声優やアニメのイベントにおける企画や運営会社で働くには?

公開日:2020.04.07

 

「声優やアニメのイベントに関わる仕事がしたい」という人は、決して少なくありません。

しかし、具体的にどうすれば声優やアニメのイベントに携われるか、わからない人も多いでしょう。

 

本記事では、こういったイベント運営に関わる会社で働く、企画に携わる方法を、詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。

 

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1.イベント企画会社に勤める

声優やアニメなど、サブカルチャーの企画に携わりたいのであれば、イベント企画会社へ就職するのが基本的な道筋です。イベント企画会社は、アニメーション制作会社や声優の事務所から依頼され、さまざまなイベント企画・運営を実施しています。

 

ただしイベント企画会社によって取り扱われる分野は、声優やアニメだけには限られません。ソーシャルゲームやフィギュア、ホビーやテレビゲームなど、多岐に渡ります。

変わったところでは、「2.5次元」なるジャンルを取り扱ったりもしています。

 

つまり携わりたいジャンルを得意としているイベント企画会社を見極めて、入社する必要があるわけです。ただし、かならずしも希望のジャンルに携われるとは限りません。

もしジャンルに固執するのであれば「そのジャンルに自分自身を投入することが有効である」と、会社が思えるような人材像であらねばなりません。

 

 

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2.イベント企画会社における仕事とは?

とはいえ、具体的にどんな仕事をするのか、イメージできない人もいるでしょう。イベント企画会社における仕事は、具体的には以下のようなものがあります。

 

2-1.イベントを企画するとはどういうことか?

イベントの企画とは、「顧客が売り込みたいものを、よりよいかたちで、市場にアピールする」というところが最終目的です。

イベント企画会社に就職するのであれば、この目標を達成するため、働くこととなります。

 

たとえば、

  • 顧客にとってよりよい露出のさせ方を考える
  • イベント当日のタイムスケジュールなどを組む
  • イベント参加者にインパクトが与えられるようなコンテンツを考案する
  • 会場の選定
  • 参加者層のマーケティング

などが挙げられます。

 

 

声優イベントを例に挙げてみましょう。

 

声優イベントを開催する最終的な目的は、声優が出演しているメディアのプロモーションです。アニメやソーシャルゲームなどがよい例です。

だとすると、

  • 声優にどのようなトークをしてもらうのか
  • メディアに興味を持ってもらえるようなコンテンツは何か
  • どのような層が参加するのか

といった部分を考案することになります。

 

マーケティング思考が強く求められる、難易度の高い仕事であると分かるでしょう。

 

 

2-2.イベントを運営する

当日は、イベント運営に参加することとなります。

特に入社初期は、イベント運営で裏方として働き、経験を積むこととなるでしょう。人によっては、この段階で大きなやりがいを感じられるかもしれません。ただし企画を考える工程へ参入するには、ある程度の下積みが必要です。

 

当日は、

  • 登壇者への案内
  • イベント来場者への案内
  • タイムキーパー
  • 撮影
  • 設営や片付け
  • 受付

 

など、さまざまな雑務にあたります。入社してしばらくは、このように現場での経験値を積む日々が続くでしょう。これにやりがいを感じる人もいれば、あまり楽しくはないという人もいます。

しかし、現場での経験があってこそ、良質の企画やコンテンツを考案できるようになります。イベント企画会社で働くのであれば、ある程度下積みが必要であるということは、理解しておきましょう。

 

 

2-3.グッズなどの企画

イベント企画会社によっては、声優やアニメ、ゲームなどの関連グッズを企画することもあります。

声優事務所やアニメーション制作会社、ゲーム開発会社から依頼を受けて、このような企画に取り組みます。関心があるジャンルに紐づいたグッズの企画は、たいへんやりがいのあるものでしょう。

 

グッズは、依頼者にとって貴重な収入源です。

中にはグッズ販売が、収益モデルにおいて根幹をなしているという場合もあります。楽しさがある一方で、良質なグッズを作り上げるという使命も帯びているというわけです。

 

ちなみに開発したグッズを店舗などへ持ち込み、営業するということもあります。

 

 

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3.待遇はどうなっている?

イベント企画に携わる人の待遇は、かなりばらつきがあるようです。イベント企画会社の規模が、ダイレクトに待遇へと反映されています。大手イベント企画会社であれば、年収1,000万円以上を稼ぐ人もいます。

 

ただし基本的には、仕事は忙しい部類です。残業や休日出勤などが多く、プライベートバランスは取りづらいでしょう。イベントが土日に開催されることも多く、まとまった休みも取りづらいです。

いわゆる「ブラック業界」とまでは断言できませんが、それなりの激務であるということは、理解しておく必要があります。

 

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4.まとめ

声優やアニメのイベントに携わりたいのであれば、イベント企画会社で働くことがもっとも現実的な選択肢です。下積み時代から、声優やアニメ関連のイベントで働くことが可能です。

 

キャリアを積めば、企画そのものの考案などにも携われます。興味ある分野の企画について考えることは、たいへん大きなやりがいをもたらすことでしょう。

ただしブラック業界とは言えないまでも、ある程度激務であるということについては、知っておく必要があります。

 

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