【ビジネスマナー研修】開催するメリットや実施内容・ポイントについて解説!
一般社団法人日本能率協会が調査した「ビジネスパーソン 1000人調査」によると、「あなた自身にとってビジネスマナーは、仕事をスムーズに進める上で必要だと思いますか。」という質問に対して8割以上の人が「必要である」と回答しています。
このように社会人として働く上で、ビジネスマナーの習得は欠かせません。
そんなビジネスマナーについて、習得に向けて「ビジネスマナー研修」を開催することもあるでしょう。
本記事では、ビジネスマナー研修の基礎知識や開催するメリット・主な実施内容について解説します。
目次
ビジネスマナー研修とは?形式について
ビジネスマナー研修とは、名前の通り正しいビジネスマナーを学習できる研修のことです。
そもそもビジネスマナーとは、社会人として働く上で必要とされるマナーのことであり、具体的には明るく挨拶したり、清潔感のあるような身だしなみを整えたりするなどのことが挙げられます。
ビジネスマナーがしっかり身についていないと、無意識のうちに相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。
その結果、クライアントからの信頼を勝ち取ることができず、自社のブランドを低下させてしまう恐れもあるので、ビジネスマナー研修は必要不可欠な研修といっても過言ではありません。
なお、ビジネスマナー研修を開催する際の形式は、「講師派遣型」と「公開研修型」の2種類があります。
- 講師派遣型:プロの講師を研修会場へと実際に呼んで指導してもらう形式
- 公開研修型:研修会社が開催している研修に参加する形式
講師派遣型の場合は、プログラム内容に沿った講師を選ぶことが重要です。
一方、公開研修型の場合は、日程や参加費用・開催場所などが研修によって異なるため、事前に必ず確認しておきましょう。
ビジネスマナー研修を開催するメリット
ビジネスマナー研修を開催するメリットは、以下の2つです。
- ビジネスマナーの知識やスキルを習得できる
- 企業イメージの向上につながる
順番に解説します。
ビジネスマナーの知識やスキルを習得できる
ビジネスマナー研修を開催することで、ビジネスマナーに関する基礎知識やスキルを習得できます。
ビジネスマナー研修で学習した内容を実際の現場で活かすことで、社内外の人間から徐々に信頼されるようになり、信頼関係が構築されることによって、スムーズに仕事を進めることが可能です。
企業イメージの向上につながる
社外の人から見ると、業務において窓口となって対応した人物がその企業の「顔」となります。
ビジネスマナー研修によって、ビジネスマナーの知識やスキルを習得することで、元気な挨拶や丁寧な言葉遣いが自然と行えるようになります。
その結果、「社員の教育が行き届いている企業」と評価されるようになり、企業イメージの向上につながるはずです。
ビジネスマナー研修の主な実施内容
ビジネスマナー研修の主な実施内容は、以下の通りです。
- 挨拶
- 身だしなみ
- 言葉遣い・話し方
- 名刺交換
- 電話対応
順番に解説します。
挨拶
1つ目は挨拶です。
挨拶は、さまざまなタイミングで行われます。明るく元気に挨拶することで、お互いが気持ちの良い関係を築くことができます。
挨拶はビジネスマナーの基礎と言っても過言ではないので、ビジネスマナー研修では、挨拶の仕方や表情の作り方・状況に応じた挨拶の使い分けなどを学習します。
身だしなみ
2つ目は身だしなみです。
スーツ着用が義務付けられている企業もあれば、私服での出勤がOKの企業もあります。
身だしなみの正解は企業によっても異なりますが、相手に不快だと思われないようにすることは、どの企業でも統一されていることです。
そのため、ビジネスマナー研修では、髪型や服装・アクセサリーなどがTPOに適しているかについて学習します。
言葉遣い・話し方
3つ目は言葉遣い・話し方です。
たとえ身だしなみや挨拶ができていても、言葉遣いが適切でなかったり、聞き取りづらい話し方だったりすると、相手から信頼を得るのは難しいでしょう。
そのような事態を防ぐためにも、ビジネスマナー研修では、尊敬語・謙譲語・丁寧語などの使い分け方や、話すスピード・トーンなどについて学習します。
名刺交換
4つ目は名刺交換です。
社会人として働く前に、名刺交換を行ったことのない人がほとんどのはずです。
名刺交換がうまくできないと、第一印象が悪く思われてしまう可能性があるので、ビジネスマナー研修では名刺交換のタイミングや渡し方などについて、ロールプレイングを交えながら学習します。
電話対応
5つ目は電話対応です。
スマートフォンの登場により、SNSが急速に普及したことで、日常生活において最近はテキストでのやりとりがメインとなっています。そのため、電話対応に苦手意識を持つ人も少なくありません。
しかし業務を行う上で、電話対応は必須です。新入社員は、率先的に電話対応を求められる企業も多いので、相手に失礼のないよう、電話の受け方やかけ方・切り方などについて学習します。
効果的なビジネスマナー研修を開催するためのポイント
効果的なビジネスマナー研修を開催したいのであれば、以下3つのポイントを意識しましょう。
- 自社に最適な開催形式を選ぶ
- 実績のある研修会社を選ぶ
- 実際の現場で活かせるようフォロー体制を構築する
一つずつ解説します。
自社に最適な開催形式を選ぶ
前項でも述べた通り、ビジネスマナー研修を開催する際の形式は、講師派遣型と公開研修型の2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、特徴をしっかりと把握した上で、自社に最適な開催形式を選びましょう。
実績のある研修会社を選ぶ
ビジネスマナー研修を外部に委託する場合には、実績のある研修会社を選びましょう。
なぜなら、実績が乏しい研修会社に依頼してしまうと、自社の要望に沿ったビジネスマナー研修を開催できず、十分な効果が期待できない可能性があるからです。
実績の有無について、多くの場合ホームページに掲載されているため、依頼する前に必ず確認しましょう。
実際の現場で活かせるようフォロー体制を構築する
どれだけ有意義なビジネスマナー研修を開催したとしても、実際の現場で活用できなければ意味がありません。
とはいえ、研修後にいきなりビジネスマナー研修で習得した知識やスキルを活かすのはなかなか難しいものです。
実践に近い練習の場を作ったり、上司の対応の様子を見る機会を作ったりと、実践につなげるためのフォロー体制を構築しましょう。
まとめ
本記事では、ビジネスマナー研修の基礎知識や開催するメリット・主な実施内容について解説しました。
ビジネスマナー研修を開催することで、ビジネスマナーの知識やスキルを習得できるようになり、企業イメージの向上にも期待ができます。
効果的なビジネスマナー研修を開催したいのであれば、自社に最適な開催形式を選んだり、実際の現場で活かせるようなフォロー体制を構築したりしましょう。
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