展示会でタイトル・キャッチコピーが重要な理由とは?作成手順やコツも紹介!
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展示会に出展するにあたって、1人でも多くの来場者をブースに集客したいのであれば、タイトル・キャッチコピーにこだわることが大切です。
しかし、どのように作成すればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、展示会においてタイトル・キャッチコピーが重要な理由や作成する際の手順・コツについて解説します。
目次
展示会においてタイトル・キャッチコピーが重要な理由
展示会においてタイトル・キャッチコピーが重要な理由として、以下の3つが挙げられます。
- 来場者は数秒でブースの前を通過してしまうため
- 他ブースとの差別化を図るため
- 課題を言語化できていない来場者が一定数いるため
順番に解説します。
来場者は数秒でブースの前を通過してしまうため
展示会における来場者の多くは、数秒でブースの前を通過してしまいます。
そのため、企業は数秒の間に来場者に対して自社のブースへ興味・関心を惹かせる必要があります。
このことから、非常に短い時間で来場者の興味・関心を惹かせるための動機として、タイトル・キャッチコピーが重要となってくるのです。
他ブースとの差別化を図るため
ブースのデザインや装飾で他ブースとの差別化を図ることも可能ですが、限界があります。
また、デザインや装飾を派手にしたとしてもどのようなブースなのかが伝わらなければ来場者は立ち寄ってくれません。
そのような事態を防ぐためにも、効果的なタイトル・キャッチコピーを作成することが重要なのです。
課題を言語化できていない来場者が一定数いるため
来場者のなかには、自身の課題を言語化できておらず、リサーチのためだけに訪れる方も一定数います。
そこで「〇〇についての課題を抱えていませんか?」といったタイトル・キャッチコピーにすることで自身の課題に気づいてもらうきっかけとなり、ブースへの集客に期待ができるのです。
展示会でタイトル・キャッチコピーを作成する際の手順
展示会でタイトル・キャッチコピーを作成する際の手順は、以下の通りです。
- 出展する目的を明確にする
- ターゲットを定める
- 出展する商品やサービスの強みを言語化する
- 来場者の目を惹くようなキーワードを抽出する
一つずつ解説します。
1.出展する目的を明確にする
展示会でタイトル・キャッチコピーを作成するにあたって、まずは「なぜ展示会に出展する必要があるのか」目的を明確にすることから始めましょう。
出展する目的を明確にすることでゴールからの逆算が可能となり、このあとのステップがスムーズに進み、より良いタイトル・キャッチコピーの作成につながります。
2.ターゲットを定める
出展する目的を明確にしたら、次にターゲットを定めます。
出展の目的をもとに、どういった方がブースに訪れればその目的が達成できるかを考えましょう。
また、ターゲットが抱える課題を想定しておくことも重要です。
3.出展する商品やサービスの強みを言語化する
ターゲットを定めたら、出展する商品やサービスの強みを言語化しましょう。
強みを言語化することで、魅力的なタイトル・キャッチコピーとなり、他ブースとの差別化にも期待ができます。
商品やサービスの強みを言語化する際には、6W2Hを用いることをおすすめします。
- What(何を):商品やサービスの特徴
- Why(なぜ):商品やサービスが誕生した背景
- Who(誰が):商品やサービスを開発している企業
- Whom(誰に):商品やサービスの利用者
- When(いつ):商品やサービスの利用ケース
- Where(どこで):商品やサービスが使用される場所
- How(どのように):商品やサービスの利用手段
- How much(いくら):商品やサービスの価格
4.来場者の目を惹くようなキーワードを抽出する
出展する商品やサービスの強みを言語化したら、最後に来場者の目を惹くようなキーワードを抽出します。
マーケティングツールやSNSなどを活用して、実際にどのようなキーワードが検索されているのかを分析してみましょう。
トレンドと組み合わせて考えてみるのもおすすめです。
展示会で効果的なタイトル・キャッチコピーを作成するコツ
展示会で効果的なタイトル・キャッチコピーを作成したいのであれば、以下のコツを意識しましょう。
- 商品・サービスのベネフィットを訴求する
- 具体的な数字を盛り込む
- 誰をターゲットにしているのかを明確にする
- わかりやすく端的な言葉でまとめる
順番に解説します。
商品・サービスのベネフィットを訴求する
たとえインパクトのあるタイトル・キャッチコピーを作成したとしても、それによって来場者がどのような効果を得られるのかがわからなければ、ブースに立ち寄ってもらえません。
そのため、商品・サービスによって提供されるベネフィット(利益や恩恵)を訴求することが大切です。
ベネフィットの訴求により、利用者は商品・サービスの導入後にどのような得があるか、どのような体験が得られるかをイメージしやすくなります。
単に商品・サービスの特徴を羅列するのではなく、その先の姿が見えるようなタイトル・キャッチコピーを作りましょう。
具体的な数字を盛り込む
効果的なタイトル・キャッチコピーを作成したいのであれば、具体的な数字を盛り込みましょう。
そうすることで来場者の興味・関心を惹かせられるようになり、集客効果に期待ができるだけでなく、信憑性も増します。
誰をターゲットにしているのかを明確にする
ターゲットが曖昧な状態でタイトル・キャッチコピーを作成してしまうと、抽象的な内容となります。
前章の2つ目のステップにあたるターゲットの明確化を必ず行い、そのうえで「〇〇な方のための商品・サービスです」ということがはっきりと伝わるようなタイトル・キャッチコピーを作成しましょう。
そうすることで、ターゲットとしている来場者だけでなく、課題を言語化できていない来場者も集客することが可能となります。
わかりやすく端的な言葉でまとめる
来場者は数秒でブースの前を通過してしまうため、タイトル・キャッチコピーを作成する際には、わかりやすく端的な言葉でまとめることが大切です。
目安としては20〜30文字程度で考えるようにしましょう。
さまざまな情報を盛り込みたくなるところですが、それはブースに来場してもらってから伝えると割り切り、タイトル・キャッチコピーでは情報を取捨選択していくことが重要です。
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まとめ
本記事では、展示会においてタイトル・キャッチコピーが重要な理由や作成する際の手順・コツについて解説しました。
タイトル・キャッチコピーを作成することで、来場者の興味・関心を惹かせたり、他ブースとの差別化を図ったりすることが可能です。
このことから、展示会に出展するにあたって、タイトル・キャッチコピーは欠かせません。
効果的なタイトル・キャッチコピーを作成したいのであれば、具体的な数字を盛り込んだり、わかりやすく端的な言葉でまとめたりすることを意識しましょう。
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