ピッチイベントを開催・運営するメリットや手順・成功させるためのポイントを解説!

これからピッチイベントを自社で開催・運営するにあたって、具体的にどのようにすればよいのかわからないという方もいるはずです。
そこで本記事では、ピッチイベントを開催・運営するメリットや手順・ピッチイベントの運営を成功させるためのポイントについて解説します。
目次
ピッチイベントとは?
ピッチイベントとは、スタートアップ企業や起業家が短時間で投資家やVC・アクセラレーターなどに向けて、自社の商品やサービスなどをプレゼンテーションする機会のことです。
「ピッチコンテスト」と呼ばれることもあり、スタートアップ企業や起業家はピッチイベントに参加することで、認知度の向上や資金調達・パートナー企業の発掘に期待ができます。
プレゼンテーションとの違い
ピッチイベントと似ている言葉として挙げられるのが「プレゼンテーション」です。
ピッチイベントとプレゼンテーションの主な違いは、以下の通りです。
ピッチイベント | プレゼンテーション | |
開催目的 | 認知度の向上や資金調達・パートナー企業の発掘 | 商品・サービスのPRや具体的なアクションの促進 |
登壇時間 | 1〜20分 | 20分以上 |
対象者 | 投資家やVC・アクセラレーターなどに加えて不特定多数の参加者 | 商品・サービスに興味がある見込み顧客 |
このように、ピッチイベントとプレゼンテーションでは開催目的や時間の長さ・対象者が大きく異なるので、意味を間違えないようにしましょう。
ピッチイベントを開催・運営するメリット
ピッチイベントを開催・運営するメリットは、以下の通りです。
- 利益の創出につながる
- 業界や市場の活性化に期待ができる
一つずつ解説します。
利益の創出につながる
ピッチイベントを開催・運営することによって、スポンサーからのスポンサー料や参加者からの参加費などを募ることが可能なため、利益の創出につながります。
また、スタートアップ企業や起業家・投資家・VCなどからも認知されるようになるため、影響力の強化にも期待ができます。
業界や市場の活性化に期待ができる
ピッチイベントの開催・運営によって、新たなビジネスが誕生するきっかけにもなります。
その結果、新たに雇用が創出されたり税収が増加したりするため、業界や市場の活性化に期待ができます。
業界や市場が活性化することで、間接的ではありますが、自社の売り上げや利益の向上にもつながるはずです。
ピッチイベントを開催・運営する際の手順
ピッチイベントを開催・運営する際の手順は、以下の通りです。
- 開催する目的を設定する
- 日程や会場を決める
- スタートアップ企業や起業家を募集する
- 審査員を選定する
- 進行表やパンフレットを作成する
- ピッチイベントを実施する
順番に解説します。
1.開催する目的・テーマを設定する
ピッチイベントを開催するにあたって、「なぜピッチイベントを自社で開催・運営する必要があるのか」「どのようなピッチイベントにするのか」など、まずは目的とテーマを設定しましょう。
目的やテーマが抽象的だと、ピッチイベントそのものの趣旨がブレてしまう恐れがあるため、なるべく明確に設定することが大切です。
2.日程や会場を決める
開催する目的・テーマを設定したら、日程や会場を決めます。
会場を決める際には、あらかじめどれくらいの参加者が集まるのかを想定した上で慎重に選ぶことが大切です。
過去の事例も参考にしてみましょう。
3.スタートアップ企業や起業家を募集する
日程や会場を決めたら、スタートアップ企業や起業家を募集します。
募集方法として、SNSで告知したりスタートアップ企業や起業家が集うコミュニティで参加を呼びかけたりしてみましょう。
ある程度のスタートアップ企業や起業家を募集できたら、その後に選定作業を行う必要があります。
選定作業がスムーズに進むよう、あらかじめ参加フォームを作成して応募者の情報や当日に話す概要などを送ってもらうようにしましょう。
4.審査員を選定する
