決起会を開催するメリットとは?準備や当日の流れ・成功させるためのコツも解説!
新たなプロジェクトを発足するにあたって、「決起会」を開催する企業も多いのではないでしょうか?
しかし、決起会がどのようなものなのか、あまり把握していないという人も多いはずです。
そこで本記事では、決起会の意味や開催するメリット・開催するための準備・当日の流れなどを解説します。
目次
決起会とは?
決起会とは、新規プロジェクトがスタートする際に行われる会合のことです。
決起会を開催することで、メンバーのモチベーション向上につながったり、メンバー同士の交流が深まったりするといったメリットに期待ができます。
飲み会との違い
決起会の多くは、お酒や食事を楽しみながら行います。そのため、「飲み会と何が違うのか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
飲み会は、参加するメンバーの制限は特に設けません。会話する内容も、仕事やプライベートについてなど、とにかく楽しむことが目的で開催されます。
一方の決起会は、プロジェクトにかかわるメンバーの士気を高めることや、メンバー同士の親睦を深めることを目的として開催されます。
基本的には新規プロジェクトに関わる人のみが参加でき、プロジェクトに関するさまざまなコンテンツが用意されるケースもあります。
このように、言葉自体は似ていても意味は大きく異なるため、間違えないようにしましょう。
決起会を開催するメリット
決起会を開催することで、以下のようなメリットに期待ができます。
- モチベーションの向上につながる
- メンバー同士の交流が深まる
一つずつ解説します。
モチベーションの向上につながる
決起会の開催によって、「これから新規プロジェクトが始まる!」ということをメンバーに再認識させ、期待感を高められます。
その結果、モチベーションの向上につながり、チーム全体としてもよい雰囲気の状態で新規プロジェクトに取り組むことが可能です。
メンバー同士の交流が深まる
決起会の多くは、お酒や食事を楽しみながら行うため、開催することでメンバー同士の交流が自然と深まります。
その結果、新規プロジェクトでも円滑なコミュニケーションが可能となり、スムーズに業務を進めることにつながります。
決起会を開催するための準備
決起会を開催するための準備は、以下の4ステップです。
- 開催目的を設定する
- 企画を立案する
- 会場を選定する
- 案内メールを送る
順番に解説します。
1.開催目的を設定する
まずは「なぜ決起会を開催する必要があるのか」開催目的を設定しましょう。
「新規プロジェクトに取り組むにあたって初対面のメンバーが多いため、決起会を開催することでメンバー同士の交流を深めたい」といった形で、なるべく明確に開催目的を設定することが大切です。
2.企画を立案する
決起会の開催目的を設定したら、「どのような決起会にするのか」企画を立案しましょう。
企画の立案に併せて、決起会を開催する日時や場所・司会役や挨拶する人といった役割分担なども必ず決めておきましょう。
3.会場を選定する
企画を立案したら、会場を選定します。
新規プロジェクトに関わるメンバーが少人数であれば、貸し会議室や居酒屋でも問題ありません。
しかし、大人数の場合には、イベントホールやレンタルスペースなども検討しましょう。
会場を選定する際には、アクセスのしやすさや決起会の雰囲気に合っているかなども考慮しましょう。
4.案内メールを送る
会場の選定が完了したら、新規プロジェクトに関わるメンバーに対して案内メールを送ります。
案内メールには、最低でも以下の内容を記載しましょう。
- 開催日
- 開催場所
- 決起会を開催する目的
決起会の当日の流れ
決起会の当日の流れは、以下の5ステップとなります。
- 開会の挨拶
- 自己紹介
- 歓談
- レクリエーション
- 締めの挨拶
順番に解説します。
1.開会の挨拶
まずは開会の挨拶から行いましょう。
一般的に開会の挨拶は、プロジェクトリーダーが担当することがほとんどです。
開会の挨拶では、新規プロジェクトに対する意気込みや決起会を開催した目的を伝えるようにしましょう。
2.自己紹介
開会の挨拶が終了したら、メンバー一人ひとりから自己紹介をしてもらいます。
自己紹介では、主に名前や所属・プロジェクトに対する意気込みについて発表してもらいましょう。
ただ、大人数の場合は時間がかかるため、軽く挨拶程度にとどめてもらうのがおすすめです。
3.歓談
全員の自己紹介が済んだら、歓談の時間となります。
なるべく全員が交流できるよう、十分な時間を確保しましょう。
メンバーのなかには、コミュニケーションを図るのが苦手な人もいるはずです。
その際には、プロジェクトリーダーや司会役の人がフォローしてあげましょう。
4.レクリエーション
決起会にレクリエーションを取り入れる場合には、歓談してからある程度の時間が経過したタイミングで始めましょう。
レクリエーションを始める際には、会場の雰囲気を盛り上げるためにBGMを流したり照明器具を利用したりしてみましょう。
5.締めの挨拶
レクリエーションが終了し、その後も歓談を楽しんだら、最後に締めの挨拶を行います。
一般的に締めの挨拶は、開会の挨拶をした人もしくは新規プロジェクトのなかで2番目に役職が高い人が行います。
締めの挨拶はなるべく端的に行い、メンバーのモチベーションが高まるような一言を加えましょう。
決起会を成功させるためのコツ
決起会を成功させたいのであれば、以下2つのコツを意識しましょう。
- 参加者を限定する
- レクリエーションを取り入れる
一つずつ解説します。
参加者を限定する
前述のように、決起会は基本的に参加者を限定して行うものです。
もしプロジェクトに関係のないメンバーまで決起会に参加させてしまうと、飲食目的で人が集まって余計にコストがかかったり、プロジェクトと関係のない話題が増えてしまったりと、本来の目的から逸れた内容になる可能性があります。
その結果、思うような効果に期待ができない決起会となる可能性があるため、必ず参加者を限定するようにしましょう。
レクリエーションを取り入れる
レクリエーションを取り入れることで、会場の雰囲気が盛り上がり、メンバー同士での交流が深まるでしょう。
ただゲームや遊びのコンテンツを入れるだけでなく、自己紹介をレクリエーション化するなど、決起会の目的に沿った内容にすることで、開催の効果を高めることができるでしょう。
まとめ
本記事では、決起会の意味や開催するメリット・開催するための準備・当日の流れなどを解説しました。
決起会を開催することで、モチベーションの向上やメンバー同士の交流が深まるといった、メリットに期待ができます。
決起会を成功させたいのであれば、参加者を限定したりレクリエーションを取り入れたりしましょう。
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