展示会で施工会社に依頼するメリットやデメリット・選ぶ際のポイントについても紹介！

展示会で自社ブースを設置する際には、多くの企業が施工会社に依頼します。

しかし、施工会社に依頼することで具体的にどのような効果に期待ができるのか、あまり把握していないという方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、展示会で施工会社に依頼するメリットやデメリット・選ぶ際のポイントについて解説します。

おすすめの施工会社も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

展示会における施工会社とは？

展示会における施工会社とは、どのようなブースにするのかを企画し、ブースの設置から撤去までを行う会社のことです。

施工会社が担当する主な業務は、以下の通りです。

ブースデザインを得意としている施工会社もあれば、展示会当日の運営サポートを強みとしている施工会社もあるなど、施工会社によって特徴が異なります。

また、対応する業務範囲も施工会社によって変わってくるため、注意が必要です。

 

展示会で施工会社に依頼するメリット

展示会で施工会社に依頼するメリットは、以下の2つです。

順番に解説します。

 

担当者の負担を軽減できる

展示会で施工会社に依頼することで、ブースの企画考案や設置・集客など、一連の業務を依頼できるため、担当者の負担を軽減することが可能です。

担当者の負担が軽減されることで、ほかの業務にリソースを割けるようになるため、業務の効率化につながります。

 

ほかのブースとの差別化につながる

施工会社は、展示会においてこれまで数多くのブースを設置したり展示会の運営サポートを行ったりしたことのある、プロ集団です。

そのため、展示会で施工会社に依頼することで、自社の魅力を存分に引き立てたブースを設置できるようになり、ほかのブースとの差別化につながります。

その結果、集客にも期待ができるでしょう。

 

展示会で施工会社に依頼するデメリット

展示会で施工会社に依頼するのは、メリットだけでなくデメリットもあります。

主なデメリットは、以下の2つです。

一つずつ解説します。

 

認識の相違が起こる可能性がある

展示会で施工会社に依頼する場合、「どのようなブースを設置するのか？」という打ち合わせを行う必要があります。

しかし、施工会社によっては担当者とのコミュニケーションがうまく図れなかったり、イメージが十分に伝わらないというケースもあるでしょう。

その結果、認識の相違が起こってしまい、「自分たちが思い描いていたブースデザインにならなかった」という失敗がありえます。

 

コストが発生する

展示会で施工会社に依頼することで、当然ですがコストが発生します。どれくらいのコストが発生するかは、施工会社によっても大きく変わってきます。

そのため、最初から一社に絞るのではなく、まずは相見積もりを取ってみましょう。

なお、依頼している途中で追加費用が発生する場合もあるため、注意が必要です。

 

展示会で施工会社を選ぶ際のポイント

展示会で施工会社を選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。

順番に解説します。

 

どれくらいの費用がかかるか

ほとんどの企業では、施工会社に依頼するにあたって予算があらかじめ決められているため、まずはどれくらいの費用となるかを把握することから始めましょう。

施工会社によってかかる費用は大きく異なるため、前述のとおり複数の施工会社に相見積もりを取るのが望ましいといえます。

なお、費用が安いからといって品質に問題があるわけではありません。逆に費用が高いからといって、納得のいくブースが設置できるとも限らないので、選定に至るまでは各社との綿密な打ち合わせが必要です。

 

どこまでの業務範囲を依頼できるか

ブースの企画考案〜ブースの設置までしか依頼できない施工会社もあれば、集客や運営サポート・ブースの撤去まで、ほとんどの業務を依頼できる施工会社もあるなど、施工会社によって依頼できる業務範囲は異なります。

また、対応地域を限定している施工会社もあるため、依頼する前に必ず確認しておきましょう。

 

実績は豊富にあるか

施工会社を選ぶにあたって、必ず実績が豊富にあるかどうかをチェックしましょう。

もし、実績が乏しい施工会社に依頼してしまうと、自分たちの要望をうまく汲み取ってもらえず、理想と大きく乖離したブースになる可能性があります。

ほとんどの施工会社は、これまでの実績を公式サイトに掲載していますが、非公開にしている施工会社もあります。

そのような場合には、一度問合せしてみましょう。

 

おすすめの施工会社を紹介

施工会社は数多くあるため、どこに依頼すればよいのかわからないという方もいるはずです。

おすすめの施工会社として、以下の3社を紹介します。

 

株式会社ボックス・ワン

株式会社ボックス・ワンは、「100のブースを2日で作る会社」をコンセプトにしており、今年（2024年）で設立35周年を迎える施工会社です。

ブースの設置に関しては、企画立案〜アフターケアまでトータルで依頼することが可能です。

小規模〜大規模の展示会まで幅広く対応していて、実績も豊富にあるため、安心して依頼できる施工会社といえるでしょう。

 

デザインルーツ株式会社

デザインルーツ株式会社は、デザイン性の高いブースを低予算でご提供することを強みとした施工会社です。

企画設計〜アフターサポートまで行っており、海外展示会での出展サポートも可能です。

そのため、あまり費用をかけられない企業や、海外での展示会出展を検討している企業におすすめといえます。

 

株式会社フジヤ

株式会社フジヤは、年間プロジェクト数15,000件以上を誇る、実績豊富な施工会社です。

「来場者に価値を届けるプロモーション空間を」をコンセプトにしており、企画やデザインの設計はもちろん、展示会コンサルティングも行っています。

札幌から福岡まで主要13都市に16拠点を構えているため、首都圏や関西圏以外の展示会でも気軽に依頼することが可能です。

 

まとめ

本記事では、展示会で施工会社に依頼するメリットやデメリット・選ぶ際のポイントについて解説しました。

展示会で施工会社に依頼することで、担当者の負担を軽減できたり、ほかのブースとの差別化につながったりするなどのメリットに期待ができます。

しかし、認識の相違が起こる可能性があったり、コストが発生したりするといったデメリットもあるため、注意が必要です。

施工会社を選ぶ際には、かかる費用や依頼できる業務範囲・実績数といったポイントを考慮した上で慎重に決めましょう。

 

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