展示会マーケティングとは?メリットやデメリット・成功させるためのポイントを解説!
企業が顧客獲得のために取り組むマーケティング手法の一つに「展示会マーケティング」があります。
名前の通り展示会への出展を行うものですが、展示会マーケティングが具体的にどのようなマーケティング手法なのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、展示会マーケティングの基礎知識やメリット・デメリット・成功させるためのポイントについて解説します。
目次
展示会マーケティングとは?
展示会マーケティングとは、展示会に出展することで新規顧客を獲得するマーケティング手法のことです。
展示会マーケティングによって、見込み顧客と接点を作れたり、認知度の向上につながったりするなどの効果に期待ができます。
展示会マーケティングのメリット
展示会マーケティングのメリットは、以下の通りです。
- 対面で営業できる
- 見込み顧客と接点を作れる
- 認知度向上につながる
順番に解説します。
対面で営業できる
展示会マーケティングでは必然的に対面での営業が行えます。
対面であれば、相手の表情をしっかりと読み取れるため、オンラインでの営業やメール等でのアプローチに比べるとニーズや課題をより把握しやすく、コミュニケーションもスムーズに図れます。
また、商品やサービスの詳細な説明が可能となり、実際に触れていただくことで魅力を存分に訴求できるのも大きなメリットです。
その結果、即座に商談につながるケースも少なくありません。
見込み顧客と接点を作れる
展示会のほとんどは、特定のテーマに絞って開催されます。
展示会の参加者は特定のテーマに興味関心のある見込み顧客であるため、展示会マーケティングによって効率的に見込み顧客との接点を作ることが可能です。
見込み顧客との接点を作っておくことで、展示会当日は進展がなくてもその後のフォローによって、成果に期待ができます。
認知度向上につながる
展示会では、ブースの設置やポスター・チラシ・ノベルティなどによって、参加者にアピールできます。
そのため、たとえ直接のコミュニケーションが図れなかったとしても、大きな宣伝効果となり、認知度の向上につながります。
展示会マーケティングのデメリット
展示会マーケティングは、メリットだけでなく注意すべきデメリットもあります。
主なデメリットは、以下の通りです。
- 出展費用がかかる
- 出展準備に労力と時間がかかる
- 成果が出るとは限らない
一つずつ解説します。
出展費用がかかる
展示会に出展するにあたって、出展費用がかかります。
展示会の知名度や規模によっては、出展費用だけで100万円以上かかることも珍しくありません。
出展費用のほかにも、人件費やブース設営費・機材・備品費などの費用がかかるため、まずは予算をしっかりと確保することが重要です。
出展準備に労力と時間がかかる
展示会に出展するにあたって、以下のようなことを行う必要があります。
- 展示会出展の目的・目標の設定
- 展示会への申し込み
- ブースの準備
- ノベルティや資料の作成
- 集客
- スタッフの役割決め
- ブースの設営
出展準備は、数か月〜長ければ1年程度かけて行うのが一般的であるため、労力と時間がかかるのが展示会マーケティングのデメリットです。
人手不足が常態化している企業の場合、出展準備によって通常業務に支障をきたす可能性があるため、注意が必要です。
成果が出るとは限らない
たとえ展示会に出展したとしても、思うような成果が出るとは限りません。
期待どおりに参加者をブースに呼ぶことができなければ、出展費用や出展準備にかけた時間・労力を考えるとマイナスになる可能性もあります。
最善を尽くすためにも、事前の準備や集客施策を徹底して行い、本番に備えましょう。
展示会マーケティングを成功させるためのポイントについては、次項で詳しく解説します。
展示会マーケティングを成功させるためのポイント
展示会マーケティングを成功させたいのであれば、以下のポイントを意識しましょう。
- 目的や目標を明確化する
- 事前の集客活動に注力する
- 展示会終了後のアフターフォローを忘れない
- アウトソーシングを活用する
順番に解説します。
目的や目標を明確化する
展示会マーケティングを行うにあたって、まずは目的や目標を明確化することから始めましょう。
目的や目標を明確化することで、やるべきことが明確になってスムーズに準備が進められるほか、従業員のモチベーションが向上し能動的に行動しやすくなります。
その結果、展示会マーケティングが目標達成に一歩近づくでしょう。
事前の集客活動に注力する
展示会マーケティングを成功させるためには、一人でも多くの方に展示会に参加してもらい、自社ブースに立ち寄ってもらう必要があります。
そのためにも、事前の集客活動が欠かせません。
事前の集客活動の具体例として、自社サイトやSNSで告知をしたり、案内状を送付したりしましょう。
また、展示会当日は自社ブースの前でチラシやノベルティを配布して興味関心を惹きつけるようにしましょう。
展示会における集客施策や、失敗しがちなパターンについてこちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
展示会終了後のアフターフォローを忘れない
展示会マーケティングでは、展示会終了後のアフターフォローも重要になってきます。
たとえ展示会では興味関心を持ってくれたとしても、時間が経つにつれて次第に熱は冷めていきます。
そのため、なるべく時間を置かずにお礼メールやメルマガの配信などを行うようにしましょう。
そうすることで、展示会終了後も関係性が構築できるようになり、最終的な成果へとつながります。
アウトソーシングを活用する
「展示会マーケティングのデメリット」でも説明したように、展示会は出展するにあたってブースの準備やノベルティ・資料の作成など、やるべきことが数多くあります。
出展準備に多大な労力と時間がかかるため、負担に感じる企業も多いはずです。
そこでおすすめなのが、アウトソーシングの活用です。アウトソーシングを活用することで、展示会における業務の一部を委託できます。そのため、業務負担を大幅に軽減することが可能です。
これまでに数々の展示会への出展経験のあるスタッフが業務を請け負うため、安心して依頼できるのも魅力の一つです。
ただし、アウトソーシング会社によって依頼できる業務範囲や料金は異なるので、比較検討した上で決めるようにしましょう。
「アウトソーシング会社が多数あるため、どこに依頼すればいいのかわからない」という場合には、株式会社ニューズベースにお任せください。
株式会社ニューズベースでは、展示会主催者・出展者サポートを提供しており、展示会における事前準備から当日の運営・展示会終了後のアフターサポートまで、トータルで対応しています。
これまで人材業界やウェディング業界・メーカーなど、さまざまなジャンルの展示会をサポートしてきており、年間400案件以上の運営実績があるため、安心して依頼いただけます。
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まとめ
本記事では、展示会マーケティングの基礎知識やメリット・デメリット・成功させるためのポイントについて解説しました。
展示会マーケティングによって、対面で営業できたり、見込み顧客と接点を作れたりするなどのメリットに期待ができます。
ただし、出展費用がかかったり出展準備に労力と時間がかかったりするなどのデメリットもあるので、注意が必要です。
展示会マーケティングを成功させたいのであれば、目的や目標を明確化したり事前の集客活動に注力したりして、場合によってはアウトソーシングの活用も検討してみてください。
アウトソーシングの活用を検討している場合には、株式会社ニューズベースにお気軽にご相談ください。