Zoomで研修を行うメリットとは?便利な機能や成功させるためのポイントを紹介
働き方の変化や感染症の流行などをきっかけに、近年ではZoomを活用したオンラインでの研修が当たり前となってきました。
そのため、これからZoomを活用したオンラインでの研修を開催しようと検討しているという企業も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Zoomで研修を行うメリットや知っておきたい便利な機能・成功させるために意識すべきポイントを解説します。
目次
Zoomにおける研修方法は2つ
Zoomにおける研修方法として、以下の2つがあります。
- ミーティング型
- ウェビナー型
順番に解説します。
ミーティング型
ミーティング型は、「Zoom Meetings」を活用して研修を開催する方法です。
ミーティング型にすることで、受講者同士でお互いにコミュニケーションが取れるだけでなく、受講者を少人数のグループに分ける「ブレイクアウトルーム」という機能も活用できます。
そのため、グループワークやディスカッションをメインとした、参加型の研修を開催する際におすすめです。
ウェビナー型
ウェビナー型は、「Zoom Webinars」を活用して研修を開催する方法です。
ウェビナー形式となるため、基本的には講師が受講者に対して一方的に話す場合に適しています。
受講者は「視聴専用モード」での参加となり、自身でミュートのオン・オフができません。
ライセンスにもよりますが、定員は500〜50,000人であるため、座学を中心とした大規模な研修を開催する際におすすめです。
ミーティング型とウェビナー型のそれぞれの違いについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Zoomで研修を行うメリット
Zoomで研修を行うメリットは、以下の2つです。
- アカウントを作成しなくても利用できる
- 研修に必要な機能が揃っている
一つずつ解説します。
アカウントを作成しなくても利用できる
Zoomでは、研修を行う主催者がアカウントを取得していれば、受講者はアカウントを作成しなくても利用できます。
共有されたURLをクリックするだけで受講者は参加できるので、手間がかかりません。
研修に必要な機能が揃っている
Zoomは、チャット機能やブレイクアウトルーム機能・挙手機能など、オンラインでの研修に必要な機能が揃っています。
そのため、Zoomを活用することで効果的な研修に期待ができるでしょう。
Zoomのなかでも特に研修で活用できる便利な機能について、次項で詳しく解説します。
Zoomで研修を行う際に知っておきたい便利な機能
Zoomで研修を行う際に知っておきたい便利な機能として、以下の7つを紹介します。
- チャット機能
- ブレイクアウトルーム機能
- 挙手機能
- 画面共有
- 録画機能
- 背景設定機能
- ホワイトボード機能
順番に解説します。
チャット機能
1つ目は、チャット機能です。
チャット機能では、受講者や講師に対してテキストでメッセージを送れます。
ブレイクアウトルーム機能
2つ目は、ブレイクアウトルーム機能です。
ブレイクアウトルーム機能を利用することで、受講者を少人数のグループに分けることが可能です。
ただし、ブレイクアウトルーム機能を利用できるのはミーティング型のみとなっておりますので、注意しましょう。
挙手機能
3つ目は、挙手機能です。
挙手機能は、主に講師が受講者に対して何か質問があるかを問いかけた際に活用します。
画面共有機能
4つ目は、画面共有機能です。
画面共有機能を利用することで、自身の画面を相手の画面に映すことが可能です。
主に資料を共有する際に使われます。
ミーティング型の場合は誰でも利用できますが、ウェビナー型の場合はホストとパネリストのみが利用できる機能となっているため、注意しましょう。
録画機能
5つ目は、録画機能です。
録画機能を活用することで、実際に行った研修の映像をデータとして保存できます。
欠席者に研修内容を共有したり、後から研修を振り返ったりする際に役立ちます。
背景設定機能
6つ目は、背景設定機能です。
背景設定機能を活用することで、仮想的な背景に置き換えることが可能です。
ただし、パソコンのスペックが低いと動作に支障をきたす恐れがあるので注意しましょう。
ホワイトボード機能
7つ目は、ホワイトボード機能です。
ホワイトボード機能を活用することで、ホワイトボードのような画面に自由に書き込むことが可能です。
講師が口頭で話すよりも図で解説したほうがわかりやすい場合や、グループワーク・ディスカッションを行うときなどに活用できます。
Zoomで研修を成功させるために意識すべきポイント
Zoomで研修を成功させたいのであれば、以下3つのポイントを意識しましょう。
- 事前準備を徹底する
- 受講者は顔出しで参加してもらう
- セキュリティには十分に配慮する
一つずつ解説します。
事前準備を徹底する
Zoomでの研修を成功させるためには、事前準備が何よりも重要になってきます。
事前準備のなかでも以下の内容については、特に徹底しましょう。
- インターネット環境は安定しているか
- マイクやカメラは正常に動作しているか
- イレギュラーな事態が起きた際の対策は万全か
事前準備に不備がないよう、あらかじめチェックリストを作成しておくのがおすすめです。
受講者は顔出しで参加してもらう
対面と違ってZoomで研修を行う場合、受講者はカメラをONにして顔を映すかを自由に決められます。
もし、顔出しなしの状態で研修を行った場合、誰からも見られていないという理由で集中を欠いてしまう受講者が出る可能性があります。
また、講師は受講者のリアクションが見えないことから、研修内容を本当に理解しているのかを把握できず、不安になってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、顔出しで参加してもらうようにしましょう。
セキュリティには十分に配慮する
Zoomに限らず、オンライン研修は指定されたURLをクリックすれば、誰でも参加することが可能です。
何らかの手違いで第三者に研修のURLが知られた場合、研修内容が漏洩する恐れがあります。
その結果、企業の信用低下につながるため、セキュリティには十分に配慮しましょう。
具体的な対策として、パスワードを設定するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、Zoomで研修を行うメリットや知っておきたい便利な機能・成功させるために意識すべきポイントを解説しました。
Zoomにおける研修方法としてミーティング型とウェビナー型の2つがあり、受講者はアカウントを作成しなくても利用できたり、研修に必要な機能が揃っていたりするなどのメリットに期待ができます。
Zoomには、チャット機能やブレイクアウトルーム機能・挙手機能など便利な機能が揃っているので、それらの機能を積極的に活用することで、スムーズに研修を進めることが可能です。
Zoomで研修を成功させたいのであれば、事前準備を徹底したり受講者には顔出しで参加してもらったりするようにしましょう。
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