効果的な回答を得るために!セミナーアンケートのフォーマットとは?
自社でセミナーを開催し、最後に行う作業になるのがセミナーアンケートの実施です。
しかし、アンケートを行う目的や得たい効果がはっきりしていないため、受講者からの回答も漠然としたものばかり。
そうならないためにも、本記事ではセミナーアンケートの目的をはじめ、設問内容やフォーマット、集計方法について解説します。
目次
1.セミナーアンケートの目的
セミナーを実施する際に、アンケートを利用する目的は以下の通りです。
○お客様の「情報」や「声」を収集できる
セミナーアンケートの実施は、セミナー参加者の情報や生の声を収集することができます。
セミナー内容を充実させることも重要ですが、セミナー受講者がどのような問題を抱えているか、解決したい課題は何なのかを把握し、確実なニーズの元に、セミナーを実施することで、より満足度の高いセミナーを運営することができます。
○自社の強みを客観的に発見する
セミナーを主催する企業や、その商品やサービスに魅力を感じてセミナーに参加するという人もいます。自社が認識している強みと客観的な強みが合致していれば問題ないですが、仮に相違している場合は、セミナーやテーマの設定が異なってしまいます。
アンケート実施は、普段なかなか聞き出すことのできない強みを可視化することができるため、今後の商品開発やマーケティング及びブランディングなどに役立てることが可能です。
2.セミナーアンケートの項目やフォーマット
以下では、セミナーアンケートに記載したい必須項目をフォーマット形式で紹介し、なぜその項目が不可欠であるかも解説します。
○お客様のお名前・住所・連絡先
セミナーアンケートにおいて、お客様の基本的情報は必須項目です。
特にセミナー内容が「見込み客(リード)の獲得」を目的としているなら、お客様の基本情報を押さえることは、今後の情報発信や集客に繋げることができます。可能ならより詳細な情報を収集するために、職業や性別、年齢などの項目も設けるようにしましょう。
○セミナーを知ったきっかけ(参加しようと思った動機)
なぜセミナーに参加しようと思ったのか、どの広告媒体からこのセミナーの存在を知ったのかを設問項目に含めることで、集客の効果測定や次回以降の集客戦略に活かすことができます。
○セミナーに参加しやすい曜日・時間
この設問は単に集客を効率的にするだけではなく、お客様のライフスタイルを探るためのものになります。近年お客様のライフスタイルやニーズは多様化しているため、働き方や価値観を知れるデータは大切です。
○セミナーに参加した感想(満足度)
一般的な例としては、自由回答で「勉強になった」や「よかった」などの曖昧な評価しか引き出せないケースが存在します。よりアンケート結果を有益にさせるためには、点数や段階評価など可視化できる体系をとることをお勧めします。
○セミナーで取り上げて欲しいテーマ
意外のセミナーの満足度を高めるための設問として、次回セミナーで取り上げて欲しい内容やテーマについても項目を設けるようにしましょう。
お客様の潜在的なニーズを聞くことができるだけでなく、必要としている情報を探ることにもつながるため、効果的なセミナー運営や集客に結びつけることができます。
3.アンケートの集計方法
アンケートの回答が集まったら、適切な形で集計することが不可欠です。
以下ではセミナーアンケートの集計方法について解説します。
○アンケートツールでの集計
エクセルより手軽にアンケート結果を集計できるのがアンケートツールの活用です。
アンケートツールは、テンプレートや設問内容も豊富で簡単にアンケートが作成できるだけでなく、回答が自動で反映され、リアルタイム表示やクロス集計も可能なため、簡単かつスピーディーにアンケートを実施することができます。
○セミナー代行業者による集計
アンケートの実施までには、設問の作成からフォーマット決め、集計・分析など、工数や人員が必要になるため、効率的かつ効果的なアンケート実施を行うためには、セミナー代行業者を活用しましょう。代行業者であれば、決まった形式や設問項目をはじめ、カスタマイズされた方法や分析を行うことも可能です。そのためセミナーの目的や目標に応じたアンケート結果を収集することができます。
4.セミナー代行ならニューズベースがおすすめ
セミナーアンケートはお客様の情報やニーズを把握するために必要不可欠な作業です。
しかし、セミナーを開催するにあたってはテーマの選定から企画立案、当日の運営に至るまで、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。
そこで活用したいのが、セミナー運営の代行などを専門的なアウトソーシングサービスを提供する「株式会社ニューズベース」です。
ニューズベースであれば、セミナーアンケートの実施や分析などの専門的かつ部分的な業務サポートだけでなく、セミナー運営業務をトータルコーディネートするなど、お客様のニーズに応じて自由にセミナーをオーダーメイドすることができます。
5.まとめ
セミナーアンケートは形式上だけで実施するのでは意味がなく、セミナーを行う目的や結果に応じた運用を心かげなくてはなりません。そのため、事前にアンケートを行う目的を設定し、それに則した設問や集計方法をすることが重要です。
効果的かつ効率的にアンケートを行う場合は、セミナー代行業者であるニューズベースまでお問い合わせください。