採用広告とは?種類や掲載するための具体的な手順などについて紹介!
多くの企業で人材不足が深刻な問題となっています。
人材不足を解消するための打開策として挙げられるのが、「採用広告」です。
しかし、具体的にどのような手順で採用広告を掲載すればいいのかわからない担当者も多いはずです。
そこで本記事では、採用広告の基礎知識や主な種類・掲載するための手順・成果を出すために意識すべきポイントなどについて解説します。
目次
採用広告とは
採用広告とは、名前の通り企業が人材を確保するために掲載する広告のことです。
採用広告を掲載することで、多くの求職者から自社の求人情報を見てもらえるようになり、母集団の形成が可能です。
採用広告には求人サイトやSNS・ハローワークなどさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を把握することが重要です。
次項で詳しく解説します。
採用広告の主な種類
採用広告の主な種類は以下の通りです。
- 求人サイト
- SNS
- ハローワーク
- チラシやポスター
- フリーペーパー
一つずつ解説します。
求人サイト
採用広告のなかでも代表的なのが求人サイトです。
多くの求職者が求人サイト経由で企業にエントリーするため、求人サイトに掲載することで大きな効果が期待できます。
求人サイトは大きく分けると以下の2つに分類されます。
- 総合型:業種や職種などに関係なく求人情報が掲載される
- 特化型:特定の業種や職種に限定した求人情報のみ掲載される
自社の状況に応じてうまく使い分けましょう。
SNS
スマートフォンの普及により、最近ではTwitterやFacebook・InstagramといったSNSを採用広告として活用する企業も増えてきています。
SNSは基本的に無料で利用できるので、予算を抑えたい企業におすすめです。
また、積極的に情報を発信することで、ブランディングにもつながります。
ただし、アカウントを運用するという手間がかかるので、ある程度のリソースを確保する必要があります。
ハローワーク
ハローワークを活用するのもおすすめです。
企業の所在地を管轄しているハローワークに申請することで、掲載できます。
ハローワークは幅広い年代が利用しているので、多くの求職者の目に留まるはずです。
無料で掲載できるだけでなく、採用条件によっては助成金をもらえることもあります。
ただし、掲載する情報には制限が設けられているので、注意が必要です。
チラシやポスター
チラシやポスターを活用する方法もあります。
チラシやポスターを配布することで求職者に自社を認知してもらい、最終的には採用サイトや会社説明会に誘導します。
ただし、求職者の興味関心を惹くようなデザインやキャッチコピーにしないと、本来の効果には期待ができません。
また、制作費用がかかるだけでなく地域が限定されるので、それらのデメリットを考慮した上で検討しましょう。
フリーペーパー
駅やコンビニに置いてあるフリーペーパーに掲載する企業も多くあります。
特徴としては、普段パソコンやスマートフォンをあまり使用しないシニアやミドル層などにも情報を届けられる点です。
一覧性が高いため、自社の求人情報が偶然求職者の目に留まることも珍しくありません。
ただし、フリーペーパーには募集期間が定められており、基本的に特定の地域に限定されます。
また、掲載後は情報を修正することができないため、募集していた人数に達しても求職者から連絡が来ることもあります。
採用広告を掲載するための4つの手順
採用広告は以下4つの手順で掲載できます。
- 採用広告を掲載したい媒体を決める
- 掲載する日にちを決める
- 採用広告を作成する
- 公開する
順番に解説します。
1.採用広告を掲載したい媒体を決める
まずは採用広告を掲載したい媒体を決めます。
前項でも紹介したように採用広告を掲載できる媒体は、求人サイトやSNS・ハローワークなど、さまざまです。
それぞれ特徴が異なるので、どのような人物をターゲットにしているのかをしっかり考えた上で、自社に最適な媒体を選びましょう。
2.掲載する日にちを決める
媒体を選定したら、掲載する日にちを決めます。
媒体によっては、掲載するまで時間がかかることもあるので、スケジュールには余裕を持たせておくことが大切です。
掲載するまでどれくらいの時間がかかるのか気になる担当者は、事前に確認しておきましょう。
3.採用広告を作成する
掲載する日にちが決まったら、実際に採用広告の内容を作成していきます。
ありきたりな内容ではなく、多くの求職者の興味関心を惹くような内容を考えましょう。
ただし、媒体によって掲載できる情報が制限されている場合もあるので、作成する前に規約を確認しておきましょう。
4.公開する
採用広告を作成したら、実際に公開します。
求人サイトやSNSなどの場合には、公開後も修正が可能なため、求職者の反応をチェックしながらPDCAを回していきましょう。
採用広告で成果を出すために意識すべきポイント
採用広告で成果を出すために意識すべきポイントは以下の3つです。
- ターゲットを明確にする
- 自社の強みや魅力が伝わるような文章を考える
- 複数の媒体を利用してみる
一つずつ解説します。
ターゲットを明確にする
採用広告を掲載することで、自社の求人情報が今までよりも多くの求職者の目に留まるようになります。
しかし、ターゲットが曖昧だと誰にも刺さらないような採用広告が出来上がってしまうので、注意が必要です。
そのため、「どのような求職者に採用広告を見てもらいたいのか」まずはターゲットを明確にしましょう。
自社の強みや魅力が伝わるような文章を考える
当たり前のことですが、採用広告は自社だけでなく既に多くの企業が活用しているため、ありきたりな内容を記載しただけでは求職者の興味関心を惹くことができません。
競合他社との差別化が図れるよう、自社の強みや魅力が伝わるような文章を考えましょう。
複数の媒体を利用してみる
採用広告の特徴について前項で紹介しましたが、実際に掲載してみないとわからないこともあるはずです。
そのため、最初から一つの媒体に絞るのではなく、まずは複数の媒体を一通り利用してみるのがおすすめです。
いくつか利用したなかで、一番使いやすくて効果が期待できる媒体を選びましょう。
まとめ
本記事では、採用広告の基礎知識や主な種類・掲載するための手順・成果を出すために意識すべきポイントなどについて解説しました。
採用広告を掲載することで、多くの求職者から自社の求人情報を見てもらえます。
採用広告で成果を出したいのであれば、ターゲットを明確にしたり自社の強みや魅力が伝わるような文章を考えたりすることを意識しましょう。
「採用広告に割けるリソースがない」「自分たちだけで効果的な採用広告を掲載できるか不安」ということであれば、株式会社ニューズベースにお任せください。
株式会社ニューズベースでは、採用代行(RPO)サービスを提供しており、採用活動における各種メール配信や求職者の問合せ対応・書類の作成などの業務を委託できます。
採用広告そのものに対する支援も行っているため、まずはお気軽にご相談ください。
本記事を参考に、新たな人材が確保できずに困っている企業は採用広告の活用を検討してみましょう。