司会初心者でも安心!研修会の司会進行や挨拶に使える台本/例文をご紹介
企業では定期的に研修会が開催されますが、スムーズにいくかどうかは司会者の力量次第です。司会者は重要な役割を担っているので、不安に感じてしまう方も少なくありません。
司会者は多くの参加者の目の前に立って話さなければいけないので緊張してしまうかもしれませんが、しっかりと台本を作成したりポイントを抑えたりすることで成功する確率が高まります。
そこで本記事では、司会者に求められる役割や司会の台本を作成するための方法・気をつけるべきポイントなどについて解説します。
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目次
研修会の司会に求められる3つの役割
司会は研修会を成功に導くためのキーパーソンであるといえます。そう聞くと荷が重いと感じる人もいるでしょうが、ポイントを抑えておけば、初めての方でもうまく司会を務めることができます。
台本を作成する前に、まずは研修会の司会に求められる役割について考えてみましょう。ここでは、司会に求められる3つの役割をご紹介します。
研修会の進行
研修会をプログラム通りに進行していくのが、司会者に求められる最も大きな役割です。
研修会では、どうしても当日予期せぬハプニングが発生し、時間が早まったり遅れてしまったりという事態が起こり得ます。そのような中で、できるだけ予定通りのプログラム進行ができるように司会者がタイムスケジュールを管理していくことが大切です。
ある程度余裕を持ったタイムスケジュールを立て、多少の時間調整は質疑応答の時間などを使って、柔軟に調整すると良いでしょう。
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参加者への各種アナウンス
会場の案内や休憩時間の案内など、参加者へ周知が必要な情報をアナウンスするのも司会の役割です。できるだけ事前に自分の目で会場の下見をして、非常口やお手洗い、喫煙所などの位置を確認しておくと安心です。
また、研修会では参加者にアンケートの記入をお願いしている場合も多いでしょう。参加者にしっかりとアンケートを書いてもらうことは、今後の研修会の開催に役立ちます。各種挨拶や休憩時間のタイミングで、アンケート記載のお願いについてのアナウンスを入れるようにしましょう。
講師の紹介
講師を招いて行う研修会の場合、講師の紹介をするのも司会者の役割となります。参加者の興味関心を高め、スムーズに講師の話へ移行できるような紹介をすることが大切です。また、講師への質疑応答でも、司会者は重要な役割を持ちます。
もし参加者からなかなか手が挙がらなかった場合には、司会者から質問をしたり、話の内容を振り返ったりするなど、質疑応答の時間を無駄にしない工夫が必要です。司会者はできれば事前に講師との打ち合わせをし、想定問答集を用意しておくと良いでしょう。
司会の台本を作成するための7つのステップ
司会の台本では、時間・項目・進行といった3つの内容を記載します。以下はオンラインにおける司会の台本イメージです。
時間 | 項目 | 進行 |
13:00 | 接続テストおよび関係者顔合わせ | 関係者のみ入室できる研修会セッションを立ち上げる。接続確認やスライド映像の確認、顔合わせを行う |
13:50 | 視聴者の入室スタート | 開始ボタンを押す |
14:00 | 研修会開始の挨拶と注意事項 | ・開始の挨拶 ・注意事項のスライド掲示 ・講師プロフィールスライド掲示 ・講師のカメラオンおよびミュートの解除 |
14:03 | 講演 | 14:50まで講演していただく |
14:50 | 質疑応答 | ・スタッフがチャットを拾って質問への回答を促す ・講師の方にも気になる質問を随時ピックアップしてもらう |
14:10 | 研修会終了 | ・閉会の挨拶 ・オンライン接続を切る |
別途、挨拶文や注意事項については、文章化して台本に記載しておき、スムーズに読み上げられるようにしておきましょう。
このような台本を作成する場合、以下の7つのステップを意識することが大切です。
1.タイムスケジュールを作成する
2.役割を分担する
3.開会の挨拶を決める
4.注意事項について説明
5.講師の紹介
6.閉会の挨拶を決める
7. オンライン配信の場合はツール操作を確認
以下、それぞれ解説します。
タイムスケジュールを作成する
はじめに、タイムスケジュールを作成します。
タイムスケジュールを作成することで、当日の流れを大まかにイメージすることができるからです。なるべく分刻みで詳細に書き出していきましょう。
役割を分担する
タイムスケジュールを基に誰がどの役割を担うのか、分担していきます。
対面の場合には、参加者を対応する受付やプロジェクターに資料を映し出す際の画面の切り替え担当などが必要です。オンラインであれば、イレギュラーな事態が発生する可能性が高いので、万が一のトラブルが起きたときでも迅速に対応できる担当者を用意しておくのがおすすめです。
開会の挨拶を決める
開会の挨拶を誰がするのかを決めます。
ちなみに社内研修であれば、司会者が行うことがほとんどです。開会の挨拶では、今回の研修目的や研修内容などをメインに話します。あまり長く話しすぎないように気をつけましょう。
