複数人いる場合には、同様の手順で受賞者に表彰状を授与します
表彰状のほかに記念品がある場合は、表彰状を授与した後に賞状盆から記念品を取って渡しましょう。
表彰状の受け取り方について
表彰状の受け取り方については、以下の6ステップです。
- 自身の名前が呼ばれたら、立ち上がってステージへと向かいます
- 1歩〜1歩半程度の距離を空けてプレゼンターの前に立ったら、礼をします
- 表彰状が授与されるタイミングで受け取れる位置まで移動します
- 片手で表彰状を持った後、反対の手でも表彰状を持ちます
- プレゼンターから表彰状が授与されたら、1歩下がって礼をします
- 最後に表彰状を左右どちらかの脇に挟んで、席へと戻ります
表彰状の受け取り方は少し複雑なので、緊張で忘れないよう事前に何度か練習しておきましょう。
出席者の位置について
表彰式にも上手と下手があり、一般的に観客席から見て舞台の右側が上手、左側が下手となります。
それぞれの出席者の位置は、以下の通りです。
- 司会者:下手
- プレゼンター:下手
- 受賞者:上手
表彰式を開催する担当者は、必ず覚えておきましょう。

まとめ
本記事では、年齢別における表彰式の服装や表彰式に適した服装を選ぶ際のポイントなどについて解説しました。
表彰式に適した服装を選ぶ際には、清潔感や自身の体型に合っているかなどをしっかり考慮することが重要です。
性別や年齢によっても最適な服装は異なるので、どのような服装で表彰式に参加すればいいのかわからないということであれば、本記事を参考にしてみましょう。
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