採用サイトに社員インタビューを掲載するメリットとは?質問内容や注意点などについても解説!
採用サイトに社員インタビューを掲載している企業も多いですが、具体的にどのような効果が期待できるのか把握していない方も多いのではないでしょうか。
また、社員インタビューをこれから実施するにあたって、何を聞けばいいのかわからないという担当者もいるはずです。
そこで本記事では、採用サイトに社員インタビューを掲載するメリットや質問内容・注意点などについて解説します。
目次
採用サイトに社員インタビューを掲載するメリット
採用サイトに社員インタビューを掲載するメリットは、以下の3つです。
- 自社に対する理解度が深まる
- ミスマッチを防げる
- 従業員のモチベーション向上につながる
順番に解説します。
自社に対する理解度が深まる
求職者が企業を選ぶにあたって、「働きやすい職場環境か」「毎月の残業時間はどれくらいか」など、知りたい情報は数多くあります。
そういった職場のリアルな環境を伝えるために、社員インタビューは効果的です。
さまざまな社員の声を通して職場の雰囲気や魅力、実際の様子を発信することで、求職者が求める情報を共有でき、自社に対する理解度を深めてもらうことができます。
ミスマッチを防げる
せっかく入社してくれたのにもかかわらず、入社前に想像していた職場の様子と実際の様子とでギャップが生じてしまうと、最悪の場合早期離職に至ってしまう可能性があります。
社員インタビューでは、日々の業務内容や1日のスケジュールなど、実際に働いているリアルな従業員の情報を発信するので、未然にミスマッチを防ぐことにもつながります。
従業員のモチベーション向上につながる
社員インタビューでは、主に活躍している従業員を対象に選びます。そのため、社員インタビューに選ばれた従業員は「自分の頑張りが認められた」と思い、誇りに感じるでしょう。
また、社員インタビューを採用サイトに掲載すると、求職者だけでなくほかの従業員もその内容を読むことができます。共に働く従業員の活躍する様子を見ることで、自分も頑張ろうと思い、モチベーションが高まる効果も期待できるでしょう。
社員インタビューでの質問内容
社員インタビューを行う際には、以下の内容について質問してみましょう。
- 自己紹介
- 入社したきっかけ
- 1日のスケジュール
- 働く環境や人間関係
- キャリアビジョン
- 業務に対するやりがい
- 業務を行う上での大変な部分
上記はあくまでも一例です。
ほかにも求職者に伝えたい情報がある場合には、質問項目に加えましょう。
社員インタビューで意識すべきポイントや注意点
社員インタビューで意識すべきポイントや注意点は以下の7つです。
- ターゲットを明確にする
- 写真を積極的に活用する
- 求職者に身近な人材を選ぶ
- あらかじめ質問する内容を共有しておく
- インタビューする人材のバランスを意識する
- 顔出しOKか確認する
- 公開前に情報の精査を行う
一つずつ解説します。
ターゲットを明確にする
どのような求職者に読んでもらいたいか、ターゲット設定が曖昧な状態で社員インタビューを作成しても、誰の心にも刺さりません。
「○○の領域で活躍したいと考えている求職者」「○○な働き方がしたい求職者」など、読者層のイメージを明確にし、その読者のニーズを満たす内容になるよう気を付けましょう。
写真を積極的に活用する
社員インタビューを掲載しても、テキストだけでは具体的なイメージを湧かせることは困難です。
特に職場の雰囲気や実際の業務といった定性的な内容はテキストだけでは表現しにくい部分でもあるため、写真を積極的に活用しましょう。
求職者に身近な人材を選ぶ
役職者やベテランの従業員だけにインタビューしても、求職者の興味関心を惹くことは難しいでしょう。なぜなら、「入社してから実際に活躍できるのだろうか」と不安に感じている求職者がほとんどだからです。
そのため、社員インタビューにはなるべく入社歴が浅くて活躍している人材も選ぶようにしましょう。
あらかじめ質問する内容を共有しておく
事前に打ち合わせすることなく社員インタビューを実施してしまうと、インタビューを受ける従業員はその場で回答を考えなければいけなくなります。
その結果、浅い回答しか得られない可能性があるため、あらかじめ質問する内容は共有しておきましょう。
インタビューする人材のバランスを意識する
社員インタビューを受けた従業員が全員男性だった場合、女性の求職者はあまり参考にならないと感じるかもしれません。
自分が希望としている職種や部署に関する社員インタビューがない場合にも、求職者は同様のことを思うはずです。
そのため、インタビューする人材のバランスを意識しましょう。
顔出しOKか確認する
社員インタビューを受ける従業員によっては、顔出しNGの人もいます。
なるべく顔出しをしてもらったほうが求職者に安心感を与えることができて雰囲気も伝わりやすいので、社員インタビューを行う前に顔出しOKか確認しましょう。
また、無断で顔出しの社員インタビューを掲載してしまうと、トラブルに発展する可能性もあるので、本人に必ず許可をもらうようにしましょう。
公開前に情報の精査を行う
社員インタビューは公開前に必ず情報の精査を行いましょう。
情報の精査を行わないと、社内秘の情報に関する発言をそのまま採用サイトに掲載してしまうといったリスクがあるからです。
インタビュー内容は採用関係者だけでなく、インタビューに答える社員が所属する部署など、各所に確認を行ってもらうようにしましょう。
社員インタビューの実施方法は2パターン
社員インタビューを実施する方法は以下の2パターンです。
- 自社で実施する
- 業者に依頼する
それぞれのメリット・デメリットについて紹介します。
自社で実施する
社員インタビューを自社で実施するメリットは、コストを抑えられることです。
業者に依頼する場合、インタビュー、撮影、原稿の作成などさまざまな費用が掛かります。自社で制作するとこれらの費用はかかりません。ただし、企画設計から撮影・コンテンツ作成まで全て自社で行わなければいけないので、十分なリソースを確保しなければいけません。
また、社員インタビューに対するノウハウやスキルがない場合には、競合他社よりもクオリティが劣る可能性があるといったデメリットもあります。
業者に依頼する
社員インタビューを業者に依頼するメリットは自社のリソースがかからないことです。
さらに、プロが企画設計から撮影・コンテンツ作成まで行ってくれるので、ハイクオリティな社員インタビューに期待ができます。
ただし、デメリットとして前述の通りコストがかかることが挙げられます。
また、打ち合わせの段階でコミュニケーションが取れていないと、自社が求めていたものとは異なるテイストの社員インタビューが納品される可能性があるので、注意しましょう。
まとめ
本記事では、採用サイトに社員インタビューを掲載するメリットや質問内容・注意点などについて解説しました。
採用サイトに社員インタビューを掲載することで、自社に対する理解度が深まったりミスマッチを防げたりするなどのメリットが期待できます。社員インタビューを制作する際には、ターゲットを明確にしたり写真を積極的に活用したりすることを意識しましょう。
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