スタートアップ企業や起業家を募集したら、審査員を選定します。
審査員は、スタートアップ企業や起業家のプレゼンテーションを評価する立場ですので、なるべくその業界や業種に精通している方を選びましょう。
集客効果を目的として、その業界や業種に詳しい有名人を呼ぶのもおすすめです。
5.進行表やパンフレットを作成する
審査員の選定が完了したら、進行表やパンフレットを作成します。
想定以上の参加者が来たことで数が不足しないよう、多めに用意しておきましょう。
また、進行表やパンフレットの作成以外にも、プロジェクターやマイクなどの機材の準備も忘れずに行いましょう。
6.ピッチイベントを実施する
進行表やパンフレットの作成が完了したら、ピッチイベント当日を迎えます。
当日はイレギュラーな事態にも迅速に対応できるよう、万全の体制を整えておくことが大切です。
ピッチイベント終了後には、次回の開催に向けて振り返りを行いましょう。
ピッチイベントの運営を成功させるためのポイント
ピッチイベントの運営を成功させたいのであれば、以下のポイントを意識しましょう。
- 参加するハードルを下げる
- 登壇者にリハーサルする機会を設ける
- アウトソーシングの活用を検討する
一つずつ解説します。
参加するハードルを下げる
ピッチイベントという言葉自体、あまり馴染みがないという方も少なくありません。
そのため、自然とハードルが高いと感じる方もいるはずです。
ハードルが高いと感じてしまうと、スタートアップ企業や起業家の登壇者・ビジネスに興味のある傍聴者などが集まらない可能性があるため、ハードルを下げる工夫を施すことが大切です。
具体的には、参加資格を緩和したり会場への出入りを自由にしたりしましょう。
登壇者にリハーサルする機会を設ける
リハーサルもない状態でいきなり本番を迎えてしまうと、登壇者は緊張してうまく話せず、本来のプレゼンが行えない可能性があります。
その結果、登壇者だけでなく投資家やVC・アクセラレーターなどの審査員も不完全燃焼となってしまうので、登壇者には必ずリハーサルする機会を設けるようにしましょう。
アウトソーシングの活用を検討する
ピッチイベントを開催・運営するにあたって、日程や会場を決めたり審査員を選定したりするなど、やるべきことが数多くあります。
十分なリソースが必要となるため、「自分たちだけでピッチイベントを開催できるか不安」と感じる方もいるはずです。
そのような場合には、アウトソーシングの活用を検討しましょう。
アウトソーシングの活用によって、ピッチイベントの業務を委託できるため、担当者の負担を大幅に軽減することが可能です。
アウトソーシング会社のスタッフはピッチイベント業務におけるプロのため、業務クオリティの向上にも期待ができます。
ただ、アウトソーシング会社は多数あるので、どこに依頼すればよいのかわからないという方もいるはずです。
そのような場合には、株式会社ニューズベースにお任せください。
株式会社ニューズベースでは、イベントプロデュース事業を展開しており、予算の検討から会場設営・ピッチイベント当日の運営・実施後のレポート作成まで、ピッチイベントに関するさまざまな業務のサポートをトータルで行っています。
年間400案件以上の運営実績があり、中小企業から大手企業・大学・官公庁まで、業界業種問わずにサービスを提供してきたため、安心して依頼いただくことが可能です。
無料見積もりを行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
本記事では、ピッチイベントを開催・運営するメリットや手順・ピッチイベントの運営を成功させるためのポイントについて解説しました。
ピッチイベントを開催・運営することで、利益の創出や業界・市場の活性化に期待ができます。
ピッチイベントの運営を成功させたいのであれば、参加するハードルを下げて、登壇者にリハーサルする機会を設けましょう。
また、アウトソーシングの活用を検討してみるのもおすすめです。
アウトソーシングのことなら、株式会社ニューズベースにお気軽にお問い合わせください。