SNSを有効活用、セミナー企画者が知って得する4つの施策

公開日:2017.07.24  更新日:2019.11.06

 

自社主催セミナーの告知と集客のためにランディングページを作った。また、ソーシャルメディアを活用して情報の拡散対策もしたけど、まだ足りない気が…、他に効果的な施策はあるかな。

このように思われたことのあるセミナー担当者の方は多いのではないでしょうか。

多くの競合が企画する類似セミナーに競り勝っていくには、ソーシャルメディアの運用における一工夫が必要となってきています。

本記事では、自社主催のセミナーやイベントご担当者向けに、ソーシャルメディア運用の工夫が必要となってきた背景と具体的な4つの施策をご紹介させていただきます。

 

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ソーシャルメディアの利用者は年々増加しています。2017年7月現在、Facebookの月間アクティブユーザー数は18億6千万人、デイリーアクティブユーザー数は12億3千万人を超えました。これは2016年4月時点の公式発表数値と比較した場合、月間アクティブユーザー数で約20%、デイリーアクティブユーザー数で約23%増加しています。

また、国内におけるソーシャルメディアを利用した広告媒体費は、前年比113%で今年1兆円に到達し、2017年も2桁成長を維持して前年比112%と見込まれます。

一方で、各ソーシャルメディアは常にアップデートを繰り返し、新しい機能を追加しています。

このことから、セミナー主催者にとってソーシャルメディアは、利用者の増加傾向もあり、集客手段の一つとして使用することが一般化してきていると考えられます。どの主催企業も集客にソーシャルメディアを利用する状況であれば、ターゲットに対して類似セミナーと差別化しなければ、集客数、話題づくり、参加者の見込み顧客化、商談化といったセミナー本来の目的を達成することは難しくなります。

日々進化する多様なソーシャルメディアの中から、自社セミナーに適した媒体、機能、運用方法を取り入れることが差別化のために重要となってきているのです。

それでは、具体的にどのような施策を実行していけば良いのか見ていきましょう。

 

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2.ゲストスピーカー情報は事前に、且つ小マメに共有せよ

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セミナー開催までの準備期間に、ゲストスピーカーのプロフィールや専門知識をブログやレポートとして編集し、自社のFacebookサイトやランディングページ、メルマガなどで紹介します。

紹介する際には、参加対象者の悩みや課題にリンクした、ゲストスピーカーの実績や経験談の具体例を提示するべきです。

例えば、セミナー参加対象者が「オウンドメディア記事のSEO対策はどのようにすべきか」といった課題感を持っていた場合、メディア運営においてSEO対策に取り組み成果が出た経験を持っているという情報が事前に把握できれば、必要としている情報に出会えると考えて受講するでしょう。

また、ある出版社のセミナー告知では、ブログやSNSの更新をほぼ毎日行い、登壇者の旅行やランチ、ちょっとした失敗談などのパーソナルな情報、を投稿してセミナー参加者を増やしたという事例があります。

これは心理学でいう「単純接触効果」と「自己開示」を利用しています。「単純接触効果」とは認知心理学の一つであり、人は、何かしらの対象物と繰り返し接することで、警戒心が薄れ好意度が増していくという法則のことで、「自己開示」は自分からパーソナルな情報を提示することで相手は好感を抱くようになるということが分かっています。

 

3.ライブストリームを活用せよ

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ライブ配信は、2016年の大きなトレンドでした。配信者は視聴者にダイレクトな方法で、コンテンツの魅力を伝え、楽しませて、インタラクティブな関係性を構築することができます。この傾向は2017年にさらに大きくなると予測されています。

イベントでライブ配信を使用する最大のメリットは、コンテンツ内容について来場者とオンライン視聴者の両方の意見を聞き取りながら話せることです。Youtube LiveやFacebook Liveなどのライブ配信サービスを使用して、イベントのエネルギーと熱意を伝えましょう。

ネットでライブ動画配信できるwebサービスはこちらをご参照下さい。

 

 

4.ツイートウォールのように参加者からの質問をコンテンツ化せよ

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セミナー会場では、視聴者や来場者のつぶやきをリアルタイムで見ることができるように、ツイートウォールを壇上に投影します。

ツイートウォールとは、テレビの討論番組で良く見かける視聴者のつぶやきがリアルタイムで流れてくるようなtwitterを利用した文字情報のことです。セミナーで利用する場合はハッシュタグをつけて集めた参加者の質問を可視化します。これによりセミナーに対する質問の数を多くする事と話者と参加者との双方向型セッションの実現ができます。

会場にいない参加者からも意見がもらえる為、切り口や角度の違う様々な質問が集まります。中にはするどい質問や意外性のある質問もあり、参加者は自分の聞きたかったことだけでなく、自分では考えつかなかったような要素の学びを得る事が出来ます。学びの質が上がることは、参加者満足度の向上につながり、事後の拡散といった話題作りや次回の集客につなげる事ができます。

このためのアプリやソフトウェアは数多く公開されており、無料で使えるものもあります。→(hootsuite tweetbeam twitterfall twubs

 

5.セミナーをコンテンツ化し使い倒せ

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イベントのハイライトシーンを、動画コンテンツとして、ブログなどに公開します。また、プレゼンテーション資料をSlideshareにアップロードしたり、セミナー内容を書き起こしてテキスト化してログミーなどに投稿してみましょう。

例えば、セミナー内容を文字に起こし、再編集したブログをセミナーハイライトとして配信しましょう。これによりイベント参加者は見たい時に復習ができるようになるだけでなく、配信時にアーカイブしておけば、他のコンテンツを見てもらう機会も提供できます。

また、興味があったが参加できなかった層にアプローチすることも可能になります。企画者側は、コンテンツにしたセミナーをSNSで拡散したり、HPのコンテンツにしたり再利用する事が出来ます。また、テキスト化したものをリメイクして営業資料展開することも可能となります。

 

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6.まとめ

今回、ご紹介した施策を活用して頂き、ソーシャルメディアを効果的に利用したセミナー運営にお役立て下さい。

 

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