会社説明会で資料を作る目的や記載内容・効果的にするポイントなども解説!
会社説明会を開催するにあたって資料を作成する必要がありますが、どのように作成すればいいのかわからないという担当者も多いはずです。
そこで本記事では、会社説明会で資料を作成する目的や記載すべき内容・効果的な資料を作成するためのポイントなどについて解説します。
目次
会社説明会は採用活動の成果に大きく影響する
会社説明会は採用活動の成果に大きく影響するといっても過言ではありません。
なぜなら、会社説明会は求職者と企業が初めて接触する場だからです。
そのため、雰囲気が悪かったり、興味関心を惹くような内容ではなかったりすると、求職者からエントリーすらしてもらえない可能性があります。
そのような事態を防ぐためにも、採用活動を成功させたいのであれば、企業は会社説明会に注力する必要があります。
会社説明会で資料を作成する目的
会社説明会で資料を作成する目的は、以下の2つです。
- 視覚的にも情報を伝えられる
- リマインド効果がある
順番に解説します。
視覚的にも情報を伝えられる
担当者が口頭で会社概要や魅力・特徴について説明しただけでは、具体的なイメージができないという求職者も多いはずです。
一方、資料を作成することで視覚的にも情報を伝えられるため、求職者の記憶に残りやすくなり、理解度を高めることにもつながります。
リマインド効果がある
会社説明会で聞いた内容は、時間の経過と共に次第に記憶が薄れていきます。
しかし、資料を作成し配布しておけば会社説明会が終了した後も見返してもらえるので、リマインド効果に期待ができるのです。
会社説明会の資料で記載すべき内容
会社説明会の資料にはどのような内容を記載すればいいのでしょうか。
主な内容は以下の通りです。
- 会社概要:会社名・設立年月日・所在地・従業員数など
- 企業理念:創業ストーリー・沿革など
- 事業内容:自社が開発・提供している商品・業界内でのポジションなど
- 仕事内容:職種ごとの仕事内容・仕事のやりがい・研修体制など
- 募集要項:自社が求める人物像・採用予定人数・福利厚生など
上記の内容はあくまでも一例です。
そのほかにも記載したい内容があれば、追加しましょう。
効果的な会社説明会の資料を作成するポイント
効果的な会社説明会の資料を作成したいのであれば、以下5つのポイントを意識しましょう。
- 図や写真を積極的に活用する
- 伝えたい内容を整理する
- シンプルなデザインを心がける
- 文字の大きさを工夫する
- 適度な余白を作る
一つずつ解説します。
図や写真を積極的に活用する
資料の大半がテキストで構成されていると、求職者は読みにくいと感じてしまいます。
また、写真が無ければ企業の様子や魅力が十分に伝わりません。
テキストだらけの資料は避け、図や写真を積極的に活用することを意識しましょう。
伝えたい内容を整理する
求職者に自社についてあれもこれも知ってもらおうとして情報を詰め込みすぎてしまうと、何を伝えたいのかがよくわからない資料が出来上がってしまいます。
そのため、まずは伝えたい内容を整理することが重要です。
本当に求職者に伝えたい内容だけを抜粋して、1ページにつき伝える内容は1つに絞ることを意識しましょう。
シンプルなデザインを心がける
さまざまな色を使うなど、資料を派手なデザインにしてしまうと、逆に読みにくくなる可能性があるので注意が必要です。
誰が読んでもわかりやすいと思えるよう、なるべくシンプルなデザインを心がけましょう。
文字の大きさを工夫する
資料を作成するにあたって、文字の大きさを工夫することも重要です。
読みやすい文字サイズにすることはもちろん、強調したい箇所は大きくしたり、太字にしたりと、視覚的にもメリハリのある資料にしましょう。
適度な余白を作る
テキストや画像でぎっしり埋め尽くされた資料は、求職者に圧迫感を与えてしまい、読みにくいと思われます。
担当者の話をメモしたいという求職者もいるため、資料を作成する際には適度な余白を作ることを意識しましょう。
会社説明会のプレゼンを成功させるために意識すべきこと
資料を完璧に仕上げたとしても、肝心のプレゼンがよくなければ意味がありません。
会社説明会のプレゼンを成功させたいのであれば、以下3つの内容について意識しましょう。
- 自社のいい部分だけを紹介しない
- 入社歴の浅い従業員に協力してもらう
- なるべく専門用語は使わない
順番に解説します。
自社のいい部分だけを紹介しない
1人でも多くの求職者から選んでもらうために、自社の魅力や強みをアピールすることは非常に重要です。
しかし、自社のいい部分だけしか紹介しないと、逆に怪しいと思われてしまいます。
たとえ人材を確保できたとしても、入社してから「思っていたのと違う」とミスマッチが生じてしまい、早期離職につながる可能性があります。
その結果、さらに採用コストがかかってしまい、担当者の負担も大きくなるので、ありのままの姿を求職者に伝えるようにしましょう。
入社歴の浅い従業員に協力してもらう
会社説明会では、自分が入社したときにどのような仕事をするのかイメージを持ちたいという求職者も多いはずです。
そこで、説明会では入社歴の浅い従業員に協力してもらいましょう。
入社歴の浅い従業員であれば、入社後の仕事の様子についてリアルに伝えることができるため、求職者が入社したときのビジョンがより明確となります。
また、「自分も入社してあの人のように活躍できるような人材になりたい」と求職者の志望度を高めることにもつながるはずです。
なるべく専門用語は使わない
会社説明会の参加者は、業界や職種についてまだあまり理解していない求職者がほとんどです。
そのため、なるべく専門用語は使わないようにしましょう。
どうしても専門用語を使う際には、どのような意味なのかについても補足でしっかり説明しましょう。
まとめ
本記事では、会社説明会で資料を作成する目的や記載すべき内容・効果的な資料を作成するためのポイントなどについて解説しました。
会社説明会は採用活動の成果に大きく影響するものであり、資料を作成することで視覚的に情報を伝えられたり、リマインド効果にも期待できたりします。資料を作成する際には、図や写真を積極的に活用したり、文字の大きさを工夫したりするなどのポイントを意識しましょう。
また、プレゼンを成功させたいのであれば、自社のいい部分だけを紹介するのではなく、ありのままの姿を求職者に伝えて専門用語はなるべく使わないことが重要です。
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