オンライン展示会とは?形式やメリット・手順について解説!

公開日:2025.02.12

最近は、対面ではなくオンラインでの展示会を開催する企業も増えてきています。

しかし、オンライン展示会を開催することで、具体的にどのような効果に期待ができるのかあまり把握していないという方もいるはずです。

そこで本記事では、オンライン展示会の基礎知識やオンライン展示会を開催・運営するメリット・手順について解説します。

 

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オンライン展示会とは?

オンライン展示会とは、通常の展示場やホールなどを借りることなく、名前の通りオンライン上で開催される展示会のことです。

新型コロナウイルス感染症をきっかけに次第に普及するようになりました。

 

バーチャル展示会との違いについて

オンライン展示会と似ている言葉として、「バーチャル展示会」が挙げられます。

それぞれの意味は以下の通りです。

  • オンライン展示会:Webサイトを活用して開催できる展示会
  • バーチャル展示会:VRを用いて仮想空間を作成することで開催できる展示会

バーチャル展示会は専用のプラットフォームなどを活用して開催するもので、オンライン展示会の種類の1つです。

バーチャル展示会では、仮想空間を作成することで参加者がアバターで参加できるため、没入しやすいといった特徴があります。
ただし、仮想空間を作成するにあたっては手間やコストがかかるため注意が必要です。

 

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オンライン展示会の形式

オンライン展示会のブース形式は、以下の通りです。

  • 2Dブース
  • 3DCGブース
  • 360°画像ブース
  • ウェビナー型

順番に解説します。

 

2Dブース

2Dブースとは、イラストや写真などの平面の画像に動画やリンクを組み込むことで展示会ブースを再現する、オンライン展示会のなかで最もシンプルな形式です。

3DCGや360°パノラマカメラのような高度な技術や機材が不要なため、コストを抑えることが可能です。

ただし、全体的に平面的であるため、3DCGブースや360°画像ブースと比較すると立体感や臨場感に欠けるといったデメリットがあります。

 

3DCGブース

3DCGブースとは、展示会場が3DCGで再現されていて、参加者が実際にオンライン上で歩き回ることができる形式です。

ブースや商品が立体的に表現されているため、臨場感のある展示が可能です。
しかし、3Dデータがない場合には一から制作しなければいけないため、コストや時間がかかります。

先述したバーチャル展示会もここに含まれます。

 

360°画像ブース

360°画像ブースとは、360°パノラマカメラで撮影したブースを利用できる形式です。

実際のブースを撮影しているため、参加者はリアルに近い状態で商品やサービスの雰囲気を体験できます

360°パノラマカメラで撮影するだけでブースを利用できるため、3DCGブースと比較するとコストを抑えられるのも嬉しいポイントです。

その代わり、3DCGブースと比較するとやや臨場感に欠けてしまいます。また、ブースを変更するたびに撮影する手間がかかるのもデメリットです。

 

ウェビナー型

ウェビナー型とは、配信ツールを活用してウェビナー(Webセミナーの略語)形式での出展をすることです。

ブースを構築したり撮影したりする必要がなく、インターネット環境さえあればできるのが最大のメリットです。

ただし、ここまでにご紹介した体験型の方法とは異なり、一般的な動画配信形式となるため、臨場感や没入感という点では劣ってしまうでしょう。

 

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オンライン展示会を開催・運営するメリット

オンライン展示会を開催・運営するメリットは、以下の通りです。

  • コストを削減できる
  • 集客の幅が広がる
  • 参加者のデータを容易に取得できる

一つずつ解説します。

 

コストを削減できる

オンライン展示会を開催・運営することで、オンライン上で完結できるため、会場を確保したり来場者の対応を行ったりする必要がなくなります。

そのため、対面での展示会と比較してコストを大幅に削減することが可能です。

もちろん展示会の形式次第では、3Dデータを作成するなどのコストは必要となりますが、それらの制作物は一度だけでなく何度も使用することができます。

コストを抑えて展示会を開催したいのであれば、オンラインでの開催は有効な手段といえるでしょう。

 

集客の幅が広がる

オンライン展示会では、基本的に時間や場所の縛りがありません。いつでもどこにいても参加できるため、集客の幅が広がります。

そのため、オンライン展示会を開催・運営することで、オフライン形式よりも多くの来場者を集められる可能性があります。

 

参加者のデータを容易に取得できる

対面での展示会の場合、参加者のデータを集める上でアンケートを記入してもらわなければいけませんでした。

しかし、オンライン展示会であれば、参加する際に年齢や性別・住所などの情報をあらかじめ入力してもらうため、参加者のデータを容易に取得できます。

また、ツールを活用することで、取得したデータを効率的に分析することも可能です。

 

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オンライン展示会の開催・運営手順

オンライン展示会の開催・運営手順は、以下の通りです。

  • 明確な目的を設定する
  • 展示会の開催形式を決める
  • 集客を行う
  • 当日の準備を行う
  • 当日の運営をする
  • 振り返りを行う

順番に解説します。

 

1.明確な目的を設定する

まずは「オンライン展示会を開催することで何を達成したいのか」目的を設定することから始めましょう。

出展社数や集客数などの目標値も定めることが重要です。

これらが曖昧なままでは方向性がぶれてしまう可能性もあるため、明確に設定しておきます。

 

2.展示会の開催形式を決める

明確な目的を設定したら、展示会の開催形式を決めます。

オンライン展示会の開催形式として、前述のとおり主に次の4つがあります。

  • 2Dブース
  • 3DCGブース
  • 360°画像ブース
  • ウェビナー型

それぞれで特徴が異なるので、比較検討した上で慎重に選びましょう。

 

3.集客を行う

展示会の開催形式を決めたら、集客を行います。

集客方法として、SNSでの告知やWeb広告の掲載・テレアポなどがあります。

自分たちに最適な方法で集客しましょう。

 

4.当日の準備を行う

集客が完了したら、当日の準備を行います。

万が一、何らかの問題で来場者がオンライン会場に入れないといったことがあれば、展示会の成否に大きくかかわります。

インターネット環境や利用するプラットフォームでトラブルが起きないように万全を期して準備を進めましょう。

 

5.当日の運営をする

当日の運営を行います。

当日はイレギュラーな事態が発生することもあるため、迅速に対応できるよう、万全の体制を整えておくことが大切です。

 

6.振り返りを行う

無事にオンライン展示会が終了したら、最後に振り返りを行いましょう。

よかった点や改善すべき点を担当者同士で話し合うことで、次回はさらなる成果に期待ができるオンライン展示会となるはずです。

 

まとめ

本記事では、オンライン展示会の基礎知識やオンライン展示会を開催・運営するメリット・手順について解説しました。

オンライン展示会には4つの形式があり、開催・運営することでコストを削減できたり集客の幅が広がったりするなどのメリットに期待ができます。

そのため、これから展示会を開催しようと考えているのであれば、対面ではなくオンラインでの開催も検討してみましょう。

 

「人手不足や経験不足のため、自分たちだけでオンライン展示会を開催・運営できるか不安」ということであれば、株式会社ニューズベースにお任せください。

株式会社ニューズベースでは、展示会主催者・出展者サポートを提供しており、展示会における事前準備から当日の運営・展示会終了後のアフターサポートまで、トータルで対応しています。

これまで人材業界やウェディング業界・メーカーなど、さまざまなジャンルの展示会をサポートしてきており、年間400件以上の運営実績があるため、安心して依頼いただけます。

無料見積もりを行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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