挨拶の内容についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
注意事項について説明
これから研修を始めていく上での注意事項について説明します。
対面の場合には、「携帯をマナーモードにしておく」「途中で居眠りしない」などがあります。一方、オンラインの場合には「カメラは常にオンにする」「ミュートにしておく」などを伝えましょう。
講師の紹介
研修会で講演する講師の紹介を行います。
紹介では、講師のこれまでの活躍や経歴なども簡潔に入れておきましょう。受講者がその講師について理解が深まり、なぜ今回講師として呼ばれたのかが分かるためおすすめです。
経歴などは間違いがないように、事前に講師の方からプロフィール情報をもらっておきましょう。
ただし、もらったプロフィールに付け加えてさまざまな情報を加えてしまうのは避けましょう。例えば、場を盛り上げようとして講師を変に持ち上げるようなセリフを入れてしまうと、場がしらけてしまったり、講師の方が恐縮して話しにくくなったりするためです。講師の紹介はなるべく簡潔に分かりやすくするのがおすすめです。
また、紹介のあとは、呼び込みのセリフも台本に記載しておきましょう。呼び込みのセリフは、講師が講演をするきっかけになります。スムーズに講演を行えるように、事前に講師とセリフやタイミングについてすり合わせをしておいてください。
閉会の挨拶を決める
研修終了後の閉会の挨拶を決めます。
閉会の挨拶時には、以下の3つの内容を必ず盛り込みましょう。
・今回の研修が終了すること
・講師への感謝の言葉
・受講者へのお礼
閉会の挨拶まで決まれば、台本の作成は完了です。
オンライン配信の場合はツール操作を確認
ウェビナーの場合は、台本作成時に配信ツールの操作方法を必ず確認しましょう。
オンライン配信の場合、オフラインと違って何かとトラブルやタイムラグが起こりやすいものです。例えば、開会の挨拶から講演に移る際には講師に画面を切り替えますが、その操作方法を誤れば視聴者を混乱させてしまいます。画面を切り替わったと思って講師が話し始めたものの、タイムラグで講師のカメラ映像が表示されないこともあるでしょう。
こうしたトラブルやタイムラグがありますので、台本作成時に実際に配信テストもあわせて行うことをおすすめします。あらゆることを想定した上で台本を作成しておけば、万が一のときもスムーズに対処できます。
実際の司会進行の仕方
実際の司会進行の仕方について気になる担当者も多いはずです。
研修の場合、以下の4ステップで進んでいきます。
・開会の挨拶と注意点の説明
・講師と演題の紹介
・終了した後の質疑応答
・終わりの挨拶
一つずつ解説します。
開会の挨拶と注意点の説明
研修を開催する上での開会の挨拶を行います。
司会者が開会の挨拶をする場合には、自分の名前も一緒に紹介しましょう。その後、研修に参加する上での注意点を説明します。対面とオンラインの場合で説明する内容は異なるので、注意しましょう。
講師と演題の紹介
講師と演題を紹介します。
講師を紹介する際には、これまでの活躍や経歴を軽く説明しましょう。その後、今回の研修で学習する演題を発表します。講師の方と事前に打ち合わせしておくとスムーズです。
終了した後の質疑応答
研修が終了した後は質疑応答の時間に入ります。
予定よりも質疑応答に入る時間が早い場合には、できる限り時間を割きましょう。逆に時間が残りわずかの場合には、2〜3人程度に絞るなど、臨機応変に対応することが大切です。
終わりの挨拶
最後に終わりの挨拶を行います。
既に集中力が低下している参加者も多いので、終わりの挨拶はなるべく簡潔にしましょう。
これが司会をする上での一連の流れとなります。
研修会の司会台本の例文
ここでは実際に使える研修会の司会台本の例文をご紹介します。研修会の内容に合わせて、適宜変更の上ご自由にご利用ください。
【会場案内(開会前)】
本日はご参加いただき誠にありがとうございます。
まもなく○時より○○研修会が開会となります。参加者の皆さまにご案内いたします。
会場内は飲食及び喫煙は禁止となっております。お煙草をお吸いの方は、お手数ですが、○階喫煙所をご利用ください。またスマートフォンのご使用は他の参加者の方のご迷惑となるため、電源をお切りになるか、マナーモードに設定いただくよう、ご協力お願い申し上げます。
それでは、開会までもうしばらくお待ちください。
【開会の挨拶】
本日はお忙しいところ、○○研修会にご参加いただき誠にありがとうございます。
本日の司会を務めさせていただく○○と申します。
それではこれより○○研修会を始めさせていただきます。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
まず始めに、代表の○○より開会の挨拶をさせていただきます。
【オンライン配信の場合:開会の挨拶】
お時間になりましたので、ただいまより「◯◯オンライン研修会」を開始させていただきます。
本日の司会進行を務めさせていただく◯◯と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
まず初めに、本研修会に際しての注意事項をお知らせします。
