展示会の企画を考える上で覚えておきたい3つの原則とは?立案するまでの手順も紹介!

これから展示会に出展するにあたって、どのように企画を考えればよいのかわからないという方もいるはずです。
そこで本記事では、展示会の企画を考える上で覚えておきたい3つの原則や企画を立案するまでの手順について解説します。
展示会への出展が初めての企業や、出展経験が少ない担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
展示会の企画を考える上で覚えておきたい3つの原則
展示会の企画を考える上で覚えておきたい3つの原則は、以下の通りです。
- 目的とターゲットを明確にする
- 集客に注力する
- 無駄を削減して費用を抑える
一つずつ解説します。
目的とターゲットを明確にする
展示会の企画を考える上で目的とターゲットが曖昧な場合、誰にどのような訴求を行うべきか方向性が定まりません。
そのような事態を防ぐためにも、「なぜ展示会に出展する必要があるのか」「どのようなターゲットにアプローチしたいのか」など、目的とターゲットは必ず明確に設定するようにしましょう。
集客に注力する
どれだけ参加者の興味関心を惹くような企画を考案したり、クオリティの高いブースを制作したりすることができたとしても、集客が行えていなければ思うような成果は出せません。
一人でも多くの方に来場してもらい、1件でも多くの成約を獲得したいのであれば、事前の集客に注力するようにしましょう。
無駄を削減して費用を抑える
展示会に出展するにあたって、当然ですが費用がかかります。
展示会の費用を差し引いて、最終的に利益が残ることによってはじめて成功と言えるため、成功確率を少しでも上げたいのであれば、無駄を削減してなるべく費用を抑えることを意識しましょう。
展示会における企画を立案するまでの手順
展示会における企画を立案するまでの手順は、以下の通りです。
- 出展目的を設定する
- ターゲットを定める
- 出展したい展示会を決める
- 展示物を決める
- テーマやコンセプトを考える
- 予算を算出する
- スケジュールを策定する
- ブースデザインを決める
- コンテンツを考える
順番に解説します。
1.出展目的を設定する
展示会における企画を立案するにあたって、まずは出展目的を設定します。
出展目的によってその後の企画内容も変わってくるため、慎重に決めるようにしましょう。
なお、展示会に出展する目的の代表例は、以下の通りです。
- 認知度の向上
- 見込み顧客の獲得
- 既存顧客との関係性の構築
「新たにリリースした〇〇を紹介して見込み顧客を△件獲得する」といった形で、なるべく具体的に設定しましょう。
2.ターゲットを定める
出展目的を設定したら、次にターゲットを定めます。
こちらも出展目的同様に「〇〇に課題を抱えていて△△業界に勤めている顧客」といった形で、具体的に設定することが大切です。
また、並行してどの商品・サービスを出展するのかも決めておきましょう。
3.出展したい展示会を決める
ターゲットを定めたら、出展する展示会を決めます。
さまざまな方法がありますが、例えば世界の見本市・展示会情報(J-messe)より、出展する展示会を検索することが可能です。
展示会は数多くあるので、以下の項目を比較検討した上で慎重に選びましょう。
- ジャンル
- 開催日時
- 開催場所
- 出展費用
4.展示物を決める
出展したい展示会を選んだら、ブース内の展示物を決めます。
ブース内における展示物の一例は、以下の通りです。
- 出展する商品・サービス
- 商品やサービスの魅力を紹介するためのモニター
- 導入事例を紹介するためのパネル
展示物が充実しているほど参加者の興味関心を惹きやすくなるため、事前に準備しておきましょう。
5.テーマやコンセプトを考える
展示物を決めたら、テーマやコンセプトを考えましょう。
テーマやコンセプトを決めることで、ブースに統一感が出るようになり、他ブースとの差別化につながったり存在感が高まったりするなどの効果に期待ができます。
参加者に対して洗練されたイメージを持たせることもできるので、担当者同士で慎重に話し合いましょう。
6.予算を算出する
テーマやコンセプトを考えたら、展示会の出展に必要な予算を算出します。
展示会に出展する上でかかる費用項目は、以下の通りです。
- 出展費
- ブース制作費
- ブース施工費
- 備品レンタル費
- 荷物運搬費
- 広告費
- 交通費
- 動画制作費
- チラシ印刷費
- ノベルティ制作費
- 人件費
出展費に関しては、展示会の規模や開催地などによっても大きく変わってきます。
ブースの制作や施工・広告の出稿などを外部に委託する場合には、必ず正確な見積もりを出してもらいましょう。
7.スケジュールを策定する
予算を算出したら、スケジュールを策定します。
ただし、企画段階では1日ごとの細かいスケジュールにする必要はありません。まずは大まかにいつどのようなことをしていくのかを記載しましょう。
8.ブースデザインを決める
スケジュールを策定したら、ブースデザインを決めます。
ブースデザインを決める上で意識すべきポイントは、以下の通りです。
- 参加者の印象に残るような工夫を施す
- 照明を活用する
- ターゲットを意識したデザインにする
- 情報はわかりやすくコンパクトにまとめる
- ブースの内側も整理整頓する
ブースデザインについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
9.コンテンツを考える
ブースデザインを決めたら、より参加者体験を充実させるための各種コンテンツを考えます。
コンテンツの具体例は、以下の通りです。
- 製品デモンストレーション / VRやARなどのテクノロジーを活用した体験コーナー
- ブース来訪者へのノベルティ / 自社についてSNSに投稿した参加者への特典
- アンケート回答者限定のくじ引き
こうしたコンテンツを取り入れることによって、一人でも多くの参加者の興味を引くことに繋がり、集客効果に期待ができます。
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そのため、「自分たちだけで展示会に出展できるか不安」という企業も多いはずです。
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3つの原則で挙げた集客やコストカットの部分についてもサポートすることが可能です。
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まとめ
本記事では、展示会の企画を考える上で覚えておきたい3つの原則や企画を立案するまでの手順について解説しました。
展示会の企画を考える上で覚えておきたい3つの原則として、目的とターゲットの明確化や集客への注力・コストカットが挙げられます。
展示会の企画を立案するまでには数多くの手順を踏まなければいけないため、不安な方は本記事を参考にしてみてください。
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