ご視聴は、通信環境のよいところでお願いいたします。万が一、音声・映像が乱れる場合は、一度ご退出いただいて入室し直していただきますと、改善されることがございます。
録音・録画、スクリーンショットの撮影は禁止とさせていただきます。また、研修会の内容をSNS等に掲載することもおやめくださるよう、お願い申し上げます。
(講師プロフィール紹介後)
それでは◯◯さん、よろしくお願いいたします。
【オンライン配信の場合:質疑応答】
講師への質問は画面右下にございます、チャットボタンからお願いいたします。内容をご入力後、エンターボタンを押していただくことで、質問が送信されます。
スマートフォンにてご視聴されている方は、画面右上の「詳細」ボタンを押してチャットボタンを選択してください。チャット画面が開き、質問を送信いただけます。
【講師紹介】
それではこれより「○○さん(講師の名前)」による「○○について」の講演に移らせていただきます。
簡単にではございますが、○○さんについてのご紹介させていただきます。
○○さんは、○○大学をご卒業後、株式会社○○に入社され、経営コンサルティングに従事してきました。金融・メーカー・卸売など幅広い業界のコンサルティング支援に携わり、数多くの会社の経営再建に携わった実績をお持ちです。現在は、同社のコンサルティング部門の責任者としてご活躍されています。
それでは、○○さんにご登壇いただきます。○○さん、よろしくお願いいたします。
【休憩時間の案内】
以上をもちまして第1部を終了いたします。
これより20分間の休憩とさせていただきます。お手洗いは会場を出て右手突き当たりにございます。
第2部のスタートは15時を予定しておりますので、それまでにご着席ください。
また受付時に配布したアンケートへのご協力を、よろしくお願いいたします。
【閉会の挨拶】
以上をもちまして、○○研修会を終了とさせていただきます。
皆さま、最後までご参加いただき、誠にありがとうございました。
そしてたくさんの貴重なご意見をお寄せいただいたこと、心より感謝申し上げます。
アンケートの回収箱は会場後方にございます。お忙しい中恐れ入りますが、アンケートにご協力いただけますと幸いです。
お忘れ物のないよう、お気をつけてお帰りくださいませ。
またのご来場、お待ちしております。
挨拶を決めたらその次は?当日までのタスクをTODOリストでチェック
研修会の司会者が気をつけるべき4つのポイント
研修会において司会者が気をつけるべきポイントは以下の4つです。
・台本の練習
・話し方
・身だしなみ
・会場の雰囲気作り
意識するだけで、司会がスムーズに行きます。順番にみていきましょう。
台本の練習
ここまでお伝えした通り、当日の司会進行を成功させるために一番重要なのはやはり事前準備です。
作成した台本は何度も声に出して読んで練習しましょう。全て暗記する必要はありませんが、当日はただ台本を読んでいるだけとならないよう、伝えたいポイントは頭に入れておく必要があります。何度も練習することで自信につながり、当日の緊張も和らぐことでしょう。
話し方
参加者に伝わりやすい司会進行をするためには話し方にも工夫が必要です。緊張すると視線が泳いでしまいがちですが、できるだけ参加者の目を見て話すことを意識しましょう。
台本を読みながらであっても、ずっと下を向きっぱなしだと、暗い印象になりがちです。声も遠くまで届きづらくなってしまうため、せめて挨拶のタイミングなど、大事なポイントではきちんと顔を上げることを心がけましょう。
また一方的に司会者が話すだけでなく、参加者にも問いを投げかけながら、参加者が積極的に参加しやすくすることも大切です。他にも、重要な内容は時間を空けて複数回アナウンスしたり、ボディーランゲージを交えながら話したりするのも効果的です。
身だしなみ
研修会の司会をする際は、身だしなみに気をつけることも大切です。司会者は、研修会の雰囲気に合わせた清潔感のある服装を心がけましょう。
服装で悩んだ場合は、基本的にはスーツなどのフォーマルな服装が好ましいです。また服装だけでなく髪型や、女性の場合はメイクなどにも気を配り、参加者に不快な印象を与えないことが大切です。
会場の雰囲気作り
司会者は研修会の雰囲気作りをするための重要な存在です。研修会の内容に合わせて柔らかい雰囲気にしたいか、または畏まった雰囲気にしたいかを考え、それに合わせた言葉遣いや話し方を意識しましょう。
初めて司会を任されたという方はどうしても緊張してしまうものですが、過度な緊張は参加者の緊張も増幅させてしまいます。
もしどうしても緊張してしまうという方は、自己紹介をする際に司会が初めてで緊張している、ということを伝えてしまうのも一つの手です。それにより、参加者が和やかな雰囲気になる場合も多いです。
まとめ
本記事では、司会者に求められる役割や司会の台本を作成するための方法・気をつけるべきポイントなどについて解説しました。
司会者は、進行業務だけでなく参加者へのアナウンス・講師の紹介など、やるべきことが豊富にあります。そのため、台本を作成しておくことが重要です。台本作成もある程度のテンプレートがあるので、本記事を参考にしてみましょう。
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